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2016-11

レオナール・藤田展(府中の森にて) - 2016.11.26 Sat

関東甲信地方では、11月24日に広い範囲で雪が降り、東京都心でも24日06:00過ぎにみぞれを観測、
1962(昭和37)年11月22日以来54年ぶりとなる11月中の初雪を観測しました。
また、関東北部や甲信地方の山間部では所によって20cmを超える積雪となったそうです。

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そんな日の前日も寒く、陽射しが届かない勤労感謝の日は、
府中の森公園にある府中市美術館に「生誕130年 レオナール・藤田展」を見に行ってきました。

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26歳でパリに渡った藤田嗣治(1886-1968)が、試行錯誤の末に生み出した独自の画風・・・それは~
乳白色に輝く下地に画線筆で引かれた流麗な墨の線。

日本美術を思わせる繊細な美しさでパリの人々の喝さいを浴びたそうで・・・
この「乳白色の下地」でパリ画壇の寵児になった訳ですが

藤田が、決して製法を明らかにしなかった「乳白色の下地」
これは、硫酸バリウムを下地にして、その上に炭酸カルシウムと鉛白を1: 3の割合で混ぜた絵具で・・・

この絵具は、実は・・・和光堂のシッカロールだったことは、2011年に明らかになりましたね!?

藤田が、西洋絵画の王道。裸婦の群像に始めて挑んだ出世作「五人の裸婦」は、
左端の布を持つ女性が「触覚」、耳を触るポーズが「聴覚」、口を指差「味覚」、犬を連れた「嗅覚」
中央の裸婦が「視覚」

裸婦に概念的なものを象徴させた藤田の意欲作は、サロン出品作の最高額の値が付けられたそうです。

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アッツ島玉砕
 アッツ島玉砕 1943年
 
 戦争中、この作品が公開された際、絵に向かって
 手を合わせ拝む人が後を絶たなかったといいます。
 藤田もその様子に深く感じ入り、
 数多く描いた戦争画の中で「尤も快心の作」と語って
 いるそうです~が、戦後、こうした戦争画により
 戦争協力の責任を糾弾され、藤田は
 日本を去ることになった訳です。

小さな主婦
 小さな主婦 1956年
 
 パリ郊外の村へ移住した藤田は、
 宗教画や子供の絵の制作に
 集中する静かな日々を送りました。
 子供に恵まれなかった彼は、
 絵の中で「一番愛したい」理想の
 子供を描いた・・・と言います。
 特に、フランスパンを抱えた女の子は、
 夫妻のお気に入りでした。

 『レオナール・フジタとモデルたち』
  2016年9月17日(土)- 2017年1月15日(日).
 千葉・佐倉のDIC川村記念 美術館

 『ルソー、フジタ、写真家 アジェのパリ』
 2016年9月10日(土)-2017年3月3日(金)
 箱根 仙石原 ポーラ美術館

 『ランス美術館展』
 古典派、ロマン派、印象派そしてレオナール・フジタ
 2017年4月22日(土)-6月22日(日)
 西新宿  損保ジャパン日本興亜美術館


このレオナール・フジタが描く子供にも、とっても興味があり・・・また、追っかけてみたいです

藤田の絵には、猫や犬もたくさん登場します。

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絵画鑑賞後は、府中の森公園を散策です。

コンデジを忘れたので、スマホで紅葉を・・・。結構、上手に撮れるものですね!?

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京都は、紅葉見物客でごった返しているそうで・・・東福寺は、撮影禁止~というニュースがありましたが
そんなの・・・ありえないです!!

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木の精が現れてきそうな・・・桐の木の瘤

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二人の像を・・・いろんな角度から~

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カダケスで撮った写真は、二科展に向けてタイトルを思案中です。

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今まで考えてもいなかったカメラマン生活が・・・一つに絞れない~多趣味な私です。

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「でも、あなた~いろんな人生を楽しんでみるのもイイことよ!!」・・・て言ってくれているようです。

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エディータ・グルベローヴァの今。 - 2016.11.21 Mon

「日本ではもうオペラは歌わない」と宣言した今世紀最大のディーヴァ
グルベローヴァの『ノルマ』を、11月6日『プラハ国立歌劇場』の公演で楽しんできました。

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会場は、満員御礼。

今回の『プラハ国立歌劇場』の『ノルマ』は、
舞台が狭いオーチャードホールだからか!?・・・シンプルな舞台装置で、服装も近代設定でした。

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『ノルマ』は、ヴィンチェンツォ・ベッリーニが作曲、1831年に初演された全2幕からなるオペラ。
主役を歌うソプラノ歌手にとって最も難度の高いオペラの一つと考えられていて
ソプラノのアリア「清らかな女神よ」(Casta Diva、カスタ・ディーヴァ)は特に有名です。

『ノルマ』のあらすじは→☆☆☆

1幕の聴きどころは~「清らかな女神」



細かい技巧は、いつも通りなのですが、かなり押さえ気味に歌っていたような感じで
「がんばれ!!、グルルベローヴァ~」と、心の中で囁いて・・・。

開園後 数分経っているのに後部席のドアを開けて入って来て
「ここでは、遠すぎて声も聞こえないし、よくわかんない!!」って、80過ぎの爺さんと娘の喋り声。

マナーの悪さに周囲が騒めきたち「シー」と言ったり、「こんなの初めて!!」って憤慨していました。

きっと最後のグルベローバをどうしても聴きたかったんでしょう!!

幕間には、東急デパートを控えている『 Bunkamura · オーチャードホール』に相応しく
シャンパンと生ハムが・・・

IMG_6819.jpg

立ち席で頂いていると、「ちょっと伺いますが、グルベローヴァさんって、友達の話では70歳過ぎているって
言いますが、実際はおいくつなんですか?」と聞かれました。

IMG_6815.jpg

いつだったかwikiで調べたら私より1歳年上だったように思え・・・もうすぐ70歳かな!?

お隣の方が、「確か72歳ぐらいだと思います」と言ってのけたので、そのままに・・・

皆さん共通して思う事は、1幕目の初めはヒヤヒヤして聴いていた・・・と。

でも、1幕の中盤、アダルジーザとの二重唱あたりから、本領を発揮してきて
美声もテクニックも全く衰えず、コロラトゥーラの女王の座を保ち続けているなんて、これは凄いです。



羽衣のように透明で軽やかなコロラトゥーラで聴衆を唖然とさせてから、
「常に120パーセントの完璧」で・・・多くの舞台で聴衆を魅了してきたグルベローヴァ。

オペラ・アリアのコンサートも開かれる~というので
1週間後には、川口リリアホールで行われるコンサートにも行ってきました。

グルベローヴァ2

友人は、2日前にオペラシティーでのコンサートで、
超絶技巧アリア、「ルチア」と「清教徒」の2つの「狂乱の場」を聴いたそうです。

グルベローヴァ2016

川口リリアホールでのプログラムは、・・・・

グルベローヴァ4

ピアニストは、あのオペラ『ノルマ』を指揮したペーター・ヴァレントヴィッチ。
このピアニストとの掛け合い的なグルベローヴァらしい面白可笑しい演出もあって楽しかった。

アンコールでは、ボラヴォーのオールスタンディングに応えて

DSC_0501.jpg

ピアニストの即興の「さくら」には、準備していなかったんでしょう!?・・・歌詞が違いました~ね。

いまグルベローヴァは絶好調。
「2年後のバイロイトだっていけるぞ!!」って、感極まって興奮している男性が・・・。

オペラの舞台も予定がぎっしり。
2018年にはチューリッヒやウィーンやミュンヘンで「デビュー50周年」を祝うガラ・コンサートも
予定されているそうです。

過っては、ルチアーノ・パバロッティの追っかけだった私。
これからは、奇跡のディーヴァ、グルベローヴァの驚異的な「いまの歌声」を追いかけてみたい。

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