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2017-08

菖蒲華(バリ土産:バテイック) - 2015.06.27 Sat

『夏至』の次候: 6月27日~7月1日  菖蒲華(あやめはなさく)

稲作には水が必要です。雨を欲する農家は、あやめの開花を見て、梅雨の到来を知ったそうです。

菖蒲
                                            
バリ島旅行の楽しみの一つに、バティックとの出会いもありました。

いつの日か・・・何かを作ろう~と・・・私は、バティックに目がないのです。

P1200813.jpg

子供の頃習った北原白秋作詞、山田耕作作曲の歌に
🎶~土手のすかんぽ、ジャワ更紗。 昼は蛍が  ねんねする。
    僕ら小学尋常科。         今朝も通って  またもどる。
    すかんぽ、すかんぽ、 川のふち。
    夏が来た来た、ド、レ、ミ、ファ、ソ。

これはスカンポの花序に、木綿地に染めたジャワ更紗の模様を連想したからではないか~と・・・・

スカンポ

バリ島に行く前に、某デパートの展示場で、バティックを見かけました。
素敵な模様で・・・でもとっても高価でした。
「5月にバリ島に行くんです」と言ったら、「それなら『BIN』の物を選ぶといい~」と・・・

bin house

インドネシアの文化遺産を代表するものに
日本の絣の原点とも言われるイカットやバティック(ジャワ更紗)と呼ばれるろうけつ染めの布があります。
昔から専門の職人たちや女性たちの手仕事によって生み出されていました。
しかしそうした伝統的技法や材料は、近年どんどん廃れて行く運命にあったそうです。

P1200797.jpg

紀元前にインダス文明が発祥したインドは、
"染めと織りの国"と言われ、茜で染めた布が出土したことから、更紗発祥の地という説が一般的~とか。
インドの最高級という意味をもつ言葉"サラーサ"が布と一緒に伝わり、『更紗』・・・とも~

P1200801.jpg

ジャワ更紗は、インド更紗の影響下に製作され、
インドネシア語で "沢山"を意味するbayaと、"点"を意味するtik,titikとという言葉が一緒になって
「バティック」になった・・・とも言われています。
また、極上という意味の更紗が、長い歴史の中でインドネシア語のバティックとなった・・・とも言われ
今では蝋捺染の生地は、世界中でバティックと呼ばれています。
また日本語ではバティックと更紗は同じものをさしていてる~のだそうです。

P1200803.jpg

色彩は藍色と茶色が特徴的で、茶色はソガという植物から取られた染料。
特徴的な文様としては、葉、刀、蛇などの連続文様があります。

P1200796.jpg

友人たちからオビンとかビンと呼ばれていたジョセフィーヌ・コマラさんは、
「なぜこんなに美しい布を、今インドネシアでは作れなくなってしまったのだろう。」と
消え行くアンティーク・テキスタイルに強い関心を持ち、
仲間とともにそれらを再現する試みを始め、1986年に設立したのが・・・『BIN House』~だそうです。

ジョセフィーヌ・コマラ

ジャカルタ市内のメンテン地区にあるBIN Houseは、
所在を示す看板もなく、ファン以外にはほとんど知られていない。
しかし、インドネシアのみならず世界中の著名な経済人や政治家、ビジネスマンやメディアなど
各界の人々が、 それも夫妻でBIN Houseを訪れる・・・と言います。
(ジャカルタのメンテン地区・・・なんと~オバマ大統領が幼少時代を過ごした・・・というのです。)

P1200795.jpg

インドネシア生まれ、香港育ちの華人系インドネシア人のコマラさんは、
12歳のとき、 「なぜ」を連発し過ぎて先生にいやがられて学校をやめてしまったという。
その「なぜ」から生まれた美しい布への憧憬が、BIN House設立につながって
コマラさんの想像力と美への情熱から生まれたテキスタイルは、世界中にファンを増やし続けているのです。

P1200790.jpg

インドネシアの気候風土に育まれた動植物や暮らしの道具、歴史を語る宮廷模様を描いたバティック
一枚の布に描かれるすべてのモチーフには、生命の力と幸せを祈るという意味があり、
「ろうけつ染め」によって浮び上がります。

P1200785.jpg

文様を描くにはチャンティンと呼ばれる、銅製の小壺に把手のついた道具に溶解した蝋を入れ、
細い注ぎ口から少しずつ蝋を出すことによって文様を表したり
チャップと呼ばれる銅製の型を用いて蝋置きを・・・
「手描き」と「型押し」を巧みに使い分ける「ろう置き」は、布を防染するための手法なのだそうです。

手描き  型置き

人の手で紡がれた糸はわずかに空気をまとい、
地紋が織り上がった時に何とも言えない風合いと陰影を現す・・・と言います。
細く艶やかな絹糸が交差し、現れる複雑な織り模様。
「bin house」のバティック製作は、シルクを手紡ぎすることから始まるそうです。




『色さし』の作業
繊細な模様は筆を使って染色。その後、お湯で煮だし蝋を落とす。
染色後、再び『ろう置き』
『ろう置き』『染色』『ろう落とし』の作業が色の数だけ繰り返されるのです。

色さし

アヤナで、一番初めに目に付いて買い求めたのがこの地紋のあるバティックです。
手触りから~シルクの光沢と軽やかさ・・・浮かび上がる変わり織りの地紋。
インドネシアに古くから伝わるコットンバティックとは明らかに一線を画す「bin house」の布!!に
出会ったのです。

P1200793.jpg

アヤナ・リゾート&スパのshopには、運のイイことに『bin house』の物が沢山!!
毎日shopに行って、手に取ったり腰に巻いたりして・・・うっとり~

P1200783.jpg

アヤナから離れる日の朝、もう一度shopのバティックコーナーに・・・
毎日顔を合わせる店員さんとも懇意に・・・
いろいろな着方を教えていただきました。


そうなると、ますます去りがたくなって・・・胸がバクバク~
「これも~これも~欲しい!!買ってもイイ?」と旦那に・・・
「お金に余裕があるなら・・・どうぞ~」
そんなことを言われると「また働けば・・・いいね?」
ちょっと地味な・・・でも、私好みの~

P1200791.jpg

「自在に形を変えるもう一つの皮膚のように・・・」というコンセプトとか
”シルクで地紋を織り上げる”というこれまでにない素材感と品格が魅力的。
ビンさんのこだわりの布と色とデザイン・・・
オンリーワンで手の込んだ手仕事が感じられる品はその価値を認められているんです~ね・・・

ちょっと若々しい~から娘に・・・でも、バティックの良さが分かるかしら?

P1200787.jpg

アヤナ・リゾート&スパのshopで買い求めた3枚は、手触りから紛れもないシルク。
ストールにもサロンにも・・・



お洒落が・・・楽しみです。

                                                  記事参考:ミセス 

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● COMMENT ●

おはようございます。
monalisaさんのバティックに対する情熱が
ビンビンと伝わってきました。
改めて、バティックの奥の深さと手仕事の良さを知りました。
お気に入りのたくさんバティックを並べて、それを眺めて撫でてうっとりするのは、
最高のバリ土産ですねー

riomanさん、おはよう~

> おはようございます。
> monalisaさんのバティックに対する情熱が
> ビンビンと伝わってきました。

  ・゚・(*ノ∀≦)ノ彡ウ~ヒャヒャ~★ ちょっと笑えちゃうくらいでしょう!?
  もう素敵な図柄を見ると、胸が高鳴っちゃって・・・きっとその時は、血圧もあがっているでしょう。
  日本では、銀座の「サンモトヤマ」に置いてあるようなので
  先週の土曜日に行ってみましたが、もともと『サンモト』は高級shop
  お値段が・・・手も足も出ません。
  広げると欲しくなっちゃうので・・・値段だけ見て諦めて帰ってきました。
  
  このごろ毎日仕事ですので、お洒落して出かける機会がありませんので残念ですが・・・
  時期的には、籠バックとバティックの巻きスカート~バッチリですよね。

次回は、バリ島に限らず、あちこちと・・・バティック探しの旅に行けるといいな~


  

monalisaさん、

紺、白、茶系の3枚の並んだバティック、私の美のツボにはまりました。
いいわね!

友人に、商社にお勤めのご主人の赴任地がインドネシアで
長いことあちらで暮らした方があります。
彼女は折に触れて数々のバティックを素敵に着こなしています。
絹のスカーフもそれはそれは珍しい色合いで彼女の首を暖かく
包んでいます。
彼女も滞在中にたくさんのバティックを買い込み、
いまだに布のまま持っているものもたくさんあるようです。
monalisaさんの結婚式にお召しになった白いブラウスとの
組み合わせ、彼女にも提案しようかしら…

ジャワ更紗・・・・この響きいいですね。
結構日本にも愛好家が多いようです。


ikさん、おはようございます~

> 紺、白、茶系の3枚の並んだバティック、私の美のツボにはまりました。
> いいわね!
どれどれ?
  上から何枚目の写真?

> 友人に、商社にお勤めのご主人の赴任地がインドネシアで
> 長いことあちらで暮らした方があります。
> 彼女は折に触れて数々のバティックを素敵に着こなしています。
> 絹のスカーフもそれはそれは珍しい色合いで彼女の首を暖かく
> 包んでいます。
> 彼女も滞在中にたくさんのバティックを買い込み、
> いまだに布のまま持っているものもたくさんあるようです。
> monalisaさんの結婚式にお召しになった白いブラウスとの
> 組み合わせ、彼女にも提案しようかしら…
  今日は、例の麻雀の日。
  部屋をかたずけ(お客様がいっらっしゃるときだけ・・・片付きます。有難い客~なのよ)
  「アジアの布を着る」という HOW TO 本を見つけました。
 
  silkは、布のまま~で、ストールにも巻きスカートにも・・・いいですね。
  綿の物は、夏に素肌のまま着たいから
  そうなのよ~
  メラメラ~と洋裁でも・・・の意欲が持ち上がってきました。
   
  昔から好きなのよね・・・布が~
  もっとも私の顔立ちは、南方系だから・・・仕方がないんだけど(決してほそおもてではない~)

> ジャワ更紗・・・・この響きいいですね。
> 結構日本にも愛好家が多いようです。
  (。'-')(。,_,)ウンウン
  私も、バティック・・・というより、ジャワ更紗の方が好き~よ。
  
  ganesuさん「『イカット』は興味ないんですか?」と・・・
  イカットも織り手がいなくなって、希少価値とか。
  
  エルメスに用があって行ってきましたが
  イカットをイメージする陶磁器が並んでいました。
  これからイカットブームも来るかも~ね。

ikさん、藤沢や鎌倉には、バティックなどのアジアンなshopがあるようですね。

時間があったら、行ってみたいです。

お友達のバティックも見てみたい~な・・・。

スカンポの花序ですか?

スカンポも花序も、全く聞いた記憶がない言葉なのでネットで確認しました。な~るほど!そういえば、いつかどこかで見たような、つい最近も団地の叢で見かけたような~。雑草だ、と十把一絡げで切捨てたら身も蓋も情緒も味わいもないですよね。モナリザさんも、お見かけしていないので判りませんが、多分、見かけによらずキメ細かい感覚をお持ちのようで感服しました!さりげない野草を愛でる心を持ち続ければ、ブランドに走ったりせず、旅行で散財することもなく、旦那さんも心やすまることでしょう。

mhさん、お帰りなさ~い

あらあら~、この歌、知りませんか?
スカンポって、別名:イタドリ・・・
子供の頃、『スイコギ』といっていました。
小学校までの道すがら、土手に生えていて
ずんぐりむっくりしたスイコギを探して食べたりして・・・これがホンマの~道草を食う(笑

ブランドに走る・・・それは別問題

そこのところは、見る目を持って~
ブランド品でも、身の程を知って~出来る範囲で、イイものはget~です。

うちの旦那は、優し過ぎて・・・なんのブレーキにもなりません(苦笑


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