凛とmonalisa

2010-05

オランダ・ベルギーの旅 第2章 (アムステルダム市内観光)2010.5.20 - 2010.05.31 Mon

オランダ王国(Kingdom of the Netherlands)の面積は、41,864㎢(九州とほぼ同じ)、
首都:アムステルダム、言語:オランダ語

オランダ人は世界で一番身長の高い国民で、数十年後には、さらに10cmは伸びるとか……。
統計でも平均身長は男性が179.6cm、女性が168.0cmと高いそうで、
オランダ人がアメリカ人の平均身長を抜いたのは、第二次世界大戦後だという研究結果もあるとか……。

なぜオランダ人は、こんなにも身長が高くなってゆくのだろう?
戦後の国の政策で成長剤を混ぜたエサを食べた牛の牛乳を多く飲みチーズをたくさん食べているからとか。

国名ネーデルランド(低い土地の意味)を飛行機から見下ろすと、運河や川、そして湖水地帯が目につく。
オランダの歴史は、水という自然の脅威に対する闘いの歴史と言っても過言ではないそうで
シンボルの風車も、元は湧き出る水を揚水する目的で造られたもので、
「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」とよく言われるそうで、
低地国オランダを水と闘いながら築いてきたオランダ人の粘り強さを現わしているそうです。

因みに、オランダの水は、飲めるが硬水・・・とのこと。

★=☆=★=☆=★ アムステルダム市内観光 ★=☆=★=☆=★
trip
アムステルダムの街には、地盤が柔らかく傾いている家も多くあり、それを支えているように
隙間無く家が建ち、お隣同士支えあって、家の間口の広さで税金が決めら(間口税)れているそうで、
税金を安くする為、間口が狭く奥行きと上に高く建てられた建物は、京都に似たうなぎの寝床の様で、
間口が狭い為大きな家具が入らず 建物の最上部から頑丈なポールが一本道路の方へ突き出していて、
ロープをこれに引っ掛けて家具は窓から出し入れをする・・・という中世以来の工夫が見られます。。

街には、藤の花が咲き、窓を覆うように蔦がはい、マロニエの花が満開でした。
国立美術館界隈には、馬車が通っったのでしょうか、馬の落し物がありました。

アムステルダムでは、図案のスケールも大きく、色も強くコントラストと発色のしっかりした存在感を持った
発想もユニークな≪ダッチ・デザイン≫が、建築物との関係の中で、見る人に揺らぎや躍動感を感じ
させているという。
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東インド会社以来、大麻が合法なオランダは、ヒッピーが集まり易く、至る所に落書きされた空家を目にする
マウスオン
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長崎の≪ハウステンボス≫にもあった『ホテル・ドゥ・ルロープ(ホテル・ヨーーロッパ)』、

最新設備を持つミュージックシアター(オペラハウス)は、ネーダーランスオペラとナショナルバレエの本拠地

ゴッホの≪アルルのハネ橋≫を思い起こさせるアムステルダムを堰き止める木製の『 マヘレのハネ橋 』は
ほっそりした橋の意味で、17世紀に建てられ、4月~9月の間は、夜にはイルミネーションが灯るそうです。

東京駅のモデルにもなった中央駅には、両側に塔があり、塔の上には風見鶏が付いる。帆船、風車と、
常に風を利用してきたオランダ人にとって、風を知ることは時を知るのと同じ暗い重要なことらしい

舟のフォームをモチーフにした緑の巨大な建物『科学技術センター』は、関西国際空港も手掛けた
イタリア人のレンゾ・ピアノ氏のデザイン。久しぶりのお天気に、人々はデッキで日光浴です。
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アムステルダムは、ヨーロッパでも珍しい自転車の多い都市で、自転車専用道路を歩行者が歩いていると
罰せられるそうです。土地が平らなので、ブレーキの付いていない自転車が多く、止まる時は反対に漕んです。
自転車教習所もあるなんて、面白い国です。リヤカーを前に付けたような自転車も面白いです。
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犬を自転車に乗せたヘッドスキンのお兄さんに、怒鳴られました。
どうやら、自転車道に踏み出してしまったようです。
皆さん、アムステルダムに行ったら、自転車に気を付けてくださいね。

★=☆=★=☆=★ 国立博物館 ★=☆=★=☆=★
1885年開館のオランダ最大の国立博物館ではオランダ絵画の豊富なコレクションが見られ、
博物館自体も壮麗な建物。
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ここでの一番の楽しみは、フェルメールの≪牛乳を注ぐ女≫“melkmeisje”を、間近に見ることが出来る事です。
フェルメールは、「オランダ絵画の黄金時代」と言われた17世紀を生きた風俗画家(1632~1675)です。
女が独り、厨房の窓辺に立ち、牛乳を注ぐ・・・この絵には、いくつかのチェックポイントがあるそうです。
荒れた肌・乾いた唇 width=300
    荒れた肌・乾いた唇
 当時の絵に出てくるお手伝いの女はほとんどが
 コケティッシュで、若い。雇い主の夫や息子を誘惑
 する危うい存在、といった含みがあるようだ。
 ところがフェルメールは、がっしりした中年の
 お手伝いのを描いた。化粧気のない、荒れた肌。
 紅もささない乾いた唇。質素な服装。男の視線を
 気にせず、ひたすら家事に没頭するお手伝いの女。
 フェルメールの狙いは、お手伝いをめぐる世の
 偏見に乱されることなく、家族の厨房を堅実に
 預かるお手伝いの女を描き出すことにあったらしい

   デルフト・タイルと行火
 フェルメールは、火鉢を入れた四角い木の箱の
 小さな行火を描いた。これで、肌寒さが演出され、
 情景ににわかに季節感が漂いはじめた。
 しかも行火のサイズが小さいので、お手伝い女の
 そびえるようなモニュメンタリティーが一層協調
 される。行火の後ろのデルフト・タイルは壁の保護
 装飾の目的で貼られたものだがタイルの中央に青の
 線で人物を描いたシンプルな愛のキューピットの
 模様は、行火と同様に(女性の好むものだから)
 愛の意味合いが潜んでいるという
デルフト・タイルと行火 width=300
絵画の食卓 width=300
    絵画の食卓
 女の視線の先で、甕から平鉢に落ちていく牛乳。
 周囲に散らばるパン。硬くなったパンを牛乳に浸し
 煮て食べようという算段らしい。珍しくもない日々
 の営み。なのに、なぜか目が離せない。赤(褐色)と
 緑、黄色とフェルメールブルー(ウルトラマリン)
 の補色の選択。粒と化した光をまとい、輝き、
 あたりを明るく照らす。フェルメールは、色彩と
 光の効果をじっくり考え抜き誰も食べたことのない
 「絵画の食卓」を用意してみせた

    奥行きと光源(遠近法)
 窓は≪牛乳を注ぐ女≫の要である。
 一つには、絵の中で唯一、部屋の奥行きを明確に
 しているから。窓の桟のそれぞれを右に延長して
 いくと、どの線も女の右手の手首に焦点が集まる
 ようにして、部屋の奥行きを決定する幾何学的
 透視法の焦点がある。
 二つには、この絵の唯一の光源だから。
 パンも牛乳も女も窓から射し込む光の中で輝き、
 その存在を主張する。
 フェルメールが割れた窓ガラスを描いたのは、
 その光を可視化するためかもしれない
奥行きと光源 width=300
お買い物の必需品
    お買い物の必需品
 厨房を描いた他の画家の作品にはたいてい食糧や
 道具類が所狭しと並ぶ。それらは相互に意味を
 つむぎ出し、饒舌に物語を語り始める。これに対し
 フェルメールの作品はとても寡黙だ。
 描かれたモティーフは、パンとミルクと
 いくつかの容器と行火だけ。唯一例外は、左横の
 壁にかかったバスケットとバケツ。
 バケットは野菜やパンを買いに行く際の必需品。
 バケツは買ったなま物の入れ物。
 お手伝い女の静かなる自己主張のようだ

    驚異の細部
 女の頭の左上方をよく見ると小さな釘が見える。
 その釘の短い影が右下に扇状に落ちている。
 差し込む光線の作る影に、窓の外の建物の状況で、
 少し幅が出来ている。ちょっと崩れ気味の穴もある
 遠くからは見えないはずの細部の明確な描写。
 フェルメールのミクロな世界への驚異の
 こだわりである
驚異の細部 width=300

                                                   参考資料:ミセス/2007年3月号
マウスオン
≪牛乳を注ぐ女≫と≪青衣の女≫
<

フェルメールは、画家として自立して間もなく人々の日常を描写した。特に家事を巧みにこなし子供を教育し、
家庭を守る、有徳ー純潔、勤勉であることを求められた当時の女性の風俗画を専門とするようになった。
≪青衣の女≫では、青と黄土色の諧調だけで細部から奥行きまで、全てを表現し尽くし、口を半ば空け、手紙
を読みふける女の様子からと、後ろに描かれた地図から、主人は航海に出ていて、身重の女房を思いやる
手紙が届き最初の1枚はすでに机の上・・・長い内容の手紙であることが読み取れる。
≪デルフトの小路≫は、建物のレンガの粒を描くために、絵の具に砂を混ぜて描いて立体感を出し、
≪三人の女性≫では、命がけの航海から舟が帰ってくるので、ドキドキしている様子を、雲で表現する・・・
など、天気が一枚の絵に入っているのは、人間の感情をストーリーに込めているそうです。

レンブラントの人物画は、金持ちからの依頼で描き、練習に自画像をよく書いていたようだ。
レンブラントライトと言われる誇張した光の使い方は、被写体が浮かび上がるようにイキイキさせ、
夜警≫は、火縄銃組合の自警団の集合写真ですが、レンブラントの白内障の悪化と客の注文に沿わず
芸術性を追い求めた為、≪夜警≫を描いて以降、レンブラントの価値が下がって行ったそうです。
trip
レンブラントの織物組合の注文の集合写真では、一番いい服を来た人が組合長、左から二番目の人は、二番目に
偉い人で、レントゲン写真を取ると目の位置をずらして動きを出すために描き直した後があるようです。
机が上向きに描かれているのは、絵が上にかかるので、見やすくなるように描いたもの・・などなど
trip

耳太郎(トラヴェルイヤフォン)を使ってのツアコンの説明で、今まで知りえなかった絵の見方、作家の意図な
ど分かり易く、フェルメールやレンブラントの解説。ヘンドリック・アーフェルカンプ
「オランダの冬景色」などは色彩豊かで活気があり、風景の中の人々が注意深く、巧みに面白おかしく
描写されているのが特徴です。
ハンス・ブーランジェの静物画「花のワンピース」では、
短い命の高価なチューリップと薔薇を封じ込めた絵を如何に売るかが絵描きとしての使命だったそうです。
この頃の風車の絵は、構図として,1/3が大地、2/3が空がバランスとして一番美しいとされていたようです

解釈は、人それぞれ。置かれている環境、心情でも見方が変わるものですが、全く違った観点での知識が
増えることは、嬉しいものです。

次は、ゴッホ美術館に行きます。



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オランダ・ベルギーの旅 第1章 (成田~アムステルダム )2010.5.19 - 2010.05.29 Sat

豚インフルエンザに由来するヒトのH1N1亜型に属する新型インフルエンザが蔓延して、昨年は、計画を諦めました。
2010年3月20日、4月13日、アイスランド南部のエイヤフャトラヨークトル氷河(Eyjafjalla Jokull)下で
火山噴火が発生して、ヨーロッパの空港閉鎖情報も聞かれる中、今年もまた~っと、思いましたが、
火山噴火も落ち着いた5月19日~26日まで、ユーロ安(ギリシャ財政困難・・・1ユーロ=115円 )にも助けられ、
KLMオランダ空港で行く「おまかせオランダ・ベルギー8日間」の旅に出かけました。

★=☆=★=☆=★ 旅支度 ★=☆=★=☆=★
出発1週間前に、ツアコンから、オランダの気温が、最高16℃位。重ね着出来るような用意で・・・と。
お天気も365日同じ。1日のうちに晴れ、雨、曇りが全部来るので折りたたみ傘は、
必需品・・・などの、現地情報を交えての連絡がきました。

≪旅慣れた人≫は、最小限の荷物の中に最大級のオシャレを詰め込んでいる数学的な頭を持った人・・・という。

8日間の着回しをシュミレーションし、「1本のパンツにトップス3枚」・・・と、分母をボトムに置いておく方法が、
荷物も減り、靴の数も減って、素敵が増える鉄則らしい。お陰で、スーツケースの半分は、ガラガラ。
お土産が、沢山詰め込め、帰りの姿までシュミレーションしてみたりした。

兎に角、まだ寒いらしいが、私のお気に入りは、黒か茶色なので、このバリエーションで温度調節し易い
上着とTシャツを取り揃え、パンツの下は、厚手と薄手のストッキングで様子を見れば、大丈夫大丈夫。

何処に行っても恥ずかしくないディナー用は、日本では、滅多に着ない KENZOUの日本の意匠模様のニットと
黒のロングスカート、ISSEIのシャーリングパンツスーツ(いまや、流行遅れかも)。これらは、かさばらず
コンパクトに持ち運べ、着心地良くしわになっても気にならず、私の定番スタイルにしている。

私の旅姿は、前回スペイン旅行でもGraceさんにも驚かれたが、ウストポーチとノースフェイスのデイバック。
リュックというと、なんだかお洒落から遠い感じだが、何でも突っ込めるし、重い本などを持ち帰るのには、
非常に便利で、レインスーツや傘も収納できる何と言っても防水加工が嬉しい。
バス移動なので、デイバックの他に用意したフェンデイのショルダーバックは、
観光用やショッピング用、はたまたドレスアップ用にも、大いに活躍してくれて、これも嬉しい定番化。

日除けは、日傘は手がふさがり、帽子は、あまり好きではない・・・と言うことで、サンバイザーが好みです。

機内は、空気が乾燥するので、ウエットタイプのマスク、目薬、ウエットテッシュは必需品です。

★=☆=★=☆=★ 成田国際空港 ★=☆=★=☆=★

池袋からリムジンバスで約1時間半で成田国際空港に行きました。
長野からのグループは、旅行社の用意した乗合タクシーで、朝6時出発で11時の集合に間に合い、
重いスーツケースの移動もなく、料金も安いとか。

搭乗受付カウンターで、Yさんは、幼馴染のお姉さん(Nさん)と偶然にも一緒のツアーである事を知り、
お年も80歳を過ぎられたNさんは、友人と参加でしたが、若いYさんが一緒なのでとても安堵した様子です。

以前、頼まれた日本タバコは、ヨーロッパでは手に入らず苦い経験があるので、
成田国際空港の免税店での第一の目的は、同僚への土産物(日本タバコと焼酎)と、お気に入りの化粧品です。

KL-862便:成田13:30発ーアムステルダム・スキポール国際空港18:05着(時差7時間)

アムステルダムのスキポール国際空港に向けて、11時間半の空の旅が始まりました。



今回は、JAL便を利用しませんでしたが、城 達也の≪ジェット・ストリーム≫は、
空への旅の憧れと希望の夢をいつも与えてくれ、私にとっての睡眠薬のようなものでした。

★=☆=★=☆=★ アムステルダム・スキポール国際空港 ★=☆=★=☆=★

ルギー、オランダ(ーデルランド)、ルクセンブルグ3国の頭文字をとって「ベネルクス」と呼び関税同盟を結んでいる。
trip

隣の席に座った叔父さんは、5年前に奥様を乳がんで亡くされ、自暴自棄に陥ったそうですが、
息子が稼業をついだ今は、2ヶ月に一度は海外旅行を楽しんでいるようで、「世界三大がっかり」を見に行くと
言うのです。「世界三大がっかり」って、なんだか知っていますか?
世界三大がっかり 」とは、
シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧のことだそうです。

アムステルダムのスキポール国際空港に近い≪パークプラザ アムステルダム エアポート・ホテル≫は、
ツアー客用の部屋なのかバスタブはなく、シャワーのみ。枕チップは、一人50セントです。
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治安が悪く、スリ・ひったくり・置き引きは日常茶飯事。
日本とは違うので、十分注意するように、ツアコンが注意を充分 促したのにもかかわらず、事件は起こりました。

ビュッフェスタイルの朝食時に、仲間に「見ててね。」と言って、パスポート、スーツケースの鍵、現金、カードの
入ったバックを席に置いて出かけた4人グループの2人のバックが、持ち去られてしまいました。
犯人は、仲間に「下に何か落ちている」と指さし、仲間が下を見ている隙に、バックを持ち去ったのです。

ツアコンも被害者も、朝からとんでもないトラブルで、お気の毒です。
案内を現地添乗員に任せて、被害者とツアコンは、日本領事館にパスポート再発行の手続きと
鍵を失くしたので、新しいスーツケースの購入などの、予定外、想定外の出来事の処理に行きました。

パスポート再発行は、最近は、とても難しくなり、戸籍謄本と身分証明書、写真2枚が必要になるそうで、
日本から、FAXで送ってもらい、なんとか手続きが出来たようですが、折しも木曜日の出来事。
金曜日までに間に合わなければ、ベルギーには行けなくなる・・・など、色々事態が大きくなりそうです。
運よく日本からの手配が金曜日の夜までには整い、被害者の方達は、アムステルダム観光は、出来ませんでしたが
後の旅程は、参加できました。

被害額などは、旅行についている保険に入っていたので、全部賄ってもらえるそうで、あらためて旅行保険加入の
有難さを思い知った所です。≪他山の石≫として、我々も注意!注意!です。




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