topimage

2017-06

十薬会(銀山温泉) - 2017.06.18 Sun

学生時代の研究室仲間10人の会、名付けて「十薬会」(ドクダミの事を、ジュウヤクとも言います)
今年は、全員が古希を迎え、古希記念に『山形旅行』となり
東京駅9時10分発の新幹線で『さくらんぼ東根駅』に12時半着
まず、向かった先は、ふ懐石『文四郎麩』です。

P1280564.jpg

東根がある六田地区は羽州街道の宿場町として500年の歴史があり秋田佐竹藩の参勤交代の
宿場として賑い、「白水川」と豊富な湧き水、そして小麦の栽培に恵まれた土地だったため
昔から麩づくりが盛んにおこなわれたそうで、街道沿いには老舗の麩屋が並んでいました。

十薬会
羽州街道(松尾芭蕉が、尾花沢から山寺立石寺に向けて旅立った羽州街道は、奥州街道の桑折宿から左に
分岐し、その後、七ヶ宿、上山、山形、楯岡、尾花沢、新庄、秋田などの宿駅を経、青森の油川に達する
近世の脇往還で、東北地方の西部を貫く基幹道であった。)

今回は、都合がつかない人が2名いて8名での旅でしたが、50年前の研究室での出来事や
『十薬会』の思い出話をしながら、珍しい麩尽しの『六田ふ懐石ごっつお』を頂きました。

先付(生麩のあえもの)        芭蕉盛り合わせ(田楽、豆乳コロッケ、アボガドのバルサミコ酢和え)
P1280575.jpg P1280577.jpg

吸い物                  造り(筍の入った麩饅頭、タラの芽)
P1280578.jpg P1280579.jpg

雲片(生湯葉、クルミ、ヨモギ、わさびの葉のあんかけ) 酢の物
P1280580.jpg P1280581.jpg

煮物(焼き麩と季節の野菜)          香の物、ご飯、留め椀
P1280583.jpg P1280585.jpg

抹茶と麩饅頭
P1280586.jpg P1280588.jpg

麩は、小麦粉に含まれるグルテンを主原料とした加工食品。
小麦粉から作られるということは、うどんやパンなどと同じで小麦アレルギーが心配されます。

小麦アレルギーは、卵、牛乳に続き、日本人に多いアレルギーといわれ、
症状としては、かゆみ、蕁麻疹、目の腫れ、喉の痛み、吐き気、嘔吐、くしゃみ、鼻づまり、呼吸困難、
元気がない、意識がないなどです・・・が、十薬会のメンバーは、皆さん健康そのもので
グルテンフリーでないと・・・と言う心配ご無用。珍しい料理の数々を堪能しました。

東根の小学校校庭に生育する大欅は、樹齢は1000年以上とも1500年以上とも推定される巨木。
1957年に国の特別天然記念物に指定されたそうで~記念写真です。

P1280612.jpg

宿泊地は、銀山温泉
「おしん」の撮影地や時代の歯車が大正時代でとまってしまったような大正ロマンの湯の町で有名な
銀山温泉は、川をはさんで両側に建つ旅館は、まるで昔の宿屋の舞台装置であるかのようです。
また、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台になったとの噂もちらほら。

P1280877.jpg

銀山温泉は、名のように銀山で栄え、寛永年間の最盛期には2万5000人もの人夫がいたそうで・・・
明治より賑わいを見せた銀山温泉は一度洪水によって街が崩壊してしまい、
その後建て直して今の街並みがあるそうです。

20年前に、銀山温泉には来たことがありますが、温泉街へ着いた時の感動は大きく、
三層にも四層にも重なる屋根と歴史の色がにじみ出た木造に圧倒されました。

外人女将で有名だった「藤屋旅館」は、隈 研吾氏のデザインでリニューアル

P1280690.jpg

そんな建物が連なる中、一際目を引く銀山温泉のメインと言っていい「能登屋旅館」に宿泊です。
望楼のような三階建ての木造建築で、猫足の門や漆喰絵に魅かれます。

<<<<<<


夕食後は、フロントで赤いベンチコートを借りて、
「あれが、北斗七星。こっちがワシ座」と星空を眺め、ガス灯のやさしい光が灯された夜の街を散策。

P1280686.jpg

銀山温泉「能登屋」と言えば、NHK朝ドラ「おしん」で、母親が勤めていた旅館で有名ですね。
『おしん』の舞台となったことがきっかけで、その人気は海外でも「おしんドローム」という言葉が生まれたほど。
特にアジアで人気があり、現在も多くの外国人観光客が訪れているそうです。
温泉街には「おしん」に登場したこけし屋さんがあります。

P1280770.jpg

そうそう、能登屋旅館の朝食には、大根飯も出ましたよ。
ちょっと味のついたご飯に大根が混ざっていて・・・炊き込みではなく混ぜご飯かな~と思いました。

P1280753.jpg

2日目は、銀山温泉で観光ガイドさん付きで、人生の節目節目の幸せを願うパワスポットが集中している
銀山温泉のパワースポットめぐりをしながら、500年前に賑わった銀山の面影残る『銀坑洞』見学です。

P1280782.jpg

公園入り口の『白銀の滝』は、22メートルの絶壁から落ちて、水しぶきを上げる様子は雄大です。
対岸には観瀑台があり、周囲にマイナスイオンが溢れ、滝しぶきの心地よさも感じさせてくれます。

P1280718.jpg

白銀の滝野前には、事故防止・健康を願う・・・『『延命地蔵

P1280777.jpg

白銀の滝の上にある『せことい橋』では、運命の出会いを・・・

P1280784.jpg

せことい橋から見える『籟音の滝(らいおんのたき)』は、樹木の枝が覆いかぶさり
日光をさえぎる下を、渓流が岩石に激突して水音をあげ、水枯れ時には峰の松風のようであることから
名付けられたそうです。
ひとたび落ちて流れるとさらさらと、その清らかな静けさは人の心のけがれをおのずと洗い落とす
ような感じがするというので、この峡谷一帯を『洗心峡』といい、石碑も建てられています。

P1280792.jpg

『長蛇渓』は、せことい橋を渡り河鹿橋までの河床。
清麗な渓流に洗われ長蛇のように曲がりくねっているようで、夏の深緑、秋は紅葉に映え、
のんびりと散策するのに最適なコースです。

P1280794.jpg

大正時代に建てられた河鹿橋

P1280795.jpg

河鹿橋を渡った対岸には、斎藤茂吉がその美しさに感動して詠まれた歌が刻まれた歌碑があります。
「蝉のこえ ひゞかうころに 文殊谷 吾もわたりて古(いにし)へおもほう」

P1280801.jpg

河鹿橋をわたると、白銀公園一帯のメインとなるおもかげ園へと向っていきます。
路傍には奥の知れない坑口や煙出しの縦坑が間近で見ることができ、
「夏知らず」と名付けられた坑口から吹き出す冷たい風は涼を楽しませてくれます。

P1280807.jpg

おもかげ園に到着するまで、長者池周辺の景色を楽しみました。

P1280815.jpg

随所に焼堀の跡などがよく残り当時を偲ぶことが出来る『銀坑洞』
岩肌が妖しく照らされひんやりとした坑内はまるで別世界のようです。
この鉱山は薪や木炭を燃やして暖めた後に急冷して、鉱山を剥ぎ取る「焼き堀り」という珍しい方法で
採掘したそうで、所々に採掘した時の「すす」の後の様子が見られました

P1280831.jpg

美しい新緑に魅せられ、写真を撮りながら下山していくと、ガイドさん指導で友人たちが、不思議な体操を!!

お金に困らない人生が送れるパワースポット『長者池・おもかげ園』や『延沢銀山坑道跡地』巡りりをして、
そのパワーを一身に溜める気功をしているような雰囲気です。

<<<<<<


銀山温泉の旅館は古風な三階建てが目立ちますが、、特に、建物正面に千鳥破風、唐破風の屋根を
つけていて、それぞれに意匠を尽くしていることです。
そして、更に各旅館の戸袋などに作られた鏝絵の装飾が施しているのが・・・印象的です。

創業当時よりのそのままの姿で残っていて、あるものは、旅館の屋号であったり、縁起物のデザインで
あったりで、中でも目を楽しませてくれるのが、橋の向こうに窓から煌々と明かりを照らし、聳えるように
建っているのは「古山閣」の建物である。古風な造りの唐模様の主玄関と脇玄関が先ず目を引きますが
何といっても眺め縁を施した二階の上部に古風な絵が横にズラッと並んでいて、 
正面を飾る1年の行事を表しているとされる「鏝絵(こて絵)」が飾ってあります。

P1280891.jpg

一生分のパワースポットめぐりが出来る銀山温泉には、そのほか、
子どもの安全を願う『鬼子母神』、子宝・安産・夫婦円満を願う『山の神神社』があります。

山の神神社の創建は不詳。古くから野辺沢銀山(延沢銀山)の鎮守だったとか?
祭神は鉱山や金属を司る神(金山彦命)と安産、子育ての神(神木花咲耶姫)
山の中腹にある本社と古勢起屋の建物に組み込まれている里宮(銀山山神社)があります。

案内板によると松尾芭蕉が尾花沢で10日間滞在した際、野辺沢銀山に訪れたのではないかと推察。
鈴木清風(尾花沢の豪商「島田屋」、紅花大尽とも呼ばれ芭蕉の友人)の家で行なわれた歌仙興行で
芭蕉が下の句で「かがりに明ける金山の神」、上の句は清風が「たまさかに五殻のまじる秋の露」と
詠っている金山の神が山の神神社を指しているのではないかとされています。

P1280888.jpg

本社の御神体は鉱山が衰退すると何時しか男根になったとされ安産の神として広く信仰されるようになります。
特に、神社から神の枕を借り受け産所に入ると必ず安産になるとされ、
念願成就すると新しい枕と共にお礼参りするのが慣わしとなっているそうです。

ガイドさんと「またニャー」とネコマネをして、山寺に向かいます。

P1280895.jpg

ブログランキングに参加しています。
お帰りの際、1クリックしていただけると嬉しいです。

blogram投票ボタン
スポンサーサイト

● COMMENT ●

山形県はスキーで訪れた蔵王しか知りません
なかなかいい場所のようです。

銀山温泉て素敵なところですね。
高層建築の旅館が多くあって独特の温泉街になっています。
行ってみたいわ。

皆様が薬剤師の方ですから、 アカデミックな集まりになっているんですか?
・・・なんて、オフの旅だからぐっとくだける・・・?
ずいぶん長く続いているのね。

『長蛇渓』の新緑がとても目にまぶしいくらいきれい!
こんな場所に身を置いてみたいです。

いい旅でしたね。

ikさん、おはようございます

銀山温泉には、これで2回目です。
前回は、主人が仙台に単身赴任している時で、冬でした。

宿泊旅館が、銀山温泉の入り口の[銀山荘」でしたので、温泉街の散策はしましたが
今回の旅で、お金に困らない人生が送れるパワースポット・・・
『長者池・おもかげ園』や『延沢銀山坑道跡地』の存在を知りました。
新緑よし、紅葉よし・・・また2月ごろの雪が降る頃(この時は、パワースポット巡りは無理かな)
大正ロマン漂う素敵な旅ができると思います。

年一度、都内のどこかに集まって、近況報告。
優秀なお世話係がおりまして、宿泊は、前回の箱根と今回の2回目です。
10人うち、一人が山形に住んでいますので、古希の祝いには山形に・・・と数年前に決まっていました。

幹事さんは、セッカチさんで・・・「来年はどうする」~と、お食事処を決める私に振られます。
「来年は、スペイン料理『小笠原伯爵亭』でお食事をして、新宿御苑を散策しましょう」と・・・。

私達は、卒業研究に「残留農薬を分析する」お教室で半年間過ごしました。
何年続いているかしら!? 30年?
最近は、よその卒研だった人も2名ほど参加しますので、12名になることが多いです。


>『長蛇渓』の新緑がとても目にまぶしいくらいきれい!
>こんな場所に身を置いてみたいです。
   そうそう、いい写真が撮れたでしょう!?
   気に入ってるんですよ~ここ。

ikさんも是非お友達と行ってらっしゃい。
旅館の車が駅まで迎えに来てくれるそうですよ。
我々は、翌日、山寺に向かいました。

観光協会の有名ガイドさん付きでしたので、面白かったです。

https://www.youtube.com/watch?v=Bp8PI-ka_gs


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://monalisa15.blog54.fc2.com/tb.php/882-f9e0dc4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

十薬会(山寺) «  | BLOG TOP |  » アジサイを使ってCouronne(クロンヌ)

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

monalisa

Author:monalisa
ポジティブ思考で、あるがままに
生きているmonalisaと愛犬【凛】の
ケセラセラな日々と趣味の
フラワーアレンジメント、料理、
音楽、健康情報を綴っていきます。

最新記事

アルバム

ランキングに参加しています

クリック頂けると嬉しいです。

blogram投票ボタン

最新コメント

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリ

未分類 (1)
LOHASな生活 (66)
Fleur Creatif Deco (16)
フラワーアレンジメント (64)
至福の時 (47)
monalisa亭(医食同源) (79)
Monalisa's Selection(外食) (5)
Monalisa's Selection(スイーツ) (3)
ガーデニング (57)
レクイエム (7)
芸術に触れる (44)
Wonderful Japan (13)
東京ウォーク (7)
heart-heroと一緒 (71)
癒し (9)
タイムスリップ (2)
東京南部会 (7)
週末は、山梨にいます (17)
ダイエット (5)
調剤室より (6)
blog 1000 flowers (21)
フランス旅行 (22)
フランス文化 (1)
スイス旅行 (9)
オランダ・ベルギー旅行 (10)
南米浪漫紀行 (13)
南イタリア大周遊 (7)
マレーシアにて (3)
紅茶 (0)
バリ島にて (9)
香りの雑学 (6)
趣味の器 (3)
薬膳 (0)
講座・勉強 (6)
フランス宮廷ブーケ (9)
スペイン旅行 (10)
パワースポット (1)

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索

検索したいキーワードを入力して「検索」をクリックしてね。