凛とmonalisa

2017-05

南イタリアの旅 Ⅶ (イスタンブール~成田) - 2014.08.24 Sun

8日間の旅、あっという間に帰国・・・となりました。
ホテルを11時半に出発と言うので、朝食後2~3時間の余裕があるので、市街地に出たいのですが、
Holiday Inn Napoli 周辺は、ひっそりと静まり返っています。
そう言えば、日曜日!! 土地勘がないから、万が一のことを考えてホテル周辺散策で我慢です。
ベスビオス山も見納めです。
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ナポリ空港で、免税手続きをしました。
タオルミーナで、heartにお似合いの子供服を見付けたので買ってしまいました。
後で知ったのですが、アルマーニの子供服だったんです。ちょっと贅沢だったかな~!?
同じツアーのお嬢さんもタオルミーナで、フォリフォリのbagを買った・・・と言うのですが
重量制限20kgをオーバーしていたので、bagは、お友達のスーツケースに入れての申請なんです。
免税申請をする人は、他のツアー客とは、別のコーナーでの荷物受付です。
如何にもイタリアンな旅行社の男性が手続きに付き合ってくれましたが、成田でちゃんと受け取れるかしら?
色の取り揃えようがお洒落なカップルを発見・・・靴は? こんなペアルックも素敵だね!!
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ナポリからイスタンブールまでは2時間15分で、イスタンブールに17時5分着。
イスタンブール発01:00~成田まで、5時間ほど待ち時間があり、オプションでベリーダンスショーも用意されていましたが、オプションには参加せず、我々とコバチャンたち計6名はトルコには3回目・・・と言うスーヤン(いつの日か鈴木君がスーヤンに~)の案内で、地下鉄~トラムに乗って「鯖サンドと水タバコ」お目当てに行動開始です。
切符(赤いプラスチックコイン)の買い方が難しかった~ね。
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スーヤンの計画では、アタトュルク空港から5分程歩いた地下鉄 「Havalimani(ハヴァリマヌ)」~「zeytinburnu(ゼイティンブルヌ)」で下車、トラム(路面電車)で「Kabatas(カバタシュ)」行きに乗り換え「Beiazit(ベヤズット)」で下りて、グランドバザール→ブルーモスク→アヤソフィア→シルケジ駅→ガラタ橋で夕食をとって空港に戻ろう~という計画です。
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いわゆるズックが、山積み状態のグランドバザールの驚き光景です!
子供も商売のお手伝いをしています。
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どんぐり?いやいや~楕円形のヘーゼルナッツです。
栄養素が豊富で、健康・美容に良いとされるヘーゼルナッツ。その歴史は古くて、2,300年前にはトルコ北部の黒海沿岸ですでに栽培が始まっていたと言われます。トルコ産ヘーゼルナッツは、世界の総生産量の75%を占めており、世界が認める最高品質のブランドとして、ドイツやイタリアをはじめ100の国々に輸出されています。現在、トルコをはじめ多くの国々で「健康のために毎日ひとつかみのヘーゼルナッツを」と推奨されている注目の食なんですよ。
「見て!!懐かしい秤~よ」とコバチャン
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ケバブ売り場です。
今年も郷里のお盆祭りには、我が家の駐車場で『ケバブ売り』がありました。
お兄さんに「イスタンブールに行ってケバブ売りを見たよ」と言ったら、彼の故郷は、ネパールでした。もう一人はアメリカ人で新宿のECCで英語をもう10年も教えている・・・と言うのです。
ケバブ売りだからトルコ人と思い込んでいる私は単純!!。
実はケバブとは、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理で、中東地域とその周辺地域で供され、ケバブ(トルコ)、カワープ(ウイグル)、ケベプ(キルギス)、カバーブ(インド・パキスタン・アフガニスタン・アラブ)、キャバーブ(イラン)、チェヴァプ(バルカン)・・・と地域によって名前が違うんですって~。
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トルコアイス(ドンドゥルマ)を食べてみることに~
トルコでの伝統的なトルコアイスは、砂糖、羊乳、サーレップ(salep)などが特徴的な原料。
サーレップは、トルコ山岳部に自生するラン科ハクサンチドリ属の植物Orchis mascula(オルキス・マスクラ)などの塊根を乾燥して粉砕した粉。このサーレップに乳と砂糖を加え、いったん沸騰させた後、弱火で1時間ほど絶えずかき混ぜながらヨーグルト状の固さまで煮つめ、冷して固まった後に長時間練り上げ、繰り返し空気を含ませながら伸ばすと餅のような粘りが生じるのだそうです。
店頭での受け渡し方にも特色がって店員が客にドンドゥルマを渡す際、わざとひっくり返したり、受け取らせなかったりなどといったフェイントをかけるパフォーマンスをすることが多い・・・と言う事で、我々もまんまと乗せられました。
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スルタンアフメットのブルーモスクのすぐ横の広場、アト・メイダン(馬の広場)には、14日の早朝とは打って変わって多くの人々が集まっていました。
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我々が訪れた7月20日はトルコのラマザン(断食月)の真っただ中(2014年は6月28日~7月28日まで)
トルコの人口の99%はイスラム教徒なので、トルコにとってイスラム暦の9月、ラマザンは重要な月にあたり、1ヶ月弱日の出から日没まで多くの人が断食をするのです。ラマザンは1年約354日周期の太陰暦に従っているため、毎年11日程度早まるそうで、因みに2015年は6月18日~7月16日になるそうです。
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ピエロの写真を撮ったら、1€・・・と要求されちゃいました
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政教分離の国是があるトルコは、異なる宗教習慣にも寛大で、ラマザン中もレストランやカフェなど多くの飲食店が店を閉めず営業しており、旅行者に断食を強要するということはないそうで、病人、妊娠中、月経中の女性、子どもも断食しなくてよいそうです。
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ラマダン中は・・・進んで寺社、僧や貧者に金品を寄付する~という「喜捨」の精神から、公共広場などに露天が並び、日没後、貧しい人たちに無料で食事が振舞われます。 観光地のレストランでは豪華イフタールビュッフェなどラマザン特別メニューを用意しているところが多く、伝統的なトルコ料理が提供される・・・というのです。
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太陽が出ている間は、飲食はもちろん、たばこも吸いません。「断食中の空腹によって心身を浄化させ、神を身近に感じる事ができる」とか、「普段豊かな生活をしている人も、飢えた人々のつらさを共有することができる」・・・というのです。
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イスラム教の「断食月」と聞くと、禁欲的で厳しい期間のように感じ、旅行は避けた方が無難?と思うかもしれません。 しかし、それは太陽が出ている間のことで、日没後は、普段よりもご馳走をとり、夜更けまで親戚や友人宅を訪ねたり、公園で遊んだり、とても和やかな雰囲気です。 モスクや街頭も賑やかなイルミネーションがで装飾され、ラマザン月ならではの一種のお祭りのような雰囲気が漂っていて、旅最終日の思い出を盛り上げてくれています。
スーヤンは「くれぐれも、トルコがよかった・・・何て言わないでくださいね」とリーダーとして満足げでした。
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オプションでベリーダンスを見に行った人たちは、どうしているかしら?
我々は、野外レストランの舞台の中で、クルクル回る奇妙な踊りを踊っている人を見付けました。
イスラム教のイスラム神秘主義(スーフィズム)の教団のメヴレヴィー教団の踊りだそうです。
メヴレヴィー教団は、13世紀にジャラール・ウッディーン・ルーミー(1207年 - 1273年)によって開基され、日本語では旋舞教団といわれ、スカートをはいた信者が音楽にあわせて、くるくると回転をし踊るという宗教行為。これは祈りの手段で、回転は宇宙の運行を表し、回転することで、神との一体を図るというものだそうです。
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ラマダン(断食月)にかかせないもの それは デーツ・・・なつめやしの実です。
日没がきて その日の断食を終えて すぐに 食事をすると 胃が驚いて体によくないそうです。
そこで ナツメヤシの実と甘いジュースを飲んで 胃をいたわってから食事にとりかかるのだそうです。
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断食月に結婚式ですか?
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シルケジ駅近くで、スーヤンが「水タバコ吸っている人がいるよ!!」と言うのです。
若者たちが「トライ!!」と言うので、みんなで・・・(-。-)y-゜゜゜ (^。^)y-.。o○
水タバコ』とは、糖蜜などで固めた水タバコ用の煙草で、専用の香り(フレーバー)付けがされていて、タバコの葉に炭を載せて熱し、出た煙をガラス瓶の中の水を通し吸うので、水に通す事によって煙りが冷やされマイルドになる・・・という仕組みのようです。そう言えば、下北沢にも水タバコカフェがあって、通りすがりに吸っている人を見かけますが、近寄りにくい雰囲気が漂っていて・・・横目で見て~と言う感じです。
トルコで味わった水タバコは、アップルのフレーバー。一服では・・・物足りない!!
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トルコ観光と言えば、カッパドキアと熱気球が有名ですね。
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次の目的は『鯖サンド』
ガラタ橋の下のレストランめがけて・・・と思いきや、ふとマルマラ海辺の方から懐かしい日本的な香りが・・・ 見ると、おじさんが鉄板でサバを焼いているではないですか!!
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イスタンブールB級グルメの王様、サバサンドの匂い! トルコ語で“Balik ekmegi”(バルック・エクメーイ)と言われるこのサバサンドは、その名の通り、普通のバケット風のパンに鯖を挟んだだけサンドイッチなのですが、このところ旅行者たちが口をそろえて「絶対食べて帰りたい!」というほどの人気なんですって~
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と言ってもこのサバサンド、最近急に流行り出したものではなくて、昔からガラタ橋に近いエミノニュの海沿いでは小さなポンポン船の上でサバサンドが売られていたのですが、衛生上の理由から一時禁止に……。しかしその3年後、2007年には見事復活を果たしたんだそうです。
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サバサンドは、トルコの「エクメッキ」と呼ばれるパンの間に、鉄板で焼いたサバ、薄切り生玉ねぎ、そしてレタスを挟んだだけの単純なつくり。お好みで塩やレモンを絞ったりしますが、それ以外に加えるものはなにもありません。
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そんな単純なサバサンドなのに、食べてみるとこれがまた意外とおいしい! 外はパリッ、中はもちもち~としたエクメッキの素朴なおいしさと、案外脂の乗ったサバが絶妙な味わいを醸し出しており、ここに玉ねぎとレタスがシャキっと感を演出。これで3トルコリラ(約150円)なら、安すぎ~って言うぐらいです!!
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サバサンド売り場の傍に、なにやら美味しそうなプラスチックコップに入った漬物らしきもの発見。これは、”Tursu”(トゥルシュ)といって、キャベツ、きゅうり、ビーツなどの真っ赤なピクルスなんです。赤い漬物水は、梅酢のような味わい。トルコ人は、サバサンドとトゥルシュをセットでいただき、漬物水も飲んでいるようです。トゥルシュは一杯1トルコリラ(約50円)
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暫し新市街地方面のイルミネーションを眺めながら、野外飲食。これも旅の良い思い出に~
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運よく、目的を時間通りにやり過ごし、またトラム、地下鉄を乗り継いでアタトュルク空港に向かいました。電車の中で釣竿を持って乗っている人を数名見かけました。ガラタ橋は人気の釣りスポットなんですね。
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成田行きゲート12時半集合には、1時間の余裕があるので、免税店で買い物です。
免税店は、24時間営業なんです。
飛行機の中では映画鑑賞
ヨーロッパ随一のホテルを仕切る"伝説のコンシェルジュ"グスタ­ヴ・Hと、彼が最も信頼を寄せるベルボーイのゼロ・ムスタファが繰り広げる冒険ミステ­リー「グランド・ブダペスト・ホテル」が面白かったです。
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今回も南イタリア、トルコの世界遺産をたくさん見て、お天気、メンバーに・・・そして18名の観光客を落ち着いて誘導するK社のツアコン・吉田さんに感謝感謝です。
成田に着き、出国手続きをして流れ解散。
私の荷物は、無事受け取ることが出来ましたが、一緒に手続きをしたお嬢さん(しかも友達の)スーツケースが戻ってきませんでした。その後・・・どうなったでしょう?



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南イタリアの旅 Ⅵ (アルベロベッロ~マテーラ) - 2014.08.19 Tue

”トゥルッリの町”と呼ばれるアルベロベッロ。
トゥルッリ自体はイトリア谷と呼ばれるプーリア州中部の丘陵地帯の町々に数多くあるものの、
中心街にトゥルッリが林立している町はアルベロベッロのみだそうです。

歴史をたどれば、15世紀には既に数多くの石灰岩で作られた建物が並び、現在の特徴ある町並みの原型を形成したとか。その後、モルタルを使わずにトゥルッリの家々を建てるようになり、今日に見られるすばらしい景観に繋がっていて、アルベロベッロのトゥルッリは、1996年ユネスコ世界遺産に登録されました。
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ホテル「Colle del Sole」のロビーの壁一面を飾る写真。ここを探しに~Let's go!

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┃★┃ トゥルッリとは?
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トゥルッリとは円錐形の屋根に白い壁のこの地方独特の建物。
イタリア語では単数形→トゥルッロ(trullo)、複数形→トゥルッリ(trulli)といいます。
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畑などにポツンと建ているものがトゥルッロ(trullo)

トゥルッリはモルタルを一切使わずに石灰岩の切り石を積み上げて円錐形の屋根をのせただけのもの。
二重構造の壁の間に土砂が詰められているのです。
17世紀にこの地方を治めていたジャンジローラモ・アックアヴィーヴァ領主はナポリ王に支払う住居税を何とか減らそうと画策。税金の査察使の目を免れるため、石を崩せば簡単に解体できるトゥルッリ以外の住居を作ることを禁じたのです。
まるで童話の世界から抜け出したようなとんがり屋根のかわいいトゥルッリ、元々は税金対策だったのです~。
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2014年5月25日BS日テレ「絶対みたい“世界遺産”最強ツアー!」で放映された画像です。
今この仕事のできる職人は4人だけ・・・とのこと


この日は、地図を渡され自由行動でしたので、ホテルの壁の写真を指差してフロントクラークのイケメンさんに「このシーンはどこに行ったら見れますか?」と、伺ったら「アイアピッコラ地区に行けば良い」と・・・
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先ず、【ジャンジローラモ広場】の高台からのトゥルッリ群を眺めることにしました。
ここは、観光ゾーンが一望できる絶景ポイント。壮大なトゥルッリ群のパノラマが見れます。
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地元の人々が日常生活を営む【アイア・ピッコラ地区(Rione Aia Piccola)】には約400のトゥルッリが並びます。多くの観光客や土産物店でにぎわうモンティ地区と対照的で、人通りも少なく、ひっそりとしていますが、洗濯物が干され、思い思いの花や緑が飾られている生活感あるトゥルッリもまた味わい深いです。
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ホテルロビーの写真と同じ場所・・・見付けました!!モンティ地区を遠くに・・・眺めるような感じです。
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【屋根の色】は、元々白いのですが酸化し、次第に黒くなるそうです。50年に一度の屋根の葺き替えが必要で白い方は既に葺き替えが終わった屋根です。
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降った雨は、【雨どい】をつたり、トゥルッリ外部の井戸に落ちる。
床下が貯水庫になっている家もあるそうです。
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屋根に使われる石は【キアンコ】といって、層状に圧縮された岩盤なので、水平に剥がれやすい~とか。
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小尖塔(ピナクル)は、トゥルッリの円錐頂に置かれている装飾で、屋根のてっぺんを塞ぐ役割を果たしていて
その形は、家によっても違い古代宗教の太陽神崇拝と関係があるようです。
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隙間風が入らないように石灰で塗った約1mもの厚い壁のおかげで、内部は夏は涼しく冬は暖かい。
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モンティ地区とは対照的にアイア・ピッコラ地区は人通りも少なく、地元の人々が日常生活を営んでいる地区なのでひっそりとしています。
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領土博物館(MUSEO DEL TERRITORIO)
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建築中の家がありました。もしかしたら、今この仕事のできる最後の職人さん!?・・・と胸躍ります。
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第二次世界大戦で戦死した住民の慰霊碑です。
台座には戦没者の名前が刻まれ、脇には大砲が据えられています。
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サンタントニオ教会のある旧市街とサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂のある新市街のほぼ中間に位置するポポロ広場(Piazza del Popolo)。町の人達の憩いの場で、素敵な熟年紳士が5~6人が広場の木陰で涼んでいるので「この木の名前は?」は伺うと「レッチ」と・・・。
タオルミーナでは、ベンジャミンの木陰でしたが、ここはレッチなんですね。
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町の守護聖人、聖コズマと聖ダミアーノが祀られている【サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂】
1885年建立。ネオクラシック様式。左右に対照にそびえる鐘楼が特徴です。18世紀より教会内部に置かれている2人の聖人の彫像は、宗教行列祭の際に多くの信者によって担がれて町中を練り歩くそうです。
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アルベロベッロの観光のメッカはなだらかな丘陵になっている【モンティ地区(Rione Monti)】
モンティ地区の裾、マルテッロッタ広場(Largo Martellotta)から伸びる緩やかな坂道、モンテ・サボティーノ通り(Via Monte Sabotino)やモンテ・サン・ミケーレ通り(Via Monte San Michele)を上るやいなや道の両脇にトゥルッリが立ち並ぶ光景が広がります。トゥルッリのほとんどは土産物店、もしくは飲食店です。
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前日の夕食会場「ARATRO」
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少し上がっていくと日本人「陽子さんのお店」に行き着きます。生憎陽子さんはヴァカンスでいなかったですが息子さんが日本語で対応してくださいました。
トリフ入りのオリーブオイルや3変化する赤頭巾ちゃんの人形を買いました。
この人形は、赤ずきんちゃんのスカートを捲るとお婆さんが~お婆さんの帽子を取るとオオカミが出てくるのです。「赤ずきんちゃん~おばあさん~オオカミ」と早変わりさせるとheroは、大喜びです。このほかにも童話に纏わる人形を店先で売っていて、通りすがりに日本語で「サンビキノコブタ」と呼びかけられます。
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ツアコンの吉田さんと出くわしたので、お店の屋上にあげて頂き、町全体を眺め、記念写真を~
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新市街にあるサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂の2つの鐘楼が見えますね!!
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トゥルッリの室内は冬は暖かく、夏は涼しく快適な住居とのこと。この地方は雨が少ないため、トンガリ屋根の間にある水路をつたい、雨水を床下の井戸に貯水できる仕組みになっています。屋根が崩れやしないか心配になりますが、器用に石を組み合わせています
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旧市街に入り込むと全く別の世界にいるかのよう~
ときおり灰色の屋根に白でマークのようなものが大きく描かれたトゥルッリ を見かけます。
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左から、キリストの表象である太陽を意味し、、4番目は二つの点を周囲に従えた十字架は宇宙を意味し、5番目は貫かれた聖母マリアの心臓、6番目は3つの世界(天界、地上界、地獄界)を結ぶ十字架を模した木・・・と言う事のようです。

ハートや太陽など印象的な文字(表象模様)は石灰で書かれていて、原始的な造形表現を伝えているそうで
トゥルッリの表象模様
これらのシンボルは、住居者が自由に描く事ができるらしいです。絵文字とも模様とも思われるモノは、キリスト教ゆかりの文字だったり、シンボル化したマークは魚とかの絵が元だったり、ギリシャ語がもとだったりするそうです。

店に入っていくとTVで見かけた陽気なおばちゃんが、上手な日本語で商品の説明してくれました。
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この店は、手織りの麻のテーブルセンターなどが有名なのか「三越に置いてある」というのですが、葡萄の樹など織模様に家族繁栄などの意味があるようです。麻で手織り~ちょっとお土産には高価過ぎ。
思い出に水笛と主人は置物を買いました

プーリアの笛は以前は貧しい家の子供が町のお祭りの際に屋台で購入する素朴なおもちゃであった他、新郎が新婦に愛の証として贈る習慣もあったそうです。贈られた新婦は笛を吹くことによって幸せを感じたようです。当時の最もポピュラーなデザインは雄鶏や小鳥といった動物の類だそうです。
また、笛は幸運と魔法の力を呼び込むとも考えられ、憂鬱な時、ため息の代わりに笛を吹くと、小鳥のさえずりや鐘、春の始まりを思わせる音が魔法のように気分を晴れやかにしてくれる・・・とプーリアの人は考えているのです。
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町を代表する教会は旧市街にある【サンタントニオ教会】と新市街にある【サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂】町の守護聖人、聖コズマと聖ダミアーノが祀られています。

【サンタントニオ教会】は唯一のトゥルッリ屋根でできた教会なんです。
ギリシア十字式設計と言う縦と横の長さが同じ十字形の内部に、円錐形のトゥルッリ屋根、アルベロベッロの伝統的手法で1926年に建てられました。高さは21.5mで、トゥルッリ屋根を持つ2つの部屋と1つの鐘楼から成っています。
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内部中央の祭壇画。磔刑のキリストを中心に、周囲に聖人が並んでいます。向かって右下に描かれているアラブ風の衣装を着た2人がアルベロベッロの守護聖人、聖コズマと聖ダミアーノ。
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入って左側にあるのが教会名に由来する聖アントニオの像。
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祭壇のアレンジメントが・・・いい感じです。
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最後に是非行ってみたいチーズのお店【Latte e Fieno】に・・・・
”Latte e Fieno”のチーズは、フィエーノという植物を最良の時期に収穫したものを牛の餌としていて、健康な牛のお乳を化学物質や保存物質を一切使用せずにチーズにしているので,昔ながらの独特の旨味を醸し出し、新鮮でナチュラルな素材のみを使っていることから季節によっても風味が異なるそうです。
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フレッシュチーズ類は日本でいう豆腐のようなもので、毎日できたてを買いに地元の人が訪れるそうです。
プーリア特産のクリーミーな幻のブッラータチーズ(burrata)1個1ユーロ。
賞味期限が当日限りなので味わえるのは訪れた人だけ・・・
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お店には、日本語で商品名が紹介されていました。
お土産のオススメはカチョカヴァッロ(caciocavallo)、カチョリコッタ(cacioricotta)、スカモルツァ(scamorza)など・・・様々な熟成度があるようです。さて、この店で何を買おうか・・・・上に書いたような予習ができていれば、迷わなかったのに、言葉も通じず…何かをお土産にしたい~と「リコッタチーズ」を買ってみました。
そういえば以前、リコッタチーズの入った【世界一美味しい朝食】の話・・・覚えていますか?
リコッタチーズはパンにつけて食べるのが手軽のようです。
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お店を出たら、シクロツーリストの集団を・・・2年前のフランス旅行でも、見かけました~ね。
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そうそう、もう2度と行くことがないかもしれませんが、万が一のために行っていない珍しい屋根のつながった【トゥルッロ・シアメーゼ(通称、双子のトゥルッロ)】の事を記しておきます。なんでも、元々は一つの家で、昔この家に住んでいた双子が同じ女性を好きになり、仲が悪くなって壁で塞いでしまったとか。中は今では土産物屋になっているそうです。
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画像は、webからお借りしました。

アルベロベッロを後にして、石灰でできた洞窟住居マテーラ まで、バスで1時間半です。

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┃★┃ マテーラの洞窟住居
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「マテーラ」は、イタリアで最も有名な町の1つだそうで、人口5万7千、南イタリアのバジリカータ州マテーラ県の県庁所在地です。その町の最東端に世界遺産にも登録されている【洞窟住居・Sassi】と呼ばれる歴史地区が広がっているというのです。【洞窟住居・Sassi】って、ご存知でしたか?
アルベロベッロとは違う景色が広がりそうな予感です。(バス中から撮った写真だから~ね)
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変なかかし?それとも何かの祭?
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マテーラの現地ガイドさんは、コッツィオさん。
ガイド途中で手を振る先を見たら、坊やがお仕事が終わるのを待っていたのです。
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MATERA 2019。。。なんだろう??
調べて見るとマテーラは、2019年の欧州文化首都の候補地なんだそうです
欧州連合が指定した加盟国の都市で、一年間にわたり集中的に各種の文化行事を展開する事業のことらしい。
2019年の欧州文化首都開催国は、イタリアとブルガリア。最終的にカリャリ、レッチェ、マテーラ、ペルージャ、ラヴェンナ、シエナの6都市が最終選考への切符を手に入れ、2015年の最終決定選にむけ、引き続き各都市で準備が進められているそうです。さて、マテーラは無事開催都市になるでしょうか?
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18世紀に建設されたパスコリ広場のランファンキ宮殿は、国立中世・現代美術館。
美術館前の涙形のオブジェは、山形県が生んだ偉大な彫刻家・ミラノ在住の吾妻兼治郎さんの大作「水滴」La Cocciaを見ることが出来ます。riomanさん、この彫刻家、知っていますか?
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メインストリートからちょっと入って、のんびりとした旧市街地を行くと、唐突に、イタリアのどんな町とも違う「ひとつの都市」が姿を現しました。それがマテーラのサッシSassi di Matera。中東のアラブ諸国を彷彿とさせる白亜の町並みは、押しも押されもせぬ世界遺産です。
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そもそもサッシSassiとは「岩山」を意味するイタリア語サッソSassoの複数形。マテーラのなかでも最も古いエリアで、中心に建つドゥオーモを挟んで北側のサッソ・バリサーノSasso Barisanoと南側のサッソ・カヴェオーソSasso Caveosoの2つの地区に分けられています。
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町を遠くから眺めたいならサッソ・カヴェオーソ地区のサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会周辺がおすすめだそうです。グラヴィーナ渓谷の岩壁につくられたたくさんの洞窟とその上に広がるサッシの町並みがよくわかるのです。
サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会

サッシは石灰岩で出来ていて、よく目を凝らしてその岩肌を観察すると、かつて海の底に沈んでいた事実を示すかのように浮き出た貝殻の化石を見つけることができます。
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マテーラ、この町の歴史はローマ帝国の崩壊後、他民族から支配されることの繰り返し。
イタリアのなかでも特に貧困に苦しめられた土地でもあって
1952年、衛生面や経済的な理由からサッシエリアの住民は一斉退去を余儀なくされ
無人となったサッシは寂しい歴史を背負った廃墟群と化したのだそうです。
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サンタ・マリア・デ・イドリス教会(Chiesa di Santa Maria de Idris) 
ぽっこりした岩山に建つ洞窟教会は有料でしたので、パスです。後ろに見えるのが、ムルジア平原。
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ムルジア平原の正式名称を「考古学歴史自然岩窟教会公園」といい、サッシと併せて世界遺産に登録されています。同じ地質であり、古くから使われてきた洞窟もありながら、ムルジア平原はサッシのような町には発展しなかった。採光や換気を洞窟の入口ひとつに頼るしかない昔の洞窟暮らし。渓谷を挟んだこちら側では岩壁が西向きになるため、太陽の光を十分に取り込めなかったことが原因ではないかと考えられています。
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人間と家畜が同居していることの衛生面が問題にされはじめ、イタリアの恥だということになった。
1952年の法律で、23,000人が新しいアパートに移住させられた。
マテーラ市サッソ・カヴェオーゾ地区 にあるCasa Grotta (di vico Solitario Comune di Matera)は、1700年初期に岩を掘って作られた家を、当時のままに残して、マテーラの旧居住区サッシ に生きた人々の風俗習慣をよりよく理解してもらうために、その日常の暮らしがどのようなものだったかを紹介しています。日本語ガイド有~
<Casa Grotta>
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Casa Grottaの前には、土産物屋が・・・
ここでも、アルベロベッロで見た幸運と魔法の力を呼び込むとも考えられる笛が売られている
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グラヴィーナ渓谷の崖すれすれに立つサン・ピエトロ・カヴェオーソ(S.Pietro Caveoso)教会は、聖ペテロとパウロに捧げられたもので、13世紀末~14世紀初めに設立されましたが、数世紀に渡り、拡張・改修工事を繰り返し受け、建設当時の原形は失われています。正面ファサードは17世紀に改修され、その時、左側の鐘楼も一緒に作られました。鐘楼の尖塔は、18世紀の改宗工事の際に付け加えられたものです。中央の扉の上には、聖母マリアの彫像が、その両脇の扉の上には、それぞれ聖ペテロと聖パウロの彫像が置かれています。聖母マリアは、マントを広げて、その下に慈悲を乞う人々を庇護しています。教会の右側にはアーチが見えますが、それは、広場の整備時に、教会とモンテッローネの岩山の間に、マルヴェ地区~カサルヌオーヴォ地区へと続く通りを作るために開かれたものです。この教会は、サッシ地区に位置しますが、岩盤を掘削して作られた洞窟教会ではなく、完全に建造されたもので、現在もミサが行われ人が集う教会なんです。
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足下にはサッシ(バリサーノ地区)、右手はるかプーリアとの州境の田園までも一望する。
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左手には、小高い丘の緑に混じって、トラモンターノ城のどっしりした円塔が見える。
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広場からブオッツィ通りVia B.Buozziを直進。通りの中ほど右手、三角柱の形をした手狭なお土産屋の手前の石段を上ると、雨水集積システムLa Raccolta delle Acqueがある。19世紀前半、司教の願いで、サッシに待望の公共貯水槽が建造される。カヴェオーソ地区の住民を支えた巨大な貯水槽は一見の価値あり。のんびりとした小広場からは想像できない、最大級の洞窟が隠されているのだそうです。
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1993年、ユネスコ世界遺産に登録されると、その類い希な景観から世界的な観光地としても注目され始め、映画のロケ地としても多く使われ、代表的な作品は2004年に公開されたメル・ギブソン監督の『パッション』・・・だそうです。



キリストが十字架を背負って歩いた坂や磔刑に処せられた丘など多くの場面がここマテーラで撮影。
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サン・フランチェスコ・ダッシジ教会(San Francesco d'assisi)では、結婚式が行われていました。
サンフランチェスコ広場にあるバロック様式の教会(13世紀の初めに建立、元々は修道院)
内部の祭壇には15世紀の8枚の祭壇画が連続して張られているとのこと
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サン・フランチェスコ・ダッシジ教会のファサード(1750年)
中央:マドンナ像(聖母)、右側にはサン・フランチェスコ像、左側にはアン・アントニオ像
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ブルガトリオ教会(1725年に建立)人呼んで骸骨マークの教会
ブルガトリオ教会の正面入り口の青銅のドア ここにも骸骨がたくさん彫られています。
骸骨のモチーフは“死と魂の償還”を表し“プルガトリオ”とはラテン語で「煉獄」という意味。「煉獄」は、中世まではカトリック教会の教義のひとつとされていた。神の恩恵を受けたにも関わらず、完全に清められないままで死んだ人々に対して、天国への道を閉ざすのですが、もし、天国へ行きたければいくつかの浄化の苦しみを受けなければならないと決められているのです。その浄化のための試練を「煉獄」と呼び、誰もが恐れたリンチだったのです。近代になってローマ法王により“浄化のための試練”が禁止されたそうですが、歴史的な文化遺産には中世に実践されたこの教義を描いた絵画が数多く残されているそうです。
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ブルガトリオ教会の正面入り口の上の骸骨の彫り物 1747年に造られたようです。
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ランチは、【IL TERRAZZINO
世界遺産のマテーラの旧市街サッシ。テラスでは、サッシを眺めながら食事を楽しめるんです
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メニューは、ラザニア、ビーフの煮込み、デザートは、チョコアイス、そしてビールに限る~ね。
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こうして、マテーラを振り返ってみると、迷路の中を通ってきたようです。
世界遺産に登録された石灰岩でできたマテーラの洞窟住居「サッシ」の魅力はその唯一無二の景観です。
オレンジ色の街灯に照らされた夜の町も、まさに「妖艶」な雰囲気ですてきだそうです。またマテーラを訪れる機会があったら絶対に1泊はしたいと思いました。サッシ地区内にも洞窟住居を改造した快適なホテルがあって、手頃な値段で宿泊できるようです。

マテーラからナポリまで250km。4時間。ナポリのホテルは、また Holiday innです。
ディナーは、ショートパスタ、白身魚のソテー
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デザートは、アイスクリーム、ワインは、この旅で覚えた「ラクリマ クリステ」です。
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帰国準備をしなくては・・・ターキッシュエアーラインの荷物の制限重量は20kg。秤を使って、調節です。
意外だったのは、アルベロベッロで買ったオリーブオイルやタオルミーナで買った陶器のマグネット
そして持ってきて着なかった服も多くて重量超過・・・大きく反省するところです。


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南イタリアの旅 Ⅴ (タオルミーナ~アルベロベッロ) - 2014.08.14 Thu

タオルミーナは、シチリア随一の高級リゾート地。映画「グラン・ブルー」の舞台になったことでも有名で、3月~11月には、世界中から多くの観光客で溢れます。標高200メートルの高台に位置する為、周りに広がる真っ青な海、遠くにはエトナ山が見渡せ絶景です。徹底した管理の為、治安は非常に良く街の清掃も行き届いて、安心して観光を楽しむことが出来る街です。タオルミーナの住民は、レストランや土産物屋など観光に関わる仕事をしています。
グランブルー

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┃★┃ メッシーナ門
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タオルミーナの歴史は、紀元前4世紀まで遡り、戦争に敗れた後、生き残ったギリシャ人によって建設されました。現在の様に観光地として栄え始めたのは、18世紀後半からのことです。ヨーロッパ他国の有名作家や写真家(ドイツの哲学者ニーチェや詩人ゲーテ、アイルランドの詩人ワイルド)が、タオルミーナの美しさを伝え始めたのがきっかけで、観光ブームが沸き起こりました。訪れる者誰もを虜にしてしまう魅力溢れる街なんです。
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現地ガイド・サルバトーレさんを待っている間、window-shopping。お気に入りの店を見付けました。
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コバチャンは、ピエロが好きで集めていると言います。あなただったらどのピエロ?
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┃★┃ ウンベルト1世通りと4月9日広場
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タオルミーナのメインストリート・ウンベルト通りをメッシーナ門からカターニア門方面に向かって行くと賑やかな広場にたどり着きます。ここは、街の人々の集いの場になっていて、夜遅くまで人が集まります。展望台の様に見晴らしの良い広場からは、エトナ山、海岸線、ギリシャ劇場などが見渡せます。

【エトナ山】は、タオルミーナの西側に聳え立ち標高3323m。ヨーロッパ最大、世界でも最も活発な火山
円錐形の優美な山容とは対照的に山頂付近では活動中の噴火口が煙を立ち上げ、今でも2~3年おきに大噴火を起こしているのです。その歴史的、科学的重要性が認められ、2013年には世界的自然遺産に登録。
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【4月9日広場】は、もともと教会に因んで「サント・アゴスティーノ広場」と呼ばれていました。イタリア統一戦争中の1860年の4月9日、大聖堂でのミサが行われている間に、ガリバルディがシチリアをスペインのブルボン家から解放させる為にマルサーラに上陸しようとしている・・・という噂が広まりました。興奮した市民達は大変熱狂したものですが、実際にその噂は間違いで、ガリバルディがシチリアに上陸したのは1ヵ月後の5月9日です。しかし、タオルミーナ市民はミサの途中に沸き起こった歓喜を忘れず、そのミサが行われていた教会のある広場を解放の記念として【4月9日広場】と名前を改めたのです。
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何よりも眼前に広がる海と周りに広がる絶景が一番の見所であるタオルミーナ。高台から見下ろす景色には息を呑んでしまいます。【グランブルー】という映画の舞台になったところも、4月9日広場から見えます。
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ガイドさんが「ギリシャ人がシチリア島に上陸して最初に植民地にした【ナクソス】です」と指差すのですが、正式には『ジャルディーニ=ナクソス』 人口9,350人のイタリア共和国シチリア州メッシーナ県のコムーネ(自治体)。
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「オペラで有名なナクソス島ですか?」と聞いてみましたが、「そのオペラは知らない」・・・とのこと。
私の記憶違いかと調べてみましたが、リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ「ナクソス島のアリアドネ」の舞台となった『ナクソス島』は、エーゲ海中部・キクラデス諸島中最大の島でした。

タウロ山も見えます。断崖の上に建つカステッロ(タオルミーナ城)から広がる大パノラマは必見とか!
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ウンベルト1世通りの2Fのバルコニーには綺麗なお花が・・・
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アーモンドを使たヌガーのお店が紹介されました。色によって味が違い試食してみました。
12個入り7ユーロ、18個入り9ユーロなのでお土産に最適です。
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何処に行っても日本人相手のお店があります~ね。
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ウンベルト1世通りを戻って、ギリシャ劇場に向かうテアトログレコ通りの入り口に、大きな木の木陰の広場がありました。
パレルモでも見た街路樹に似ているので『この木は何ですか?」とガイドさんに聞いてみました。
『ベンジャミンの木」とのこと。ベンジャミンの木もシチリアの太陽の下だとこんなに葉が茂って、絶好の木陰を作ります。
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「テアトルグレコ通り」その名の通り、ギリシャ劇場へ続く道。お土産屋さんや、ジェラート屋さんが並びます。
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マヨルカ焼を売っているお店のショーウインドウには、シチリアのシンボル『トリナクリア』が・・・
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シチリアの旗の真中にも・・・
トリナクリアとは、ギリシャ語で「3つの岬をもつ島」という意味。インパクトのあるシンボルの由来には諸説があるそうです。3本足は、シチリアの3つの岬を表し、顔はメデューサであるという説や、顔は太陽で3本足はもともと4本あり四季を表していたという説など~
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難しいのに「本物のサンゴ 珊瑚」と漢字で書いてある土産物屋に大笑い。15ユーロは、安い!?
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┃★┃ ギリシャ劇場
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紀元前3世紀にギリシア人によって見晴らしの良い山をくり貫いて、平らにした後建設されました。土地の自然構造を最大限に利用して作られた円形劇場は、遺跡的要素満載です。その後タオルミーナは古代ローマ人に占領され、劇場を含む多くの建築物は改築されてしまいました。ローマ人は、土地の自然構造を生かして、劇場を赤いレンガを使って円形闘技場へと改築しました。観客席の階段には、掘り起こされた石が使われています。柱にも、大理石などの石が多様されています。赤茶色のレンガ、舞台を縁取る白い大理石の柱、青い空の三色の組み合わせは、見る者全てに安らぎと感動を与えてくれます。第二次世界大戦中に爆撃を受けてしまった為、現在の様な形で残っています。
<ギリシャ劇場入り口>
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シチリアの中では、シラクーサの劇場に次いで二番目に大きいそうです。大きさでは二番目ですが、周りに広がる壮大なパノラマと景観の素晴らしさにおいては引けを取らないとか。ここを訪れたゲーテは「この劇場から見るパノラマは世界一の美しさだ」と語ったそうです。音響が良い事とエトナ山の噴煙が自然のアクションとなって劇を盛り上げ、現在もなお、数々の劇や重要なイベントが開催されています。
何よりも眼前に広がる海と周りに広がる絶景が一番の見所であるタオルミーナ。ギリシャ劇場から見渡す景観。歴史ある遺跡の先に広がる青い海とエトナ山のコントラストはいつまでも眺めていたくなります。

ベンジャミンの木の下に集合して、メッシーナに向かいます。

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┃★┃ メッシーナ RISTORANTE LOSSIDIANA
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メッシーナ・・・カラブリア州の大陸が対岸に見え、シチリア島の玄関口。本土から列車を載せたフェリーが着岸する港の近くにはノルマン時代の協会、ドゥオーもが建つ。針が正午を指すと、装飾が動き出す鐘楼や内部のモザイクが見どころです。
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ランチは、リストランテ「L'Ossidiana
メニューは、アランチーニ(ライスコロッケ)とナスグラタンとサラダです。
旅行社MIKI御用達なんでしょう。日本語のフリガナや醤油がテーブルに置かれていました。
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アランチーニはシチリアとナポリ名物。形がオレンジに似ていることからアランチーニ(小さなオレンジ)と呼ばれる。 シチリアのアランチーニの大きさは直径3.8cm〜10cmほど。湯炊きしたジャポニカ種の米に溶き卵とおろしたカチョカヴァッロまたはパルミジャーノ・レッジャーノチーズ、塩、胡椒を混ぜたものに詰め物をし、小麦粉をまぶしてから溶き卵にくぐらせ、パン粉をまぶしつけて揚げる。シチリア島南東部では、球状ではなく円錐形にして揚げる。シチリア島西部では、アランチーニをアランチーネ(arancine)と綴るのが正しいとされる。中身は色々で、例えばアランチーネ・アッラ・カルネ(arancine alla carne)には、トマトソースで煮た肉とグリーンピースの詰め物が入り、アランチーネ・アル・ブッロ(arancine al burro)にはモッツァレラチーズが入る。この他ほうれん草やパンチェッタを入れる事もあり、シチリア内でも、中の具が地方独特のものである事もある。中身によって形が変わっていく。パレルモでは、スプーマ(spuma)とワインを混ぜたものを飲めばげっぷを促進して消化を助けると考えられているため、「アランチーナ・ディ・パレルモ」を食べるときにこれを飲む習慣がある。  (wiki)
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店主が、なんのサービスか写真を撮れ!!と・・・
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メッシーナからヴィラ・サンジョバニへは、カーフェリーに乗って15分
ヴィラ・サンジョバニからアルベロベッロまでは、6時間。
途中2回のトイレ休憩がありました。スペイン旅行の時には、ドライブインでギタリスト「パコ・デ・ルシア」のCDを買いましたので、イタリアでは・・・と探したら~ありました!!ありました!!
パヴァロッテイのDVD。しかも、7.99ユーロです。2枚だと9.99ユーロ。でも、気に入ったCDが見つからないので、1枚だけレジに行って10ユーロ払ったら、お釣りをくれそうもないので1枚と・・・人差し指を1本立てたら、お釣りが2ユーロ戻ってきました。言ってよかったです。
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アルベロベッロ のホテルは、☆☆☆☆の『COLLEDELSOLE』、wifiも自由に使えて・・・嬉しいです。

オプションツアーなので参加しない人もいましたが、ディナーは、トゥルッリを改装したRistorante L'Aratroでいただきます。
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オーナーの恰好が名物・・・というのですが~+.(ノ。'▽')ノ*.オオォォ☆゜・:*☆ なるほどー
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壁面のトゥルッリの絵画。なんだか大きなカマクラの中で食事をしているようです。
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メニューは、この地方の名物であるオレキエッテ(耳たぶパスタ)と鶏もも肉のソテー、デザートは果物
プーリアの伝統料理としては、このオレキエッテをチーマ・ディ・ラーパ(菜の花とカブの葉をミックスしたようなアブラナ科の葉野菜)・オリーブオイル・ニンニク・アンチョビ・唐辛子で仕上げたソースで食べるのが有名だそうです。我々が食したオレキエッテのソースは、ほうれん草でした。
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ワインは、アルベロベッロの隣町の名を冠した辛口白ワイン”ロコロトンド(LOCOROTONDO)”
『O』が5個も付いています。その土地の料理はその土地のワインを・・・というのはワインを選ぶ際の鉄則。白ワインは、魚介料理にピッタリのようですが、めっきり白ワイン贔屓になったキヨミちゃんのリクエスト。ほんのり感じられるさわやかな柑橘系の香りは、いかにも南イタリアらしいワインです。
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食事の後、ライトアップされたトゥルッリが立ち並ぶモンテミケーレ通りを散策。
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南イタリアの旅では、青の洞窟に次いでアルベロベッロは、興味のある街です。
翌日は、地図を渡され自由行動。
早寝早起きで・・・少しでも多くの時間、このおとぎの国を楽しみたいので~Buona notte


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