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2017-08

十薬会(山寺) - 2017.06.23 Fri

学生時代の研究室仲間10人の会、名付けて「十薬会」(ドクダミの事を、ジュウヤクとも言います)
古希記念『山形旅行』2日目は、「山寺」です。

山寺は、正しくは宝珠山立石寺。西暦860年に天台宗の僧 慈覚大師丹仁によって開基された東北の霊場

根本中堂は、重要文化財。本尊は、薬師如来。不滅の法灯を持するんです。

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山門前の境内には、芭蕉の句碑、5月17には山寺山王祭りが行われ神輿が圧巻・・・という日枝神社

『閑さや岩にしみ入る蝉の声』・・・と元禄2年(1689)、奥の細道を辿り、今の7月13日に山寺を訪れた
松尾芭蕉と随伴した河合曾良の像が建っています。

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立石寺山門から奥之院まで1015段.。所要時間は往復で60~90分・・・と言われ、2名は、しり込みして
山門付近で買い物三昧。あとの6名は、「70歳、これが最後。折角、山寺に来たのだから」と果敢に挑戦です。

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『姥堂』の本尊は、奪衣婆の石像。
ここから下は地獄、ここから上が極楽浄土という浄土口で、
傍の石清水で心を清め、新しい着物に着替えて極楽に登り、古い衣服は堂内の奪衣婆に奉納する所
これは、一つ一つの石段を登ることによって、欲望や汚れを消滅させ、明るく正しい人間になろうというもの

姥堂の脇の大きな岩は、『笠岩とも笠投石』ともいい、慈覚大師が雨宿りをしたところだそうです。

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お山の自然にそって作られた参道は、昔から修行者の道。一番狭い所は、約14cmの『四寸道』
開山・慈覚大師の足跡を踏んで、我々の先祖も子孫も登るところから、親子道とも子孫道とも言われる。

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芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る 蝉の声」をしたためた短冊を納めて、芭蕉が山寺を訪ねてから62年後
山形県村山市の俳人壷中(こちゅう)らが1751年に石の塚『せみ塚』を建てた。

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『弥陀洞』は、長い歳月の雨風が直立した岩を削り、阿弥陀如来の姿を作り出したもの。

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1丈6尺(約4.8m)の姿から丈六の阿弥陀とも言い、
仏のお姿にみることが出来る人には、幸福が訪れるという。

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岩壁には刻まれた岩塔婆や後生車や卒塔婆がたてられています。
「死後の魂は山寺に還る」 というこの地方独特の庶民信仰だそうです。

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『仁王門』は、嘉永元年(1848)に再建されたけやき材の優美な門

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左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ、邪心を持つ人は登ってはいけない~と
睨みつけています。

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『山内支院』 江戸時代までは、12の塔中支院があり、多くの僧が修行に励んでいます。

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『開山堂』は、立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されており、
朝夕、食飯と香を供えているそうです。

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開山堂の向かって左、岩の上の赤い小さな堂は、写経を治める納経堂で、山内で一番古い建物。
その真下に、貞観6年(864)歿の慈覚大師が眠る入定窟があります。

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開山堂の頭上の建物は、『五大堂』は、開山30年後に建立され、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場。

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断崖に突き出すように、お堂が立ち山寺を一望できます。

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まるで空中に浮かんでいるような感覚を味わえ、下界を見渡すと門前町が遥か遠く小さく見えます。

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五月なのに、真夏のような陽気で、藤の花も綺麗に咲いていました。

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戦国の混乱時代に、山形の地を愛し、民を愛し、出羽国に平和と安定をもたらし、現在の山形の基礎を築いた
最上義光公と家臣ら十名の位牌が収められている『最上義光公御御霊屋』

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奥之院に向かう途中にある『撫で仏 おびんずるさま』(ボケ封じ)
像を撫でると病気が治り、病気にならない・・・と老若男女、多くの人々から愛されている長寿を授ける仏様

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この地方では人が死ぬと、その遺骨の一部、歯骨(はこつ)を取っておいて一周忌前に山寺の『奥の院』へ
納骨して供養してもらう風習があるそうです。亡くなった人の骨を納める、死者を弔う信仰の寺でもあります。
階段の前にある、ひときわ大きな金灯篭には、 龍や小づち、サンゴなどが細かく彫られていています。

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奥之院まで1015段の石段を一段一段昇ることによって煩悩が消滅され幸福になれる・・・と言われます。

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我々の足で、奥之院まで約1時間。帰りは滑らない様に気を付け、所々に咲く草花を愛でながら下ります。

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お昼は、友人が予約していた『対面石』というお店で、『生麩のずんだ餅』と『だしそば』をいただきました。

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スーパーでも『だし』という漬物は、手に入りますが、一度作ってみたいと・・・友人に作り方を伺いました。
『だし』は、夏野菜を刻んで、ねばりをもった……冷蔵庫に特に何もないときにサッとできる手軽な家庭料理

【材料】は、キュウリ、ナス、ミョウガ、シソ、オクラ、モロヘイ、納豆昆布など
  野菜をさいの目に切って(茄子は水に浸けあく抜きして)納豆昆布も混ぜ、
  麺つゆで味付けをしてよーく混ぜたら完成です。
  冷蔵庫に一晩寝かせ、味をなじませるのが王道・・・だそうです。

『だし』は、ホカホカ御飯にのせて食べたり、冷ややっこのトッピングに~と
作り置きが出来そうです。

4時の新幹線まで時間があるので、『道の駅 サンピュア』で山形ならではのお土産をどっさり買って
お天気にも恵まれ、銀山温泉で沢山のパワーを受け、山寺で足腰を鍛え
まずまずの古希旅行・・・となりました。

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十薬会(銀山温泉) - 2017.06.18 Sun

学生時代の研究室仲間10人の会、名付けて「十薬会」(ドクダミの事を、ジュウヤクとも言います)
今年は、全員が古希を迎え、古希記念に『山形旅行』となり
東京駅9時10分発の新幹線で『さくらんぼ東根駅』に12時半着
まず、向かった先は、ふ懐石『文四郎麩』です。

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東根がある六田地区は羽州街道の宿場町として500年の歴史があり秋田佐竹藩の参勤交代の
宿場として賑い、「白水川」と豊富な湧き水、そして小麦の栽培に恵まれた土地だったため
昔から麩づくりが盛んにおこなわれたそうで、街道沿いには老舗の麩屋が並んでいました。

十薬会
羽州街道(松尾芭蕉が、尾花沢から山寺立石寺に向けて旅立った羽州街道は、奥州街道の桑折宿から左に
分岐し、その後、七ヶ宿、上山、山形、楯岡、尾花沢、新庄、秋田などの宿駅を経、青森の油川に達する
近世の脇往還で、東北地方の西部を貫く基幹道であった。)

今回は、都合がつかない人が2名いて8名での旅でしたが、50年前の研究室での出来事や
『十薬会』の思い出話をしながら、珍しい麩尽しの『六田ふ懐石ごっつお』を頂きました。

先付(生麩のあえもの)        芭蕉盛り合わせ(田楽、豆乳コロッケ、アボガドのバルサミコ酢和え)
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吸い物                  造り(筍の入った麩饅頭、タラの芽)
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雲片(生湯葉、クルミ、ヨモギ、わさびの葉のあんかけ) 酢の物
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煮物(焼き麩と季節の野菜)          香の物、ご飯、留め椀
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抹茶と麩饅頭
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麩は、小麦粉に含まれるグルテンを主原料とした加工食品。
小麦粉から作られるということは、うどんやパンなどと同じで小麦アレルギーが心配されます。

小麦アレルギーは、卵、牛乳に続き、日本人に多いアレルギーといわれ、
症状としては、かゆみ、蕁麻疹、目の腫れ、喉の痛み、吐き気、嘔吐、くしゃみ、鼻づまり、呼吸困難、
元気がない、意識がないなどです・・・が、十薬会のメンバーは、皆さん健康そのもので
グルテンフリーでないと・・・と言う心配ご無用。珍しい料理の数々を堪能しました。

東根の小学校校庭に生育する大欅は、樹齢は1000年以上とも1500年以上とも推定される巨木。
1957年に国の特別天然記念物に指定されたそうで~記念写真です。

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宿泊地は、銀山温泉
「おしん」の撮影地や時代の歯車が大正時代でとまってしまったような大正ロマンの湯の町で有名な
銀山温泉は、川をはさんで両側に建つ旅館は、まるで昔の宿屋の舞台装置であるかのようです。
また、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台になったとの噂もちらほら。

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銀山温泉は、名のように銀山で栄え、寛永年間の最盛期には2万5000人もの人夫がいたそうで・・・
明治より賑わいを見せた銀山温泉は一度洪水によって街が崩壊してしまい、
その後建て直して今の街並みがあるそうです。

20年前に、銀山温泉には来たことがありますが、温泉街へ着いた時の感動は大きく、
三層にも四層にも重なる屋根と歴史の色がにじみ出た木造に圧倒されました。

外人女将で有名だった「藤屋旅館」は、隈 研吾氏のデザインでリニューアル

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そんな建物が連なる中、一際目を引く銀山温泉のメインと言っていい「能登屋旅館」に宿泊です。
望楼のような三階建ての木造建築で、猫足の門や漆喰絵に魅かれます。

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夕食後は、フロントで赤いベンチコートを借りて、
「あれが、北斗七星。こっちがワシ座」と星空を眺め、ガス灯のやさしい光が灯された夜の街を散策。

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銀山温泉「能登屋」と言えば、NHK朝ドラ「おしん」で、母親が勤めていた旅館で有名ですね。
『おしん』の舞台となったことがきっかけで、その人気は海外でも「おしんドローム」という言葉が生まれたほど。
特にアジアで人気があり、現在も多くの外国人観光客が訪れているそうです。
温泉街には「おしん」に登場したこけし屋さんがあります。

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そうそう、能登屋旅館の朝食には、大根飯も出ましたよ。
ちょっと味のついたご飯に大根が混ざっていて・・・炊き込みではなく混ぜご飯かな~と思いました。

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2日目は、銀山温泉で観光ガイドさん付きで、人生の節目節目の幸せを願うパワスポットが集中している
銀山温泉のパワースポットめぐりをしながら、500年前に賑わった銀山の面影残る『銀坑洞』見学です。

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公園入り口の『白銀の滝』は、22メートルの絶壁から落ちて、水しぶきを上げる様子は雄大です。
対岸には観瀑台があり、周囲にマイナスイオンが溢れ、滝しぶきの心地よさも感じさせてくれます。

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白銀の滝野前には、事故防止・健康を願う・・・『『延命地蔵

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白銀の滝の上にある『せことい橋』では、運命の出会いを・・・

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せことい橋から見える『籟音の滝(らいおんのたき)』は、樹木の枝が覆いかぶさり
日光をさえぎる下を、渓流が岩石に激突して水音をあげ、水枯れ時には峰の松風のようであることから
名付けられたそうです。
ひとたび落ちて流れるとさらさらと、その清らかな静けさは人の心のけがれをおのずと洗い落とす
ような感じがするというので、この峡谷一帯を『洗心峡』といい、石碑も建てられています。

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『長蛇渓』は、せことい橋を渡り河鹿橋までの河床。
清麗な渓流に洗われ長蛇のように曲がりくねっているようで、夏の深緑、秋は紅葉に映え、
のんびりと散策するのに最適なコースです。

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大正時代に建てられた河鹿橋

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河鹿橋を渡った対岸には、斎藤茂吉がその美しさに感動して詠まれた歌が刻まれた歌碑があります。
「蝉のこえ ひゞかうころに 文殊谷 吾もわたりて古(いにし)へおもほう」

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河鹿橋をわたると、白銀公園一帯のメインとなるおもかげ園へと向っていきます。
路傍には奥の知れない坑口や煙出しの縦坑が間近で見ることができ、
「夏知らず」と名付けられた坑口から吹き出す冷たい風は涼を楽しませてくれます。

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おもかげ園に到着するまで、長者池周辺の景色を楽しみました。

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随所に焼堀の跡などがよく残り当時を偲ぶことが出来る『銀坑洞』
岩肌が妖しく照らされひんやりとした坑内はまるで別世界のようです。
この鉱山は薪や木炭を燃やして暖めた後に急冷して、鉱山を剥ぎ取る「焼き堀り」という珍しい方法で
採掘したそうで、所々に採掘した時の「すす」の後の様子が見られました

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美しい新緑に魅せられ、写真を撮りながら下山していくと、ガイドさん指導で友人たちが、不思議な体操を!!

お金に困らない人生が送れるパワースポット『長者池・おもかげ園』や『延沢銀山坑道跡地』巡りりをして、
そのパワーを一身に溜める気功をしているような雰囲気です。

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銀山温泉の旅館は古風な三階建てが目立ちますが、、特に、建物正面に千鳥破風、唐破風の屋根を
つけていて、それぞれに意匠を尽くしていることです。
そして、更に各旅館の戸袋などに作られた鏝絵の装飾が施しているのが・・・印象的です。

創業当時よりのそのままの姿で残っていて、あるものは、旅館の屋号であったり、縁起物のデザインで
あったりで、中でも目を楽しませてくれるのが、橋の向こうに窓から煌々と明かりを照らし、聳えるように
建っているのは「古山閣」の建物である。古風な造りの唐模様の主玄関と脇玄関が先ず目を引きますが
何といっても眺め縁を施した二階の上部に古風な絵が横にズラッと並んでいて、 
正面を飾る1年の行事を表しているとされる「鏝絵(こて絵)」が飾ってあります。

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一生分のパワースポットめぐりが出来る銀山温泉には、そのほか、
子どもの安全を願う『鬼子母神』、子宝・安産・夫婦円満を願う『山の神神社』があります。

山の神神社の創建は不詳。古くから野辺沢銀山(延沢銀山)の鎮守だったとか?
祭神は鉱山や金属を司る神(金山彦命)と安産、子育ての神(神木花咲耶姫)
山の中腹にある本社と古勢起屋の建物に組み込まれている里宮(銀山山神社)があります。

案内板によると松尾芭蕉が尾花沢で10日間滞在した際、野辺沢銀山に訪れたのではないかと推察。
鈴木清風(尾花沢の豪商「島田屋」、紅花大尽とも呼ばれ芭蕉の友人)の家で行なわれた歌仙興行で
芭蕉が下の句で「かがりに明ける金山の神」、上の句は清風が「たまさかに五殻のまじる秋の露」と
詠っている金山の神が山の神神社を指しているのではないかとされています。

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本社の御神体は鉱山が衰退すると何時しか男根になったとされ安産の神として広く信仰されるようになります。
特に、神社から神の枕を借り受け産所に入ると必ず安産になるとされ、
念願成就すると新しい枕と共にお礼参りするのが慣わしとなっているそうです。

ガイドさんと「またニャー」とネコマネをして、山寺に向かいます。

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楓蔦黄(棚田夜祭) - 2014.11.02 Sun

霜降の末候(五十四候):11月2日~11月7日頃 楓蔦黄(もみじ つた きばむ):もみじや蔦が黄葉する
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micmacさんから、「Sea Glass Art」の展示会の案内を頂き、運よく「日本の棚田百選」にも選ばれている大山千枚田の「棚田の夜祭り」が開催されている様子なので、欲張りな計画で出かけました。
Sea Glass Art

アクアライン『海ほたる』を使って鴨川まで約2時間。思ったより早かったです。

「お昼はどこにしようか?」
『鴨川 そば』・・・食べログで、一番初めに出てきたのが、『打墨庵 加瀬(うっつみあん)』
期待して行きましたが、まだ準備中。
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店の脇の野原には山羊「メイちゃん」が、のんびりと草を食べながら出迎えてくれました。
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向かいに『鴨川国際射撃場』という看板がありました。
急な坂を登っていく様子なので、蕎麦屋の駐車場に車を置いて行ってみました。
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「お客さんだよ」と、朝打ちが終わったばかりの初老の上品な男性が、オーナーに・・・
海外では、だれでも出来る施設もありますが、日本は銃刀法許可書がないと使用できない~とか。
でも、親切に「そこに立って、マイクに『ハイ』と言ってごらん!?」と・・・
目の前のグラウンドから小さなオレンジ色の円盤が出て来る様子を見せてくれました。
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このオレンジ色の弾を標的に撃つのですが、白い弾(メス)とオレンジの弾(オス)を混ぜて出して、メスは撃ってはいけない・・・というルールを作って、見分ける競技もあるのだそうです。因みに、このオレンジ色の弾は、アスファルトの廃材で作っていて、しかも郷里山梨の下部で作っている・・・と言うので驚きでした。
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鴨川の古民家を改装した『打墨庵 加瀬』は、店の佇まいもお洒落!!入り口は・・・こんな感じ。
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ドアを開けると、いきなりビー玉を埋め込んだ床が目の前に・・・
なんだかシーグラスの気分を盛り上げてくれるのに十分な鴨川オープニングではありませんか!?
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引き戸には、蜆の貝殻が貼り付けられ、彼方此方に楽しい若手芸術家の作品が・・・
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窓の外は、そろそろ色づき始めた木々が揺れている様子が眺められます。
1500年の木材を使用したテーブルなど、木の温もりから感じる癒しの空間でホッとします。
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若い作家さんの作品は、御宿にも近いから 『月の砂漠?』 トイレの明かりも素敵
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蕎麦は、10割そば。何しようか? 先付の「玉子豆腐」は、程よいお味でした。
主人は、ニシンそばにしましたが、そのニシンが大きくふっくらしていて美味しくて~。
ニシン漁で賑わってニシン御殿が建った時代があったけど、今ニシン漁はどうなっているんだろうね?
「海猫が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の やん衆がさわぐ
 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く
 あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か
 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー
 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る」
あれは、「石狩挽歌だったわね~」などと、懐かしい演歌を思い出しました。
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私は、ここならではの『お昼の裏メニュー』というセットを頂きました。
子供の頃、母が作ってくれたこともある懐かしいそばがきは、粗びきで・・・そばの味をベースに、
わさび醤油、塩、味噌味が加わり、ちょっと日本酒でも~と思いましたが、我慢我慢です。
太切りそばは、結構太くうどん並みで、短めの麺です。コシがあるので、よく噛んで・・・
自家製の白味噌をつけていただくのも面白い。そばの味をたっぷり堪能できました。
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店主作の器に盛られたせいろ蕎麦も味よくデザートの水羊羹も上品です。
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良い所を見つけたわ~。11月6日には、フラワーアレンジメントの皆さんと、もう一度鴨川入りをするので、
ランチは是非ここに・・・と思い、お聞きしたら運悪く毎木曜日は定休日・・・残念です。
カマキリに見送られ・・・イザ、「鴨川グランドホテル」です。
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所で、ミシュランガイドで蕎麦屋部門はあるのか気になりました。
「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014」では、
【東京】 江戸蕎麦 ほそ川/墨田区  
     翁 /渋谷区  
     蕎楽亭/新宿区  
     蕎麦 みわ/杉並区  
     玉笑/渋谷区  
     仁行/中央区  
     むとう/中央区  
【横浜】 風來蕎/青葉区  
【湘南】 蕎麦 ひら井/藤沢市  
     手打蕎麦 おかむら/逗子市 ・・・・以上10軒でした。

【千葉】が加わったら、手打ちそばの有名店・柏の「竹やぶ」は勿論~
そこで修行した店主が、千葉県鴨川に開店した 手造り蕎麦の店「打墨庵 加瀬」は、
また、行ってみたい!!『☆☆☆ そのために旅行する価値がある卓越した料理』でしょう~ね。
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「鴨川グランドホテル」は、今回で3回目。
2年前にリニューアルしたそうで、過去の記憶は全く消え去りました。

シーグラスの展示は、レストラン前とアトリエにあり、micmacさんの作品も見つけ嬉しくなりました。
シーグラスの記事は、次回にして、第二の目的『大山千枚田の棚田夜祭』にはホテルを4時に出発。
大山千枚田まで30分ぐらい。
棚田

「そう言えば、棚田って見に行ったことがあるな~。金沢であった学会の帰りだから・・・輪島だったかな?」と主人が思い出して言いましたが、1999年7月農林水産省によって全国の117市町村、134地区の棚田が「日本の棚田百選」に認定されているそうです。
大山千枚田

嶺岡の山並みのふもとにある、面積約4ヘクタールの急傾斜地。
そこに階段のように大小375枚の田んぼが並んでいます。
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地元の人たちがバーナーで廃油を利用したエコキャンドルに火を灯す光景がみられ、
あたりが暗くなるとLEDキャンドルも次第に灯ってきました。
平野の田んぼと違い耕地整理が遅れたことが、この美しい棚田を現代に残すことになったのだそうです。
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鴨川で収穫された『長狭米』や枝豆『鴨川七里』などの食材の販売やあたたかい飲み物や軽食なども販売していました。
香りが七里広がることから名づけられた鴨川在来種の『鴨川七里』は、確かに芳醇な香りと甘い味わいで、一度食べるとやみつきに・・・10月の下旬から収穫・出荷が始まるので、一番遅くできる枝豆~というのが嬉しいですね。品種を絶やさぬよう大切に守っていて鴨川市内だけで栽培されている貴重な農産物だそうです。ホテルの夕食の先付に七里豆腐が出され、枝豆狩りもホテルのイベントで体験しました。
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千葉県は 一等米の割合が多い上位5県に名を連ねているそうです。
しかもその歴史は古く、江戸時代から 良質米の産地として知られていて、さらに明治4年には天皇家の儀式「大嘗祭」で使うためのコメの栽培地に 長狭地域の水田が選定された・・・というのです。
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長狭米のふるさとは、鴨川市の長狭地域。
北側に清澄山系を望み、南側は嶺岡山系が横たわる山あいで、その中央に加茂川が流れる東西に長い田園地帯。棚田が広がる大山地区は、加茂川流域の長狭米生産地の中でも最も源流に近い地域で、品質ランクも最高の【特A】ランクと評価されているのだそうです。
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長狭地区の土壌と水に関しては、新潟の魚沼地域に近い3つの生育条件があるというのです。
①南部に広がる嶺岡山系は蛇紋岩が多く、この蛇紋岩には、稲の成育に必要な ミネラル分が
 豊富に含まれている。
②蛇紋岩は風化しやすく、長い年月をかけて長狭地域の山あいに堆積して、 重粘土質の土壌を形成する。
③嶺岡山系から湧出する水は、蛇紋岩のおかげでミネラル分が豊富。
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3000本のエコキャンドルと1万本のLEDライトが織りなす光のページェント!
黄金に光る特設ステージでは各種パフォーマンス公演も予定されていて、我々が参加した最終日は、7時からは加藤登紀子さんのステージがあって、会場近くで出くわしました。エンディング花火も打ち上がるようでしたが、ホテルで夕食のため、6時には引き上げました。
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棚田は、先人達によって山や谷を切り開き、石垣を積み上げ傾斜地に作られた田んぼ。
先人達の知恵と苦労の結晶ですね。
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棚田は国土保全、環境保全~と同時に階段状に大小さまざまな形の水田が集まる千枚田の美しい景観で、日本人の心の奥にある原風景です。棚田の維持管理は大変だと思いますが、この美しい景観をいつまでも守って欲しいです。
大山千枚田



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