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2017-08

『カルミナ・ブラーナ』って、聴いた事ありますか? - 2010.04.30 Fri

大学の混声合唱団のOB会誌が届き、懐かしい先輩の寄稿がありました。

 混声合唱団に入部したのは、1964年のことでした。
 45年立っても、その頃の仲間達の活き活きした声が甦って来ます。
 歌と共に歩んだ思い出を少しお話します。
 ドイツ・アーヘン工科大学に着任した時の事です。下宿の大家から Nは、歌が好きらしいと言う事を
 秘書から知ったらしく、ある日、研究所長が現われ、研究所の皆さんからのプレゼントですと
 ホセ・カレーラスのチャリティーコンサートのチケットを差し出されました。これには大変驚きました。
 とても高価なチケットだからです。ホームシックに罹っていた私は異国で人の温もりを感じた一瞬でした。
  それ以来、同僚の誕生日や結婚式の時には、請われるままにイタリアン・カンツオーネの「忘れな草」、
 「マンマ」、「カタリ」、「彼の女に告げよ」、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」などをよく
 歌ったものです。これができたのもあるピアニストが伴奏をテープに入れてくれたからです。
 こんなこともありました。徹夜で論文を仕上げていると、年輩の教授が訪ねてきて、ドイツでも昔の
 プロフェッサーは君のようにアクティビティーが高かった。食事に来ないかと言うので、一眠りしてから
 出かけて行くと教授は大きなお城に住んでいました。車を玄関に着け奥様と腕を組んで家の中に入って
 行くと、オルフの「カルミナ・ブラーナ」が鳴っていました。「カルミナ・ブラーナ」ですねと言うと
 感心され、さらに奥の部屋に入ると今度はモーツアルトの「魔笛」が聞こえてきました。
 「ツアウバーフレーテ」ですねと言うと、「日本のプロフッサーは文武両道なのですね」と言って
 楽しい食事が始まりました。
 今思うと混声合唱団にお世話になった4年間がすべての出発点であったようにさえ思えます。


趣味を通じて、仕事上にスパイスが効いて、人間関係が上手くいき、世界が変わっていく事ってありますね。

★=☆=★=☆=★ カール・オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』 ★=☆=★=☆=★

先輩の寄稿に触発されて、【東京・春・音楽祭ー東京のオペラの森2010】巨匠リッカルド・ムーティが指揮する
カール・オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』を聴きに行ってきました。

指揮:リッカルド・ムーティ
ソプラノ:デジレ・ランカトーレ
カウンター・テナー:マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
バリトン:リュドヴィク・テジエ
orufuorufuorufu

この曲 世俗カンタータの『カルミナ・ブラーナ』は、モーツアルトの『レクイエム』ほど、有名ではないですが、
最初と最後に入っている「おお、運命の女神よ」は、ドラマなどでちょっと怖いシーンのBGMとして
使われることがあるので、聴いたことが無い人はいないほどメジャーです。
caru
その怖いイメージの『カルミナ・ブラーナ』は、もともと中世ドイツの修道学生たちによって書かれた
酒・恋・女(つまり修道学生たちは煩悩の塊?)などをテーマにした詩に、
カール・オルフが曲をつけたものなので、その曲もリズム重視で、最終的には“お祭り騒ぎ”な感じなのです。

カルミナ・ブラーナ


耳慣れた曲は、音楽が始まると一瞬に同化して、イタリア人のムーティならではの、エネルギッシュで豪快な
スピード感あふれる演奏ゆえ、安心して聴いていられ、舞台にのって一緒にコーラスしている気分になりました。

歴史に残る巨匠リッカルド・ムーテイの繊細な精神性、音楽、知性に触れることが出来き、
素晴らしい時間を過ごすことができました。

『芸術に触れる』・・・また一つ私の宝物が増えました。

『カルミナ・ブラーナ』って、聴いた事ありますか?
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● COMMENT ●

壁紙綺麗ですね!季節感あり良いと思います。
相変わらず、ゴージャスマダムで何よりです。
GWは帰省されるのでしょうか?
私は、明日の夜中あたりに・・・。

Re: タイトルなし

のぶぱぱさん
> 壁紙綺麗ですね!季節感あり良いと思います。
  なかなか気にいったテンプレートがなく、
  自分で作りたい・・心境です。
> GWは帰省されるのでしょうか?
  だんだん足が遠のきますね。
  お母様に宜しくお伝えください

懐かしい先輩の寄稿でmonalisaさんも懐かしさを感じて投稿されたのでしょうね。

大学の混声合唱団で活躍されていたんですね (゚▽゚*)
monalisaさんも“文武両道”? その多才さに驚きます。
『カルミナ・ブラーナ』の始まりのところは、monalisaさんがおっしゃったとおり、かろうじて聞いたことがありました。
夫がクラシックを聴いている傍らで、何かをしながら耳に入る程度では問題外でした i-229

おはようございます

mammyさん、おはようございます。
> 大学の混声合唱団で活躍されていたんですね (゚▽゚*)
  やはり、FC2でも、1000文字制限がありました。
  冒頭に、コーラスの経歴を書いたのですが、最後の方で
  画面が消えてしまう現象が起こり、調べたら、
  やはり、文字制限によるものでしたよ。
  
  コーラスは、小学校の高学年からず~~っと、大学時代まで
  それから、義父が余命幾ばくない・・と知った時、
  8か月余り、介護に費やした自分のパワーの次なる収め処を探していた時
  「モーツァルトの『レクイエム』を一緒に歌いませんか?」というコーナーを
  新聞で見つけ、たまたま練習会場が最寄りでしたので、4か月で皆と一緒に
  舞台に立ちました。これも、大学時代に歌ったことのあるモツレクゆえ出来た事。
  それと、恩義ある義父への鎮魂歌として、打ってつけだったのです。

地域の社会人コーラスで、2年に一度は、コンサート。
  モーツァルト「レクイエム」に始まり、バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」
  ブラームス「ドイツレクイエム」、グノー「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」
  ベートーベン「ミサ・ソレムニス」そして、カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」
  
  クリスチャンではないですが、このように書きあげると、ミサ曲ばかりですね。
  2年に1曲仕上げ、楽譜も増えて行きます。今は、中止していますが
  再開したいですね。楽譜も、私の宝物です。
  「私の棺には、楽譜を入れてね」・・・これ、遺言です。

> monalisaさんも“文武両道”? その多才さに驚きます。
  恐れい入ります。歌は、大好きです。
  小学校の頃は、何事も(身長も体重も)目立つ存在でしたので、
  「00さん、もう少しボリュームを落として歌いなさい」とよく注意されました。
  
  子供の頃からコーラスに入っていた小椋 佳さんは、
  他人より 100分の1拍早く歌うので、
  指揮をしなさいと言われた事があるようです。

  コーラスは、皆との調和の妙で、うまくハモルト、『天使の輪』が現われるんですよ。

> 『カルミナ・ブラーナ』の始まりのところは、monalisaさんがおっしゃったとおり、
 かろうじて聞いたことがありました。
  オリンピックでは、安藤美姫さんが、
  モールアルトの「レクイエム」の「ラクリモーザ(涙のその日に)」を選曲しましたが
  オリンピックでは、キム・ヨナさんのように、ポピュラーで、
  明るい曲の方がいいと思いました。

  選曲って、難しいですね。

  mammyさんのコメントを通じて、1000文字制限で削除した部分を書くことが出来ました。
  有難うございます。

大学時代から、コーラスやっておられたなら、本格派ですね。楽しいブログを久しぶりに読ませていただき、ありがとうございました。 Y・k

天使の輪

Y・kさん
 お久しぶりです。
 『天使の輪』を書いた時、≪Y・kさん、今 何を練習しているかしら?≫と思い、
 貴方のブログにお邪魔しました。
 「母なる大雪」大中恩作曲は、多分 高校時代に歌ったような記憶があります。
 曲を聴けば、思いだすでしょう。

 世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」は、スコアに記された副題が
 「楽器の伴奏を持ち、舞台場面で補われる独唱と合唱のための世俗歌」となっているようで
 作者の意図にそって上演しようとすると、大管弦楽に加え、衣装を付けた歌手や合唱団、
 さらには歌の内容をシンボリックに表現するバレエが必要なのだそうです。

 丁度、このゴールデンウイーク中(5月1日~5日)に、新国立劇場では、
 デヴィット・ビントレー振付のバレー付きで「カルミナ・ブラーナ」が聴けるようです。

 主人は、今日 乗馬クラブのイベントで「三浦半島で外乗」に出かけましたので
 このバレー付きの「カルミナ・ブラーナ」を楽しんで来ようかな・・・と、
 この“唐突な行動”も、東京に住んでいる特権なんでしょうか。

 Y・Kさん、背中を押してくださって、ありがとうございます。
 

クラシックをあまり知らない私でも知っている名曲ですね。
数々のBGMに使用されています。
イントロから一気に最高潮へと導くその曲調は、とても効果的だと思います。
本来の意味は分かりませんが、私的には恐怖や破滅を連想させます。
これを歌ったら、かなり興奮するでしょうね。

苦しい時が、上り坂・・・運命に弄ばれないように。

清貧おやじ殿
> クラシックをあまり知らない私でも知っている名曲ですね。数々のBGMに使用されています。
  やっぱり、知っていましたか。よかった。
  今度、全曲聴いてみてください。
> イントロから一気に最高潮へと導くその曲調は、とても効果的だと思います。

  カルミナ・ブラーナの曲の冒頭と最終章で高らかに歌われるFortuna Imperatrix Mundiは

    O Fortuna おお、運命の女神よ
      
      運命の女神よ、貴女は月の如く満ちたり欠けたり、常に定まらない。
      人生も同じこと、確かなものは何もなく、
      運命に弄ばれ貧乏も権力も 氷のように無に帰する。
      恐るべき空虚な運命よ、おまえは車輪の如く回ってゆく。
      信頼能わず、隠れたら現れ、健康と徳を授けたらすぐに 欲情と背反をよこす。
      我らは常に憂悶しながら、たえず恐れおののく。
      さあ、運を掴んだ者も投げ落とされた者も、私と共に運命に泣こう!

    Fortune plango vulnera 運命に傷つけられ

      運命に傷つけられて、私の目からは涙がこぼれる。
      せっかく手にした幸運もすでに遠い。
      幸運はあっという間に通り過ぎ、
      気づけば何も残らないって言い伝えのとおりだ。
      栄光など所詮は心許なく気づけばすぐに崩壊する。
      運命の輪は回り、一方が沈めばもう一方が昇る。
      玉座の順番が回ってきたら、次は破滅に警戒せねばならん!
      運命の車軸に刻まれたトロイの女王ヘクバの名も、
      かつては頂上で輝いていたが今となっては車軸の下なのだ。

 人の運命は月の満ち欠けと同じで一定せず、運命の輪は、常に回っている・・・という
 嘆きでもあり、良い時も来るだろう・・・という慰めの歌でもあります。
 運命の輪は、古今東西違わず、誰にも平等に与えられた試練をもたらし、
 回りまわっているんですね。
 そのように感じる時ってありませんか?
 何をやっても、上手くいかない時・・・『苦しい時は、上り坂』だそうです。

> これを歌ったら、かなり興奮するでしょうね。
  やはり、イントロと最後は、緊張感を持って表現するように言われます。
  
  歌詞の中の、春、酒場、求愛など3人の神学生が運命の女神に翻弄されて
  信仰と堕落のジレンマに嵌り込む・・・これをどのように表現するのか
  新国立劇場で公演されるバレエ「カルミナ・ブラーナ」を、
  今日は、鑑賞してきますね。

  かなり「カルミナ・ブラーナ」に嵌り込んでいます。

東京は良いな~

先日 電話した時に、リッカルド・ムーティが好きで
カルミナ・ブラーナを聴いてきたところだとおしゃいましたねv-266  
 
その時は知らない曲だと思ったけど、
確かに、聴いたことあるv-237
しかも、私好みv-238v-238v-238

私も聴きたいな~と思ったら、monalisaには再度 チャンスありとの事
良いな、良いな~  東京に住んでる方は恵まれていますねv-20

ワタクシはこの連休は大掃除をしています。
スペースがあるのを良いことに 不用品が溜まりに溜まり
仕訳するのに クタクタです。
引っ越ししないので ワタクシの贅肉と同じく、溜まり過ぎですが 
残り二日は、お掃除おばさんになって 少しはすっきりさせたいと思っています。

カルミナ・ブラーナをもう一度聴いみます。 おやすみなさいe-261

行ってきました。バレエ「カルミナ・ブラーナ」

Graceさん、お元気ですか?
 連休は、大掃除ですか。
 確かに、我が家も不用品がたまっていますが、すこしもやる気が起こらない・・・
 今日は、朝、薔薇に肥料を施して、お昼の支度をして
 2時からのバレー「カルミナ・ブラーナ」を鑑賞してきました。
 バレエを見ようと思いついたのは、昨日の朝。
 電話で席の予約をして(カード決済でした)。

 バレエを見ながら聴く「カルミナ・ブラーナ」、振付で歌に迫力が増し、
 歌詞をもう一度じっくり読み返して、味わいたいと思いましたよ。
 最近、バレエ付いています。
 先日は、「エスメラルダ」という題名のバレエを見てきました。
 「エスメラルダ」って、何の事だと思いますか?
 そのうちにブログUPしますね。 

 秋のオペラのチケットは、今回は、取れなかった・・というより取らなかったです。
 もう一度ある発売日に・・・とも思っていますが、
 今、DVDで、ゲオルギューの「椿姫」を聴いています。
 ゲオルギューって、絶世の美女ですね。

 またご一緒できる公演がありますように。Good Night.
 
 
 

コーラスも…多才なmonalisaさんらしいです。

残念ながら私...歌の方はダメなんです。
音楽の成績がずっと良かったのは楽器演奏で
点を稼いでいたのかも。
どういう訳か、ネェネェが演奏の方ではなく
歌の道に進んだので、若い子達が歌うゴスペルを通し
歌の素晴らしさを年取ってから認識した次第です。
でも歌えません、音痴なので(笑)

カルミナ・ブラーナ…確かに聞いたことがありますね。

コメント、有難うございます

パンくんママさん、
> コーラスも…多才なmonalisaさんらしいです。
  歌は、ミサ曲から演歌まで、なんでも・・・と言うくらい節操のない私です。 
  ゴスペル、あの弾むリズムは、まさに魂に響きますね。
  ハモルト、気持ちがいいよ。
 
  エエ~~ッツ、音痴なの?
  姉妹でも違うのかな?
  私の弟妹、みんな歌が好きで、音痴いないなァ。
  でも、楽器が弾けるなら、音痴じゃあないよね。
  パンくんママさんは、意外とハニカミ屋さんですか?
  
  ネェネェさん家族は、留守なんですよね。
  パンくん達とのんび~~~~りやってますか。
  私は、あれも、これも・・・と、盛りだくさんな家事と趣味の事をやっつけています。
  毎日が、こんなんだったら・・・・いやいや、たまだからいいんだろうな。 
 
> カルミナ・ブラーナ…確かに聞いたことがありますね。
  昨日は、バレエ付きで楽しんできました。
  面白い演出が、より歌詞を強調して、益々「カルミナ・ブラーナ」に嵌ってしまい
  今日も、CDかけています。

  楽器は、何を・・・?


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