凛とmonalisa

2017-04

ルーアン観光 ( フランス大周遊 ⑰ )9日目 - 2012.11.15 Thu

かってはノルマンディ公国時代の首都で、ジャンヌ・ダルクが処刑された町としても有名なルーアン。
バスの中から見たルーアンの町は、ノートルダム大聖堂やサン・マクルー教会など、フランス・ゴシック様式の
精髄ともいうべく建物が、天へと向けて立ち上っている。「下に流れる川は、セーヌ川ですよ」・・・と。
いよいよ、パリに近付いて、フランス大周遊の旅も終盤に入ったんだな~と、胸が熱くなりました。
                                                          マウスオン
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朝霧に漂う姿、真昼の日差しが作る青と金の調和、柔らかな黄色に包まれる夕刻・・・などと、
モネはノートルダム大聖堂の正面を、1892年~93年にかけて33枚にも渡る連作を通じて、描き続けたのです。
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モネが連作を描き始めた大聖堂の正面は、当時は、「パル・モデルヌ」という下着売り場だった・・・という
観光案内所2階から、大聖堂を眺めてみた。大きな窓の枠がそのまま額縁となって、モネが描き留めた光景
そのものが目の前に迫ってきて、移ろう光を絵の中に“時”として描き刻もうとした気持ちを推し量ってみた。
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高く天を目指したゴシック様式の白い外壁。内から彩るコバルトブルーのステンドグラスに荘厳さが宿っている。
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正面からの眺めも美しいのですが、北側のサン・ロマン通りから見る姿も忘れがたいのです。
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サン・マクルー教会と街中にポツンとあるメリーゴーランド(フランス語ではカルーセルなんですって)
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中世の時代から、効率よく土地を利用する為に2階より城階部分が、建坪面積から張り出す形で造られた
伝統的なコンバージュと呼ばれるノルマンディー独特の木骨組の家々と
旧市街地と町のシンボルの金色燦然たる一本針の大時計アーチが、町を彩っている。
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大時計アーチの下には、こんな石の彫刻が・・・「町そのものが美術館」と言われる由縁の一つですね。
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大天使ミカエルのお告げを受けて、英仏百年戦争の後期に登場したジャンヌ・ダルク。
オルレアンの解放以降フランスの危険を幾度も救い勝利へと導いたが、のちに宗教裁判によって断罪されてしまう
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ジャンヌ・ダルクが、火あぶりの刑にされた広場にあるジャンヌ・ダルク教会
ジャンヌ・ダルクは、1431年に処刑され、鎮魂のためこの地に、ジャンヌ・ダルク教会が建てられたのは、
1979年。シヴィルアーキテクトのルイ・アレッチの設計。
近代的な教会は、外観はとても地味。低層で全体を黒っぽい屋根が覆っていいて、教会とは思えない。
天井は巨大な木造の船をひっくり返した感じ。窓一杯にブルー基調のステンドグラス。
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ジャンヌ・ダルク教会の中には、入れなかったけど、ステンドグラスを外から撮ってみた
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教会前のジャンヌ・ダルクが処刑された場所には、「LE BUCHER」 と書かれた案内があります。
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ジャンヌ・ダルク教会の傍のヴォー・マルシェ広場の市場で、チーズのミモレとコンテに劇的な出会い!!
チーズを持ち歩くのは、匂いの点で考えものだけど・・・また、何処で出会えるかわからないので買いました。
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ランチは、ルーアン裁判所の傍の、いかにもフランスらしい可愛い佇まいのパスカリーヌで、
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ルーアンの最高裁判所外壁には未だに第二次大戦の弾痕がナマナマしく残っている。
「あの戦争を忘れないように」っていうことだそうだが、その弾痕の数がハンパじゃないのです。
上を見上げるとガーゴイルがおなじみのゲロ吐きポーズで口をあけてる。
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そういえば、日本にもありましたね。
「二度と同じような悲劇が起こらないように」と戒めや願いをこめて、残されている広島の『原爆ドーム』~が。


ご訪問頂き、ありがとうございます。
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● COMMENT ●

ほーんと、町全体が美術館ですね!
どこをとっても繊細で緻密な芸術の数々に心奪われます。
いったい何人の人がどれだけの時間をかけて作り上げてきたんだろうとか、
この建物の設計デザインってどうやって起こしたんだろうとか、
考えるだけで非常に興味深いです。

市場やランチのお店も時間をかけて覗きたいポイントですね。
海外のマーケットって、色鮮やかで見てるだけでも楽しそう。

ここのカルーセルも台座ごと動くクラシカルなタイプですね。
こういうのも可愛くていいですね。

riomanさん

riomanさん、可能性を高める・・・こんな刺激的な町で子育てしたいと、思いませんか?
 
> いったい何人の人がどれだけの時間をかけて作り上げてきたんだろうとか、
> この建物の設計デザインってどうやって起こしたんだろうとか、
> 考えるだけで非常に興味深いです。
   (゚ー゚)(。_。)ウンウン 全くもって、同感です。
   ノートルダム大聖堂って、世界中のフランス語圏の都市にはあるようですが
   全く同じではないようですよ。
市場は、変わった綺麗なお花がいっぱい。
果物屋さんも、珍しい品種を取り揃えて、見ていても楽しいんですよ。
riomanさんお気に入りのカルーセルも町の片隅にあって、柵があるわけでもなく
誰でも、いつでも乗れるようですが、動いているところを見たことないんですよ。

この町では、heartや1月に生まれる赤ちゃんの可愛い服を買いましたよ。
あの店にまた行ってみたい・・・そんな気にさせるお店がいっぱいありました。
パリとは違って、落ち着いてお買い物もできる町かとも思いました。

この街も素敵な建物がいっぱいですね。そして、建物の数だけ歴史があるのですね。
ぶどう畑の次に直に目で見てみたい街になりました。(^ ^)v
パスカリーヌのお料理、これは何だか良い感じですね。ちょっと家庭的な料理ぽくて、旅の疲れが取れそうな感じがします。

モネが33枚も描き続ける程、惹きつける魅力の“ノートルダム大聖堂”。
そのモネが描いた同じ場所に身を置き、下からミアゲル見上げる“大聖堂”は鳥肌が立つ程の圧巻。威厳。だった事と・・・
内部からの写真の取りこまれた光の反射も、“大聖堂”の一部のように、広い。高い。荘厳。。。

町の大時計の下の彫刻がこんなに立派。。
これだけでも「町そのものが美術館」を充分感じマス・・・

ヴォー・マルシェ広場の市場のお野菜san達。色鮮やか・カラフル~~
一束、コンナに沢山のラディッシュでフランスの人達は、どんなお料理を?

Reveille さん

(゚ー゚)(。_。)ウンウン 建物までも歴史を重んじて、後世に伝えていく
かたくなな国民性を垣間見ることができますでしょう?!

> ぶどう畑の次に直に目で見てみたい街になりました。(^ ^)v
   w(゚o゚)w オオー! リベイルさん、是非行ってみてください。
   パリからも近いし、私ももう一度行きたい所です~よ。

> パスカリーヌのお料理、これは何だか良い感じですね。
ちょっと家庭的な料理ぽくて、旅の疲れが取れそうな感じがします。
   前菜は、キッシュ、主菜は、ブッフ・ブルギニョン(牛肉のワイン煮込みブルゴーニュ風)
   デザートは、クレープ
   リベイルさんの仰る通り、我が家でも再現したいメニューですね。
   パチッ☆-(^ー'*)(,_,*)ウンウン♪ 今年の麻雀仲間とのクリスマス会は、このメニューに決めよう!!

旅の疲れ・・・そうなんですよね~。
そろそろ、日本食が食べたくなってきています。
ホームシックに罹っちゃったった人もいますよ。
   

chimさ~ん

ハイ、セザンヌが「サント・ヴィクトワール山」を描きつづけたように
同世代のモネは、太陽の光によって目に映る光景が違ってくるノートルダム大聖堂を
33枚も、描きつづけたんですよ~ね。
ハイ、見上げた大聖堂は、素晴らしく歴史を感じさせるものでした。
クリスチャンでもない私ですが、大聖堂の中に入ると
自然に手を合わせ、敬虔な気持ちになっている自分がいるのです。

> ヴォー・マルシェ広場の市場のお野菜san達。色鮮やか・カラフル~~
> 一束、コンナに沢山のラディッシュでフランスの人達は、どんなお料理を?
  (゚ー゚)(。_。)ウンウン 町のど真ん中に、このような市場があちこちに・・・。
  お野菜一つをとっても、もの珍しい。
  総て、絵になるから素敵です。
  どんなお料理を作られるのでしょうかね?!
 

monalisaさん、

おはようございます。モネが描き続けた33枚もの大聖堂の正面の姿。過去と現在を横に並べて見せていただけるなんて!!
その時代に描いたものが今も厳然と残っているというのがすごいです。
そこが絵画など美術品として形に残るものの強みね。
音楽の演奏はCDなどで保存されているけれど、生で残されているわけではなく、まさに一発勝負。その場所でその時に聴いたものこそが本物。

石の建物のこれでもかという「かざり」・・・・一つ一つが精巧にできていてヨーロッパの当時の人々の熱い信仰心がうかがわれます。教会の内部の写真は天井が恐ろしく高く、空に向かって限りなく近づきたいという気持ちの表れですね。見ているとこちらも厳かな気持ちになります。それにしても、首を思いっきり上に向けて鑑賞するんでしょうね。

ランチからこんなに充実しているなんて!!全部完食できましたか?

ルーアンの裁判所の外壁の弾痕、風化されないことを祈ります。すごい爆撃だったのでしょうね。

美しい風景、おいしい食べ物も旅の楽しみの大きな要素ですが、そこの歴史を垣間見て何かを感じることも大切ですね。ずっとご一緒に旅した気分で、本当にいろいろお勉強できます。改めて有難うございます。楽しんでますよ!
あと少し頑張れ頑張れv-354


ikさん、今晩は~

今日は、仕事がなかったので、
久々に主人と紅葉見物に出かけ、先ほど、戻ってきました。

モネが描いた33枚 全部知りたい所ですが
ルーブル美術館で買い求めた1枚の絵葉書・・・これと実物を対比して~我慢です。

> その時代に描いたものが今も厳然と残っているというのがすごいです。
> そこが絵画など美術品として形に残るものの強みね。
> 音楽の演奏はCDなどで保存されているけれど、生で残されているわけではなく、まさに一発勝負。
その場所でその時に聴いたものこそが本物。
   これぞ、美術品と音楽の違いですね。
   ikさんらしい見解。私も、どちらかと言うと音楽に慣れ親しんでいるので、大いに、納得です。
   そして、真摯なikさんの素晴らしいコメに、うっとりしている私です。

> ランチからこんなに充実しているなんて!!全部完食できましたか?
   ハイ、食べっぷりは、誰にも負けません。
   折角の料理ですもの・・・だから、太っちゃうのね(^0^*オッホホ   

> ルーアンの裁判所の外壁の弾痕、風化されないことを祈ります。すごい爆撃だったのでしょうね。
   w(゚o゚)w オオー!この傷痕・・・驚きでしょう。
   何故、傷痕を、修復しないのか?不思議に思いましたが・・・
   戦争の恐ろしさを知らしめるため・・・風化させないため・・・という事にも驚きました。
  
> 美しい風景、おいしい食べ物も旅の楽しみの大きな要素ですが、
 そこの歴史を垣間見て何かを感じることも大切ですね。
 ずっとご一緒に旅した気分で、本当にいろいろお勉強できます。改めて有難うございます。楽しんでますよ!
> あと少し頑張れ頑張れv-354
   ikさん、ありがとうございます。
   実は、今、パリで躓いています。
   本当~ね。もう少し、あと2~3回で、終わりかと思うと、感慨一入です。
   パリでは、嬉しいことも驚きの出来事も・・・
   もう一捻りして、すっきり纏めようとo(@^◇^@)oワクワク
   期待していてね~
   

ブッフ・ブルギニョン(牛肉のワイン煮込みブルゴーニュ風) が再現できちゃうんですか!
それは凄いです。ナンチャッテ・ブッフ・ブルギニョンでも良いですから、作り方を教えて下さい!!!(^人^)(笑)是非!

Reveilleさん、お早うございます

(゚ー゚)(。_。)ウンウン、★↓ これは2年前に作ったブッフ・ブルギニョンです。
レシピも書いてありますから・・・どうぞ。

http://monalisa15.blog54.fc2.com/blog-entry-210.html

momalisaさん、ありがとうございました。拝見しました。
生まれて初めて作るタイプの料理です。お肉のボリュームが満点の凄く手間暇かかったお料理だったのですね。
お祝いごとや、おもてなし料理に良さそうなお料理ですね。
フランス料理の中でも手間のかかるお料理の類いなのでしょうか。

Reveille さ~ん

このブッフ・ブルギニョンって、ビーフシチューの元祖だそうです。
マリネ液に1晩漬ける・・・という事を実行すれば
後は、ビーフシチューのルーを使ってもいいのではないか~
それこそ、なんちゃってブッフ・ブルギニョンですよ~ね。
付け合せのお野菜と盛り合わせをお洒落にして・・・
「これ、フランスのブルゴーニュ地方の郷土料理『ブッフ・ブルギニョン』~よ」
ブルゴーニュワインで、1晩漬けて作ったの…って言えば、皆さん、驚くでしょう。

「あら?!ビーフシチューみたいじゃあないの」って言われたら
ビーフシチューの元祖なのよ~・・・ってね。



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