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2017-06

神在月 - 2013.12.07 Sat

今年は「縁結びの神様」「福の神様」で名高い大国主大神を祀る出雲大社で60年振りの「平成の大遷宮」でした。

ダニエル・オストさんの「神々に捧げる花」を見に、出雲大社詣でを 兼ねて行ってきました。
25izumo.jpg

出雲大社には、本殿に行くまで4つの鳥居があるんです。
「鉄筋コンクリート製」・・・神門通りの大鳥居、
「木製」・・・勢溜の正面鳥居、
「鉄製」・・・下り参道の先・松並木の参道の鳥居、、
「銅製」・・・本殿に一番近い場所にある鳥居~それぞれ全部違った素材でできているんです。

出雲大社は、年に一度、日本のすべての神様が集合する場所でもあるんです。
日本の神社のほとんどは「二礼二拍手一礼」で参拝するのがしきたり・・・ですが、
出雲大社の場合「二礼四拍手一礼」で拝礼なんです。そして、手を合わす際に、指の節と節を合わて
「節合わせ(不幸せ)」にならぬよう、右手を少しずらすのがいいそうです。
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神楽殿に張られた大注連縄は、長さ13.5m、周囲8m、重さ4.4t・・・見事です。
天照大神が天岩戸から出た際、二度と天岩戸に入れないよう太玉命が注連縄で戸を塞いだのが起源だそうです。
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P1110019.jpg

この注連縄は、社・神域と現世を隔てる結界の役割を持っていますが
出雲大社と宇佐神宮の2箇所だけが、他の神社と違って、よじる方向が逆になっているそうです。
これは祀られている神様の由来によるもの・・・と考えられているようで、
出雲大社オオクニヌシは、円満に国譲りした事になってますが、実際はかなり悲惨な死をとげたので
それで祟らないようによじり方を他の神と違った祀り方をした・・・という説があるそうです。
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こんな歌知っていますか?
古事記に出て来る淤岐島(おきのしま)で起こったとされる出来事「因幡の白兎」の歌ですが、
祖母が、この のんびりまったりした曲を歌って聞かせてくれました。
「人より賢いからとい­って、だましたり馬鹿にしたりしてはいけないよ~。
他人の気持ちを思いやることが、大切なんだよ~」という教えの歌なのだそうです。
          。,・~~・,。☆。,因幡の白兎,。☆。,・~~・,。

  大きな袋を 肩にかけ 大黒様が 来かかると 
                 
                 ここに因幡の 白うさぎ 皮をむかれて 赤裸

  大黒様は あわれがり きれいな水に 身を洗い
                 
                 がまの穂綿に くるまれと よくよく教えて やりました

  大黒様の いうとおり きれいな水に 身を洗い 
                 
                 がまの穂綿に くるまれば うさぎはもとの 白うさぎ




大国主命は、目に見えない「縁」を結ぶことで、世の中すべてのものが幸せであるように縁を結ぶ神とか。
「男女の縁だけではなく全ての人の良き縁を結ぶ」というご利益があるというので・・・奉納してきました。
境内には、「謙譲」「困難に傷つけられない」という花言葉を持つツワブキが、見事に咲き揃っていました。

25P1110051.jpg 25P1110052.jpg

ostによる、出雲大社・奉祝の花として、境内に展示された祈りを形に表した作品。
何度も出雲を訪問して『古事記』英訳本を熟読して「ここには、新たな花も色もいらない。私だけの祈りだけを
出雲の薄緑色の竹に託して天に立ち上がる様に活けたい」と、何度も竹の先端を見つめ、飽くなき調整をしたもの。
25P1110035.jpg

「出雲そば」と言えば、割子そば。三大そばの一つ(ほかの二つはわんこそば、戸隠そば)で、有名ですね。
蕎麦粉を作るときソバの実を皮ごと石臼で挽くため そばの色は濃く黒く見え、香りが強いのです。
また、宍道湖の蜆も、有名。オスト展に行く前に、「田中屋」で、名物を頂きました。
私が選んだのは、「三色割子そば」。だし汁を、器に入れて食べ、残った汁を次の器に入れて、
また残った汁を~と、器に汁をかけて食べるのが、珍しい!!
25P1110055.jpg 25P1110056.jpg
25P1110057.jpg 25P1110061.jpg

ダニエル・オスト展は、出雲大社より、ちょっと離れた出雲文化伝承館で行われていて、
出雲大社からは、無料のシャトルバスが出ていました。
枯れはてて なおそこに華を見出すキルト作家、八幡垣さんと「花の建築家」と呼ばれるオストさんとのコラボ。
ヒノキ、竹、柳、コケなどを巧みに現代風にアレンジしたオストと昔の着物を素材に織や刺繍やキルトを盛り込んだ
八幡垣さんとの作品は、落ち着いた和テイストで、細かな作業と美しいフォルムは、息を飲むほど見事。
織道家の八幡垣睦子さんの「出雲キルト美術館」にも時間が許したら、行って見たかったです。
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前日から松江入りしているGraceさん達とお会いし、翌日のランチで再会の約束 ワクo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワク。

「宍道湖に映る夕日が見たくって、3連泊するのよ」と言っていた機内の隣人を思い出す。やっぱり、私は晴れ女!!
25P1110087.jpg

さて、旧暦10月は、全国の八百万の神々が出雲の国に集まる月。
他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、出雲では神在月と呼ぶそうで、
神々が集う出雲の各神社では「神迎祭」に始まり「神在祭」全国に神々をお見送りする「神去出祭」が
旧暦の10月。11月12日~19日の間に行われるのだそうです。
私が、訪れたのは、10月18~20日。確かに、暦上は、神無月で、出雲は神在月と思い込んでいました。

「神在祭」には、神社の周りに屋台のそば屋が立ち並び、身体の温まる「釜揚げ」で新蕎麦を食べる風習があり
この「釜揚げそば」を、出雲を去る神々を見送る儀式「神去出祭」に因んで「神去出そば」と呼ぶそうです。

次回は、よりパワーアップを狙って、この時期に、出雲詣でをしなくっては~と思いました。


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● COMMENT ●

monalisaさん、

出雲はいいところですね。4,5年前にクラス会を鳥取、島根で開き出雲にも行きました。旧友は出雲大社にお参りして、無事娘さんが良縁に恵まれ結婚なさったと後日談でききましたが、私たちは大社をカットして花と森の庭に行きました。行くべきでしたね。
「因幡の白ウサギ」の歌はもちろん歌えますよ。
大國主大人は絵本でもおなじみですが、銅像のお姿が昔のまんまでうれしくなりました。
不幸せにならぬよう少し指をずらして拝令するという話は初めてで納得しました。
出雲そば、旧友とおしゃべりしながら食べたのを思い出しました。
それ以来、デパートで出雲の生そばを見かけると思わず買ってしまいます。
宍道湖の夕日は見られるはずが、船に乗って「いざ」と繰り出しましたが、その日はあいにく夕方から小雨がポツリポツリ、残念ながら見られませんでした。
私は「雨女」ナノデス。

竹(?)で作った球形にサンドイッチのように見える赤い木の実はオストさんの作品ですか?
後ろに人影が見えるので想像するとかなり大きな作品なのね。
黄色い菊と渋いバラとアジサイのようなものを飾った作品はやはり日本人では生けない形のような気がします。
私はフラワーアレンジメントの世界には疎いので変なことを言っていたらごめんなさいね。

ikさん、今晩は~

ikさんが、出雲に詳しい事・・・嬉しいです。

20歳代の人々とお仕事をしたり、会食したり・・・そんな時にふとした話題に
とんでもない時代錯誤感が漂っていたりするので
「因幡の白兎」は、どの世代の方まで知っているか、興味があります。

> 不幸せにならぬよう少し指をずらして拝令するという話は初めてで納得しました。
  思わず納得の、お作法ですね。
  単なる語呂合わせでしょうが、知ってしまったら、絶対心がけますよ。

> 出雲そば、旧友とおしゃべりしながら食べたのを思い出しました。
> それ以来、デパートで出雲の生そばを見かけると思わず買ってしまいます。
  出雲そばは、思ったほどおいしくないのよ~と知人が言っていましたが
  言われるほどでもなく、美味しかったです。
  私も、うどんより蕎麦・・・の人間です。
  出雲の生蕎麦、気にして探してみます。
  
> 宍道湖の夕日は見られるはずが、船に乗って「いざ」と繰り出しましたが、その日はあいにく夕方から小雨がポツリポツリ、残念ながら見られませんでした。
> 私は「雨女」ナノデス。
  やっぱり、宍道湖の夕日は、知る人ぞ知るナイススポットですか?
  また行く機会があったら、是非宍道湖付近に宿を取ることにします。
   
  あら?! ikさんは、『雨女』なんですか?!
  私の前で、『雨女』を公言している人。。。3人目。
  前者の2人は、不思議にお金持ちの人なんですよ。

> 竹(?)で作った球形にサンドイッチのように見える赤い木の実はオストさんの作品ですか?
> 後ろに人影が見えるので想像するとかなり大きな作品なのね。
> 黄色い菊と渋いバラとアジサイのようなものを飾った作品はやはり日本人では生けない形のような気がします。
  球状の器から覗いた、沢山の赤い実。これぞ、ostの世界です。
  私も、真似て、2年前に、黒龍とサンキライで、似た表現をしてみたことがあります。
  
  ニシキギで、器を作って、黄色い菊、渋いトルコ桔梗、そしてアジサイではなくって
  多肉植物のセダム・・・これも、仰るように、日本の華道の世界には見当たらない流儀ですね。
   
  オストの作品は、たくさん展示されていましたが、
  この3作品以外は、撮影禁止でした。
  今日、オスト事務局から2014冬『花時間』の本が贈られてきました。
  p44~53に渡って、この花展の様子が掲載されていますので
  興味があったら、書店で立ち読みでも結構ですので、見てください。
  ostが、出雲で感じ取って表現した作品の数々が、載っています。

忙しくなった身の上ですので、やっと1か月前の出来事をUPしました。
ikさんのコメント、有難く思っています。どうも~

   

マチュピチュの旅行記が終わり、
いよいよ 出雲にきましたね。

monalisa様のお陰で 充実した出雲でした。
ダニエル オストは期待どうりでした。

期待以上に感激したのは 八幡垣のキルトでした。
おまりに素晴らしく monarisa同様に
キルト美術館を観なかったのが悔やまれます。

また行けばいいわ~とポジティブに考えています。

出雲の続き 楽しみにしています。

Graceさん、今晩は~

出雲では、お世話になりました。
体調は、いかがですか?

やっと、南米の旅を書き上げ、出雲に来ました。

キルト美術館・・・貴女も、同じ思いですか?

次回は、出雲大社めぐりをして、出雲キルト美術館を見て
石見銀山に行って見たいと、思っていますが、いかがですか?

所で、我が家では、出雲大社祈願効果が、出始めていますが
Graceさんの所は、どうですか?!

いずれにしても、待つことが大事ですね。

monalisaさん おばんです。

先日はお祝いのコメントありがとうございました・・・。

息子の式で、二礼二拍手一礼してきましたが、こんなに心を込めたことは無かったです・・・。笑)

出雲の神様には、もう何年前になるか・・・夕方、天使の梯子の空の下、お参りしてきました・・・。

もう一回行きたい・・行ければいいな・・・。

ひげさん、おめでとう~

ジイジの予備軍!!勿論ですよ~
きっと~、「ジージ」と呼ばれる日が来ますよ!!

> 息子の式で、二礼二拍手一礼してきましたが、こんなに心を込めたことは無かったです・・・。笑)
   分かります~。楽しい印象深い結婚式で良かったですね。
   完璧に、楽しい雰囲気にのまれちゃって、素になって
   でも、ひげさんの自然な心からの喜びが伝えられて良かったじゃあない

> 出雲の神様には、もう何年前になるか・・・夕方、天使の梯子の空の下、お参りしてきました・・・。
   何年前ですか?
   まさか、その時のご利益ですか?!

> もう一回行きたい・・行ければいいな・・・。
   ハイ、時間は、待っていません~よ。
   時間を作って、出かけましょう?!
   出雲の神様も、お待ちですよ!!


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