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2015-06

菖蒲華(バリ土産:バテイック) - 2015.06.27 Sat

『夏至』の次候: 6月27日~7月1日  菖蒲華(あやめはなさく)

稲作には水が必要です。雨を欲する農家は、あやめの開花を見て、梅雨の到来を知ったそうです。

菖蒲
                                            
バリ島旅行の楽しみの一つに、バティックとの出会いもありました。

いつの日か・・・何かを作ろう~と・・・私は、バティックに目がないのです。

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子供の頃習った北原白秋作詞、山田耕作作曲の歌に
🎶~土手のすかんぽ、ジャワ更紗。 昼は蛍が  ねんねする。
    僕ら小学尋常科。         今朝も通って  またもどる。
    すかんぽ、すかんぽ、 川のふち。
    夏が来た来た、ド、レ、ミ、ファ、ソ。

これはスカンポの花序に、木綿地に染めたジャワ更紗の模様を連想したからではないか~と・・・・

スカンポ

バリ島に行く前に、某デパートの展示場で、バティックを見かけました。
素敵な模様で・・・でもとっても高価でした。
「5月にバリ島に行くんです」と言ったら、「それなら『BIN』の物を選ぶといい~」と・・・

bin house

インドネシアの文化遺産を代表するものに
日本の絣の原点とも言われるイカットやバティック(ジャワ更紗)と呼ばれるろうけつ染めの布があります。
昔から専門の職人たちや女性たちの手仕事によって生み出されていました。
しかしそうした伝統的技法や材料は、近年どんどん廃れて行く運命にあったそうです。

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紀元前にインダス文明が発祥したインドは、
"染めと織りの国"と言われ、茜で染めた布が出土したことから、更紗発祥の地という説が一般的~とか。
インドの最高級という意味をもつ言葉"サラーサ"が布と一緒に伝わり、『更紗』・・・とも~

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ジャワ更紗は、インド更紗の影響下に製作され、
インドネシア語で "沢山"を意味するbayaと、"点"を意味するtik,titikとという言葉が一緒になって
「バティック」になった・・・とも言われています。
また、極上という意味の更紗が、長い歴史の中でインドネシア語のバティックとなった・・・とも言われ
今では蝋捺染の生地は、世界中でバティックと呼ばれています。
また日本語ではバティックと更紗は同じものをさしていてる~のだそうです。

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色彩は藍色と茶色が特徴的で、茶色はソガという植物から取られた染料。
特徴的な文様としては、葉、刀、蛇などの連続文様があります。

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友人たちからオビンとかビンと呼ばれていたジョセフィーヌ・コマラさんは、
「なぜこんなに美しい布を、今インドネシアでは作れなくなってしまったのだろう。」と
消え行くアンティーク・テキスタイルに強い関心を持ち、
仲間とともにそれらを再現する試みを始め、1986年に設立したのが・・・『BIN House』~だそうです。

ジョセフィーヌ・コマラ

ジャカルタ市内のメンテン地区にあるBIN Houseは、
所在を示す看板もなく、ファン以外にはほとんど知られていない。
しかし、インドネシアのみならず世界中の著名な経済人や政治家、ビジネスマンやメディアなど
各界の人々が、 それも夫妻でBIN Houseを訪れる・・・と言います。
(ジャカルタのメンテン地区・・・なんと~オバマ大統領が幼少時代を過ごした・・・というのです。)

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インドネシア生まれ、香港育ちの華人系インドネシア人のコマラさんは、
12歳のとき、 「なぜ」を連発し過ぎて先生にいやがられて学校をやめてしまったという。
その「なぜ」から生まれた美しい布への憧憬が、BIN House設立につながって
コマラさんの想像力と美への情熱から生まれたテキスタイルは、世界中にファンを増やし続けているのです。

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インドネシアの気候風土に育まれた動植物や暮らしの道具、歴史を語る宮廷模様を描いたバティック
一枚の布に描かれるすべてのモチーフには、生命の力と幸せを祈るという意味があり、
「ろうけつ染め」によって浮び上がります。

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文様を描くにはチャンティンと呼ばれる、銅製の小壺に把手のついた道具に溶解した蝋を入れ、
細い注ぎ口から少しずつ蝋を出すことによって文様を表したり
チャップと呼ばれる銅製の型を用いて蝋置きを・・・
「手描き」と「型押し」を巧みに使い分ける「ろう置き」は、布を防染するための手法なのだそうです。

手描き  型置き

人の手で紡がれた糸はわずかに空気をまとい、
地紋が織り上がった時に何とも言えない風合いと陰影を現す・・・と言います。
細く艶やかな絹糸が交差し、現れる複雑な織り模様。
「bin house」のバティック製作は、シルクを手紡ぎすることから始まるそうです。




『色さし』の作業
繊細な模様は筆を使って染色。その後、お湯で煮だし蝋を落とす。
染色後、再び『ろう置き』
『ろう置き』『染色』『ろう落とし』の作業が色の数だけ繰り返されるのです。

色さし

アヤナで、一番初めに目に付いて買い求めたのがこの地紋のあるバティックです。
手触りから~シルクの光沢と軽やかさ・・・浮かび上がる変わり織りの地紋。
インドネシアに古くから伝わるコットンバティックとは明らかに一線を画す「bin house」の布!!に
出会ったのです。

P1200793.jpg

アヤナ・リゾート&スパのshopには、運のイイことに『bin house』の物が沢山!!
毎日shopに行って、手に取ったり腰に巻いたりして・・・うっとり~

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アヤナから離れる日の朝、もう一度shopのバティックコーナーに・・・
毎日顔を合わせる店員さんとも懇意に・・・
いろいろな着方を教えていただきました。


そうなると、ますます去りがたくなって・・・胸がバクバク~
「これも~これも~欲しい!!買ってもイイ?」と旦那に・・・
「お金に余裕があるなら・・・どうぞ~」
そんなことを言われると「また働けば・・・いいね?」
ちょっと地味な・・・でも、私好みの~

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「自在に形を変えるもう一つの皮膚のように・・・」というコンセプトとか
”シルクで地紋を織り上げる”というこれまでにない素材感と品格が魅力的。
ビンさんのこだわりの布と色とデザイン・・・
オンリーワンで手の込んだ手仕事が感じられる品はその価値を認められているんです~ね・・・

ちょっと若々しい~から娘に・・・でも、バティックの良さが分かるかしら?

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アヤナ・リゾート&スパのshopで買い求めた3枚は、手触りから紛れもないシルク。
ストールにもサロンにも・・・



お洒落が・・・楽しみです。

                                                  記事参考:ミセス 

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乃東枯(フォーシーズンズ・リゾート・バリ・アット・サヤン) - 2015.06.22 Mon

二十四節気の『夏至』は6月22日~7月6日頃。

夏至の初候:6月22日~6月26日頃 乃東枯(なつかれくさかるる)
冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」が枯れていく頃。
色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、枯れていく花に思いを寄せた、古人の優しさを感じる言葉です。
ウツボグサ(靫草)は、紫色のきれいな花で、田んぼの畦や草地でよく見掛ける草です。

ウツボグサ

膝痛を患ってからは、12時には寝ることを心掛けていましたが、旅行中は手持無沙汰で早寝早起き。
いよいよバリ最終日となるとゆっくり寝てなんていられません。
心置きなくウブドを・・・ヴィラを・・・楽しむべく、バスソルトをたっぷり入れ香を焚いて朝風呂です。

フォーシーズンズ・サヤン1

アユン川を見下ろす斜面に建つリバーフロントヴィラですので
お風呂から見る外の風景はジャングルと川しか見えず、ジャングルに隠れ住んでいるような気分です。

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バスタブ、ベッドルームの机、ダブルシンクを囲んでいるのは、黒真珠のタイル。
ウッドパネルの美しいウォークインクローゼットなど・・・アジアンテイストの落ち着いたインテリア

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wifi が自由に使えるので、sarfaceで、ブログチェック。

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広々としたベッドルームは、白いシフォンの天蓋と素晴らしい木の葉模様の木彫のスクリーン
スイッチを入れるとほんのりオレンジ色に染まり、 木の葉が浮かびあがってきたかのよう~。
これは、ロマンティックなバリ島の夕日をイメージしているとか・・・

ベッドサイドのランプは、バナナの木を漉したものですが、和紙のようで、とってもいい雰囲気。
ソファには、竹の一種であるラタンを使用。頑丈なのにとってもしなやかで座り心地がいい。
これらは、日本人のデザイナー集団によるものだそうです。

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『フォーシーズンズ・リゾート・バリ・アット・サヤン』での楽しみ方は、いっぱいあるようです。

折角のヴィラ生活。リゾート客のために色々なプログラムが用意されています。

滞在中は日本人スタッフのゆかりさんや他の日本語スタッフがお世話して下さるのですが、
彼らがいない場所でも日本人ゲストが困らないように・・・と、
サービス・ディレクトリ類の充実が素晴らしいです♪

通常の綴じ込みタイプのディレクトリに加え、(勿論日本語!!)
朝食時間のお知らせなど最低限必要であろう案内を、
持ち出しできるよう小さな紙にまとめて封筒に入れて下さっていました。

チェックインした時には、滞在中 ゲストに余計な心配をさせないための準備は
既にできあがっていたのですね。流石!! フォーシーズンズ・サヤンです。 ~~♪(*^-゚)vィェィ♪

フォーシーズンズ・サヤン2

まず、朝食は・・・2日目なので、アユンテラスで・・・

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オーダービュッフェスタイルなので一品一品の完成度は高く、どれも美味しいです。

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帰国時の飛行機は、5月20日 デンパサール発0:25分
有効的に時間を使いたいので、8:00~9:30まで、バトラーを通して予約していたヴィレッジウォークです。
ホテルスタッフがアユン川渓谷の絵のように美しい景色の中へ案内してくれます。

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リゾート内のハーブ、野菜ガーデン、棚田などを案内

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バリ島の棚田は、すべてスバックと呼ばれる水利組合によって管理されています。

スバックに基づくバリ島の文化的景観は、
2012年に『バリ州の文化的景観 : トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム』として
世界遺産にも登録。

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「スバック」とは、水路や柵で均等に水を分け合うシステムで、9世紀頃から継承されてきたとか~
ちなみに、スバックは“トリ・ヒタ・カラナ”というバリ・ヒンドゥー教の哲学的コンセプトで
サンスクリット語の「トリ」(3)、「ヒタ」(安全、繁栄、喜び)、「カラナ」(理由)に由来。
神と人、人と人、人と自然という三者の調和を重視するバリ・ヒンドゥーの宇宙観を反映しているそうです。

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スバックの概念は、バリで1990年代以降高まったサスティナブルツーリズム(持続可能な観光)への
動きにおいても重視され「トリ・ヒタ・カラナ観光賞プログラム」という制度にも反映されているのです。

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この教えに基づき、治水事業、灌漑事業、神事やお祭りなど
生活文化すべてに関わり合いを持つ・・・ということで~改めてのバリ島の奥深さを痛感しました。

アッツ、水田にアメンボウが・・・・懐かしい!! こちらの水草は、ちょっと形が違うように思えました。

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ジャングルとサヤン村の人がいかに家族を大事にしているか、説明してくれます。

P1200625.jpg 絵のように美しい『ヴィレッジウォーク』アユン川渓谷⇦クリックして~ね。

ランチは、聖なるアユン川沿いにあるカジュアルで開放的な空間のRiverside Caféで・・・

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軽食や薪のオーブンで焼いたピザがお薦めだそうですが、
実は、ここのランチのサービス券があったことに気づいたのです。

ドリンクは、カクテルのみサービスで、ビールは有料・・・って驚き。

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朝食をたっぷり頂いたので、お腹いっぱい!!

「これ部屋で食べたいわね!?」と隣席の日本人の新婚さん。
「私達も、同感です!!」と・・・スタッフに持ち帰りを申し出たら、綺麗なランチボックスに・・・

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ganesuさんたちと、2時に待ち合わせ~買い物ツアーです。
「アディ!!プレゼントよ~。奥さんにお土産にして!!」
アディさんの奥さんは、免税店の『ティファニー』で働いている・・・と言うのです。

買い物は、娘から頼まれた籠
事情通のganesuさん(某デパートの外商さんだったのだ!!)が連れて行ってくれた 『BALI HANDAY』

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正札の1割引き・・・とのこと。
欲しい大きなかごがありましたが・・・はて?さて?どのように日本に運ぼうか~

展示品の中に猫が2匹。子猫は母猫のお乳を・・・可愛いでしょう!?

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「お昼寝!?」と思いきや~授乳中・・・

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お目当ての籠は、見つからず自分用に・・・
抹茶セットなどを入れて、『バリバリ南部』を楽しもう!!・・・とランチボックスタイプを~

次は、ウブドならではの癒しを求めて 『BALI RATU』 へ
こう見えて私は、結構なエステ通ですので、ここでは充分な費用対効果が得られませんでした。

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夕食は、例の『THE UBUDO』に~
ここは、オープンしたばかりなので、接客が悪くメニューにあるワインも・・・「今ありません!」と~

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天井には『ヤモリ』が・・・・

ホテルも併設『LABAK RIVER HTEL』とか。次回来ることがあったら、また覗いてみよう。

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アディさんが、傍に行って撮ってきました

ganesuさんたちは、翌日「キャンディ・ダサ」に向かうそうですが
我々は、8時半にJTBのスタッフがホテルまで迎えに・・・・
「もう一組のお客さんもいますので・・・」と言われたので「もしや!?」と思ったら・・・やっぱり姪夫婦でした。

お疲れ様!! お蔭様で思い出いっぱいの結婚式参加と叙勲記念旅行となりました。

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