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2017-08

ぐるっと松江 - 2013.12.14 Sat

海外旅行は、ツアーに限りますが、国内旅行は、自分で、スケジュールを立てるのが好きなんです。
第一目的の出雲大社奉納を終えたので、2泊3日の旅の2~3日目は、無駄なく過ごしたい・・・。

2日目は、一畑電車に乗って、松江市内見学と決めました。
一畑電車は、島根が舞台の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台になったそうです。
電鉄出雲駅を出発して、宍道湖の周辺をぐるリ回って、松江市内に行くのですが、面白かったのは
単線なので一畑口駅で先頭車両が入れ替わるので、運転士はカバンを持って反対側の運転席に移動した事でした。
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終点の松江しんじ湖温泉駅から、松江市の雰囲気を感じ取ろうと、松江城まで歩いてみました。
出雲松江藩の初代藩主の松平直政公や、法学博士でありながら日本の体育・スポーツ界発展のため尽力し、
“近代スポーツの父”として慕われた岸清一さん、関ヶ原の戦いの功績によって徳川幕府から
出雲・隠岐24万石を与えられ、松江藩を開い た堀尾吉晴公達の銅像を通り過ぎ、松江城に・・・。
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松江城は、松江開府の祖堀尾吉晴公が慶長12年(1607)から慶長16年(1611)まで、
5年の歳月をかけて築城。石垣を見ると、マチュピチュやクスコを思い出します。
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松江城は、別名「千鳥城」。
天守閣からは、360度松江の町を見渡すことができ、宍道湖唯一の島『嫁が島』に目が留まりました。
この島は、全長約150m。無人島で、弁財天を祀る祠と鳥居があり、周囲には松が植わっているそうです。
嫁ヶ島の名は、姑にいじめられた若嫁が寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死し、
それを哀れんだ湖の神様が一夜にして島を浮かび上がらせたとのストーリーが残されています。
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Graceさんお薦めのランチは、島崎藤村・与謝野晶子をはじめとした文人墨客が愛 した宿「皆美館」の『鯛めし』
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皆美家伝鯛めしは、江戸時代、長崎や平戸に赴した側用人が、献上したオランダ料理を、松平不昧公が、
アレンジしたのが原点だそうで、その御殿料理を基に、皆美館初代板前長が家伝料理として考案し、
以来代々伝承されている皆美だけに伝わる家伝の味・・・なのだそうですが、
この味、東京・日本橋『 皆美 』銀座『 皆美 』でも楽しめるようです。
写真の『鯛めし御膳』は、ランチ『福』『禄』『寿』の内の『禄』3150円 は、リーズナブルです。
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Graceさんとは、主人もスペイン旅行で顔見知り。
もう6年も前の事ですが、スペインでの思い出話(特に、ベッカムに出くわしたイキサツ)をしたり
10年乗った車を、近いうちに新調する話をしたら、『仕事で、車は3年で乗り潰す』などと、
会津のハンサムウーマン振りをGraceさんのお連れさんから伺ったり、楽しい会食でした。

彼女たちは、出雲大社では、祝い餅を配る行事に出くわして、沢山もらって来たそうで、お裾分け~
この様な、神社の祭事で、振る舞われるお供え物の分け前の事を、甲州弁で『おぶっく』と言います。
福の物が語源か?御仏供が語源か?・・・『おぶっく』懐かしい響きです。
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Graceさんたちと別れてからは、ぐるっと松江レイクラインバスに乗って、小泉八雲記念館を見てから
松江城を囲む約3.7kmの堀川を、船頭さんのガイドを聞きながら、松江城天守閣をはじめ、武家屋敷、
塩見縄手など、歴史や風情のあるスポットを、50分かけてゆったりと巡る松江堀川遊覧船にのりました。

橋桁が低い所を通るときには、船の屋根が折りたたまれその都度、乗客は、頭を下げるんですが、
船には、掛け布団が積まれていて、冬季は、豆炭を使った櫓炬燵にあたりながらの運行になるそうです。
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3日目は、雨予報。
万が一、雨の場合は・・・『晴れ女』は、事なかれ主義。代替プランは・・・ありません。
朝起きたら、曇り空。これは、予定通り、出かけるに限ります。

足立美術館の「日本庭園」は、フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で、
わざわざ旅行する価値のある世界が認めた庭園として、☆☆☆の評価を取ったそうです。
知人から「足立美術館に行ったことある?」と聞かれた時から、気になっていた美術館でした。

美術品は撮影禁止ですが、撮影可能な大好きな北村西望さんの「将軍の孫」と床の間の壁をくりぬいて、
あたかも一幅の山水画がかかっているかのように見える「生の掛け軸」
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横山大観をはじめとする近代日本画などの魅力的な収蔵品の数々、そして五万坪の日本庭園からは
「庭園もまた一幅の絵画である」とする創設者・足立全康さんの情熱が感じられます。

左から、苔を主体とした京風の雅びな苔庭。自然との調和が美しい足立美術館の主庭の枯山水庭。
昭和53年に開館8周年を記念して開瀑した高さ15メートルの人工の滝(亀鶴の滝)が右奥に見える。
周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて造られた池庭。横山大観の名作「白砂青松庭」を
イメージして造られた庭。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配して、対照的な調和美を生み出している。
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昭和53年に名古屋の横山大観展でみた「紅葉」に言葉も出ないほどの感動を受けた足立全康さんは、
門外不出の「幻のコレクション」の中に、長い間、画集から切り抜いて額に入れ毎日飽きもせず眺め続け、
夢にまでみた「雨霽る」が含まれていたので、何が何でも手に入れるのだと、手はずを整えるための苦労の末、
2年がかりで全ての大観の話がまとまりかけたところ、購入リストから「雨霽る」と「夏」をはずしてくれと
言われ、これは黙ってはおれないと「一目惚れの女性に2年も通い続けて枕金も決め、さあ床入りという時に、
枕をかかえて逃げられるようなもんだ。そりゃあんまりじゃないですか」と管財委員会の前で一席ぶち、
泣き落とすようにして最後は足立美術館に決めてもらったそうです。

大観の「朦朧体」と呼ばれる線描を抑えた独特の没線描法を見ているうちに、
足立全康さんの気持ちが良くわかり、私も、身近に~と、大観の絵葉書を、たくさん買ってしまいました。
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足立美術館から由志園行きのシャトルバスが、土日は2本(11:50-12:25,13:50-14:25)運行していて
運よく貸し切り状態で由志園に行くことが出来ました。
由志園は、大根島にある牡丹の花と 高麗人参の里で、春には1万坪の日本庭園に咲く牡丹を楽しめます。
秋の由志園は、温度管理をされた部屋で、牡丹を鑑賞できます。ost展で使われた牡丹は、ここの牡丹です。
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ここの日本庭園も素晴らしい。池に遊ぶ鴨の仕草にしばし、目が留まり~こんな所に癒しを感じました
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25P1110264.jpg 25IMG_1368.jpg

10月ならではの生の高麗人参が売られていて、血色のいいスタッフの売り言葉につられ買ってしまいました。
大根島で作られる人参は、雲州人参(雲州は、出雲国の別称)と呼ばれ、本場の高麗人参に匹敵する品質とか。
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出雲松江藩の第7代藩主 松平 治郷は、江戸時代の代表的茶人の一人で、号は、不昧。
松江藩は財政が破綻していて、周囲では「雲州様(松江藩の藩主)は恐らく滅亡するだろう」と囁かれるほどで
あったそうで、治郷は、家老の朝日茂保と共に藩政改革に乗り出し、積極的な農業政策の他に治水工事を行い、
木綿や朝鮮人参、楮、櫨などの商品価値の高い特産品を栽培することで財政再建を試みたのだそうです。
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植え付けから4年目に白い花を咲かせ、真っ赤な実をつける高麗人参は、6年目にしてようやく薬効成分を
持ち収穫されるそうです。さまざまな薬効を秘めた高麗人参が、収穫された後の畑は、ミネラルや酵素を
とことん吸い上げられてしまっている為、その後は20年もの間、その土地は利用できない・・・とのことです。

さて、そんな大地のミネラルや酵素を十分吸い込んだ高麗人参。訪れた10月ならではの生高麗人参を入手したので
ハチミツ漬けとウオッカと、ラム酒で高麗人参酒を作ってみました。
ハチミツ漬けは、3か月後に・・・という事は、来年の1月下旬には、頂くことができるようです。
高麗人参酒は、6か月後だから、来年の4月下旬には、美味しくいただけるようです。
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出雲大社参拝にはじまり、ぐるっと松江周辺の2泊3日の旅は、かくして終わりました。
出雲での印象深い思い出を作ってくださったGraceさんとお姉さまに感謝いたします。


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● COMMENT ●

[絵文字:v-275いよいよ 久しぶりに お会いして ランチした松江に来ましたね。
monalisaが どんなふうにアップするのか 楽しみにしていました。

v-275やっぱりネ~と唸ってしまいました。きひょっとしたら 貴女は目が4つ 耳も4つあるんじゃないかしらんv-236
ほとんど 同じルートを廻ってきたのに 貴女の観たもの 感じたものの多さ。
ブログを観ながら 改めて v-352v-344へ~なるほど~と勉強しましたわ。

私の収穫は 出雲大社のおめでたい紅白もちをゲットしたことかしら。
でも 全然 我が家はご利益なしですよ。v-292
勝沼家には ご利益 出始めv-361

でも、いい旅でした。
皆美館でのランチ ご馳走様でした。ビールv-275付きで
美味しかったです。 
有難うございました。

追伸
絵文字を入れようとして、変な文章になったところがあります。
初心者なので ごめんなさい。

monalisaさん、

そうそう私も松江城の周りの堀をガイドさん付でぐるっとまわりました!低い橋の下をくぐるときにはくたっと舟の屋根が折りたたまれて、「きゃぁ、キャァ」とみんなで騒ぎましたっけ。

足立美術館、展示品の絵よりもお庭に圧倒されましたよね。

牡丹で有名な「由志園」は行っていません。 
いいところですね。

生の高麗人参に出会えるなんてラッキーですね。来年が楽しみ?。
高麗ニンジンを植えた畑がそのあと20年も使い物にならないという話には驚きです
monalisaさんと一緒に松江を再び旅した気になってしまいました。
楽しい旅行記有難うございました。

Graceさん、今晩は~

「12月から、忙しくなるぞ~」とは、インフルエンザなどで・・・忙しくなるのかと思いきや
整形や皮膚科の門前を宛がわれてしまいました。
木曜日だけは、お休みを・・・。
結構、孫の世話になっちゃったりして、クタクタです。

やっと、松江まで来ました。
医事さんが、島根出身ですので、タイトルどうしようか?・・・って、聞いたら
「ぐるっと松江」イイじゃあないですか?!~いうので、「ぐると松江」です。

宍道湖、島根県立美術館から見る夕日が最高だそうです。

ハイ出雲詣での、ご利益は・・・息子にとっても良い仕事が来たことです。
これも、一つのご縁でして~。
ちょっと、拍子抜けでしたか?!(^∇^)アハハハハ!

> でも、いい旅でした。
> 皆美館でのランチ ご馳走様でした。ビールv-275付きで
> 美味しかったです。 
> 有難うございました。
   こちらこそ、沢山のラフランスとレクラーク・・・美味しかったですよ・・・と。
   今度は、出雲経由石見銀山・・・これ企画しましょう。

ikさん、今晩は~

ikさんも、出雲や松江、足立美術館には行ったことがあるんでしたね~。

由志園には、生の高麗人参に出会う絶好の機会に訪れました。
ここも、素晴らしい日本庭園です。
今度は、牡丹の時期に・・・いやいや、やっぱり神在月でしょうか?!

> 高麗ニンジンを植えた畑がそのあと20年も使い物にならないという話には驚きです
   この様に、ミネラルや養分を吸い込んだ高麗人参。
   半年後には、どのような効果を呈してくれるか~楽しみです。
   
ikさん、何時もご一緒してくださりありがとうございます。

出雲は行きましたが、松江は行ったことないなぁ。
出雲も正月の日帰りバスツアーのとんぼ返りで・・
出雲大社以外全く覚えていませんね。
松江はこれから行ってみたい所の一つです。

hotterさん、今晩は~

出雲に日帰りで~と言うのなら、松江まで足を延ばすのは、無理ですね。

ぐるっと松江、結構楽しめますよ。

hotterさん、是非ランチは、皆美館の鯛めしにしてくださいね。

>松江城は、松江開府の祖堀尾吉晴公が慶長12年(1607)から慶長16年(1611)まで、
5年の歳月をかけて築城。石垣を見ると、マチュピチュやクスコを思い出します。

出雲も松江も行ったことはありませんが他の県とはちょっと趣きが違っていて、お城ひとつとっても端整・剛健・無駄の無い美しさと言うのでしょうか・・、何だかかっこ良いです。

私も出雲に行くことがあったら『鯛めし御膳』を食べてみたいです。^ ^
たった2泊3日の旅でしたのに、monalisaさんが記事にされると見どころ満載でしたね。
人参、他たっぷり成分が抽出できたらその効果も楽しみですね!

Reveilleさん、今晩は~

> 出雲も松江も行ったことはありませんが他の県とはちょっと趣きが違っていて、お城ひとつとっても端整・剛健・無駄の無い美しさと言うのでしょうか・・、何だかかっこ良いです。
    確かに外見は・・・無駄のない美しさ
    天守閣まで、登りましたが、『これが、お城?!』
    何でも揃っている今に比べたら、案外お城は不便です。

> 私も出雲に行くことがあったら『鯛めし御膳』を食べてみたいです。^ ^
    ハイ、郷に入ったら郷に従え・・・ですね。
    話のタネに~是非是非です。
    
> たった2泊3日の旅でしたのに、monalisaさんが記事にされると見どころ満載でしたね。
> 人参、他たっぷり成分が抽出できたらその効果も楽しみですね!
    Reveilleさんからお電話を頂いた日からずいぶん経ってしまいました。
    高麗人参のハチミツ漬けは、来月には、味わえるようになります。
    つやつやな肌になることを~期待しているんですよ。


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