凛とmonalisa

2017-05

楓蔦黄(棚田夜祭) - 2014.11.02 Sun

霜降の末候(五十四候):11月2日~11月7日頃 楓蔦黄(もみじ つた きばむ):もみじや蔦が黄葉する
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micmacさんから、「Sea Glass Art」の展示会の案内を頂き、運よく「日本の棚田百選」にも選ばれている大山千枚田の「棚田の夜祭り」が開催されている様子なので、欲張りな計画で出かけました。
Sea Glass Art

アクアライン『海ほたる』を使って鴨川まで約2時間。思ったより早かったです。

「お昼はどこにしようか?」
『鴨川 そば』・・・食べログで、一番初めに出てきたのが、『打墨庵 加瀬(うっつみあん)』
期待して行きましたが、まだ準備中。
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店の脇の野原には山羊「メイちゃん」が、のんびりと草を食べながら出迎えてくれました。
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向かいに『鴨川国際射撃場』という看板がありました。
急な坂を登っていく様子なので、蕎麦屋の駐車場に車を置いて行ってみました。
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「お客さんだよ」と、朝打ちが終わったばかりの初老の上品な男性が、オーナーに・・・
海外では、だれでも出来る施設もありますが、日本は銃刀法許可書がないと使用できない~とか。
でも、親切に「そこに立って、マイクに『ハイ』と言ってごらん!?」と・・・
目の前のグラウンドから小さなオレンジ色の円盤が出て来る様子を見せてくれました。
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このオレンジ色の弾を標的に撃つのですが、白い弾(メス)とオレンジの弾(オス)を混ぜて出して、メスは撃ってはいけない・・・というルールを作って、見分ける競技もあるのだそうです。因みに、このオレンジ色の弾は、アスファルトの廃材で作っていて、しかも郷里山梨の下部で作っている・・・と言うので驚きでした。
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鴨川の古民家を改装した『打墨庵 加瀬』は、店の佇まいもお洒落!!入り口は・・・こんな感じ。
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ドアを開けると、いきなりビー玉を埋め込んだ床が目の前に・・・
なんだかシーグラスの気分を盛り上げてくれるのに十分な鴨川オープニングではありませんか!?
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引き戸には、蜆の貝殻が貼り付けられ、彼方此方に楽しい若手芸術家の作品が・・・
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窓の外は、そろそろ色づき始めた木々が揺れている様子が眺められます。
1500年の木材を使用したテーブルなど、木の温もりから感じる癒しの空間でホッとします。
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若い作家さんの作品は、御宿にも近いから 『月の砂漠?』 トイレの明かりも素敵
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蕎麦は、10割そば。何しようか? 先付の「玉子豆腐」は、程よいお味でした。
主人は、ニシンそばにしましたが、そのニシンが大きくふっくらしていて美味しくて~。
ニシン漁で賑わってニシン御殿が建った時代があったけど、今ニシン漁はどうなっているんだろうね?
「海猫が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の やん衆がさわぐ
 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く
 あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か
 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー
 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る」
あれは、「石狩挽歌だったわね~」などと、懐かしい演歌を思い出しました。
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私は、ここならではの『お昼の裏メニュー』というセットを頂きました。
子供の頃、母が作ってくれたこともある懐かしいそばがきは、粗びきで・・・そばの味をベースに、
わさび醤油、塩、味噌味が加わり、ちょっと日本酒でも~と思いましたが、我慢我慢です。
太切りそばは、結構太くうどん並みで、短めの麺です。コシがあるので、よく噛んで・・・
自家製の白味噌をつけていただくのも面白い。そばの味をたっぷり堪能できました。
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店主作の器に盛られたせいろ蕎麦も味よくデザートの水羊羹も上品です。
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良い所を見つけたわ~。11月6日には、フラワーアレンジメントの皆さんと、もう一度鴨川入りをするので、
ランチは是非ここに・・・と思い、お聞きしたら運悪く毎木曜日は定休日・・・残念です。
カマキリに見送られ・・・イザ、「鴨川グランドホテル」です。
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所で、ミシュランガイドで蕎麦屋部門はあるのか気になりました。
「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014」では、
【東京】 江戸蕎麦 ほそ川/墨田区  
     翁 /渋谷区  
     蕎楽亭/新宿区  
     蕎麦 みわ/杉並区  
     玉笑/渋谷区  
     仁行/中央区  
     むとう/中央区  
【横浜】 風來蕎/青葉区  
【湘南】 蕎麦 ひら井/藤沢市  
     手打蕎麦 おかむら/逗子市 ・・・・以上10軒でした。

【千葉】が加わったら、手打ちそばの有名店・柏の「竹やぶ」は勿論~
そこで修行した店主が、千葉県鴨川に開店した 手造り蕎麦の店「打墨庵 加瀬」は、
また、行ってみたい!!『☆☆☆ そのために旅行する価値がある卓越した料理』でしょう~ね。
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「鴨川グランドホテル」は、今回で3回目。
2年前にリニューアルしたそうで、過去の記憶は全く消え去りました。

シーグラスの展示は、レストラン前とアトリエにあり、micmacさんの作品も見つけ嬉しくなりました。
シーグラスの記事は、次回にして、第二の目的『大山千枚田の棚田夜祭』にはホテルを4時に出発。
大山千枚田まで30分ぐらい。
棚田

「そう言えば、棚田って見に行ったことがあるな~。金沢であった学会の帰りだから・・・輪島だったかな?」と主人が思い出して言いましたが、1999年7月農林水産省によって全国の117市町村、134地区の棚田が「日本の棚田百選」に認定されているそうです。
大山千枚田

嶺岡の山並みのふもとにある、面積約4ヘクタールの急傾斜地。
そこに階段のように大小375枚の田んぼが並んでいます。
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地元の人たちがバーナーで廃油を利用したエコキャンドルに火を灯す光景がみられ、
あたりが暗くなるとLEDキャンドルも次第に灯ってきました。
平野の田んぼと違い耕地整理が遅れたことが、この美しい棚田を現代に残すことになったのだそうです。
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鴨川で収穫された『長狭米』や枝豆『鴨川七里』などの食材の販売やあたたかい飲み物や軽食なども販売していました。
香りが七里広がることから名づけられた鴨川在来種の『鴨川七里』は、確かに芳醇な香りと甘い味わいで、一度食べるとやみつきに・・・10月の下旬から収穫・出荷が始まるので、一番遅くできる枝豆~というのが嬉しいですね。品種を絶やさぬよう大切に守っていて鴨川市内だけで栽培されている貴重な農産物だそうです。ホテルの夕食の先付に七里豆腐が出され、枝豆狩りもホテルのイベントで体験しました。
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千葉県は 一等米の割合が多い上位5県に名を連ねているそうです。
しかもその歴史は古く、江戸時代から 良質米の産地として知られていて、さらに明治4年には天皇家の儀式「大嘗祭」で使うためのコメの栽培地に 長狭地域の水田が選定された・・・というのです。
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長狭米のふるさとは、鴨川市の長狭地域。
北側に清澄山系を望み、南側は嶺岡山系が横たわる山あいで、その中央に加茂川が流れる東西に長い田園地帯。棚田が広がる大山地区は、加茂川流域の長狭米生産地の中でも最も源流に近い地域で、品質ランクも最高の【特A】ランクと評価されているのだそうです。
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長狭地区の土壌と水に関しては、新潟の魚沼地域に近い3つの生育条件があるというのです。
①南部に広がる嶺岡山系は蛇紋岩が多く、この蛇紋岩には、稲の成育に必要な ミネラル分が
 豊富に含まれている。
②蛇紋岩は風化しやすく、長い年月をかけて長狭地域の山あいに堆積して、 重粘土質の土壌を形成する。
③嶺岡山系から湧出する水は、蛇紋岩のおかげでミネラル分が豊富。
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3000本のエコキャンドルと1万本のLEDライトが織りなす光のページェント!
黄金に光る特設ステージでは各種パフォーマンス公演も予定されていて、我々が参加した最終日は、7時からは加藤登紀子さんのステージがあって、会場近くで出くわしました。エンディング花火も打ち上がるようでしたが、ホテルで夕食のため、6時には引き上げました。
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棚田は、先人達によって山や谷を切り開き、石垣を積み上げ傾斜地に作られた田んぼ。
先人達の知恵と苦労の結晶ですね。
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棚田は国土保全、環境保全~と同時に階段状に大小さまざまな形の水田が集まる千枚田の美しい景観で、日本人の心の奥にある原風景です。棚田の維持管理は大変だと思いますが、この美しい景観をいつまでも守って欲しいです。
大山千枚田



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霎時施(屋久島) - 2014.10.28 Tue

霜降の次候(五十三候)は、10月28日~11月1日頃 霎時施(こさめ ときどき ふる):小雨がしとしと降る

幹事持ち回りで、今年は鹿児島出身者による主人の学生時代の同窓会がありました。
3連休の土曜日に行われるので、「ついでに旅行しようか?」という話になり
「屋久島に行ってみない!?」と計画したのは、5月の事。

台風19号
NASAで「過ぎ去るまでアートだ!!」と言われるほど とんでもなく真面目な台風19号に遭遇です

12日の朝、屋久島に渡って、13日は「縄文杉登山」 の予定中止を強いられました。
こうなったら腹をくくって、鹿児島の宿泊ホテルを連泊にして、湯三昧、テレビ三昧です。
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知覧茶の茶葉を丸ごと使用し、純度の高い濃厚な生クリームと合わせた知覧茶ジャムは、絶品!!

お風呂に行くまでに通る逸品館には、鹿児島産の焼酎が立ち並んでいます。
「安酒、労働者の酒、臭い酒」というマイナスイメージだった芋焼酎の印象も、生産量が少なく、
中々 手に入りずらいプレミア焼酎のおかげで、日の目を見るようになったのです。

同窓会で、最後にじゃんけんでgetできる・・・というのが「森伊蔵」
主人は勝負運弱く、取り逃がしたので、寿司屋では「森伊蔵」を頼んで飲みました。

契約栽培のさつまいもを昔ながらのかめ壺でじっくりと熟成発酵させた焼酎です。
甘味のあるまろやかな味わいは、焼酎とは思えない・・・う~ん、旨い!!
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注文したお刺身に「お醤油は、甘口にしますか?辛口にしますか?」・・・と聞かれました。
九州は、お殿様に献上する焼酎が辛口なので、お醤油は甘口で・・・という一説があるそうで
甘い醤油が刺身と芋焼酎をきれいに結び付け、無理なく仲立ちしてくれるのだそうです。
辛口の焼酎を好む鹿児島の食は、甘い味付けの料理が好まれ、その為醤油も甘いものが好まれる~とも。
「郷に入っては郷に従え」・・・言われてみれば焼酎と甘口醤油で食べたお寿司も美味しかったです。
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ホテルから鹿児島空港まで45分。空港までの通り道で西郷さんに関連のある場所をタクシーの運転手さんに、案内してもらいました。運転手さんの子供のころは、大きな台風がよく来ていて台風の目の中にいる時は、山の中に行って栗拾いをしたそうです。13日の鹿児島10時から12時頃は、台風19号の目の真っ只中にいるのでしょうか?晴れ渡り青空まで見えます。右の写真は、西南戦争時に受けた弾の痕だそうです。
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空港に着いたら・・・「空席待ち~」なんて薄情なことを言うんです。

結局、14日の朝、高速船で屋久島まで行くことに決定!!(´ー`*)。・:*:・ホッと~
heartに電話をしたら「バーバ今何処にいるの?日本は今、雨なんだ~。今日は、カラオケに行ってきたんだよ~」っと食いつきそうな話題。「今度、バーバもカラオケに連れて行って~!?」「いいよ~」なんてホットな会話で・・・今日1日の蟠りが払拭されました。

宮之浦港で出迎えのガイドさん、新婚さんカップルと一緒にエコツアー開始です。
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港には、台風の傷跡が・・・そここに~。
なんでも、10月10日以降に台風が来るなんて、62才のガイド寺田さん(屋久島町山岳救助隊長さんなんですよ)にとっては、初めてのことで・・・「気象が、なんか変だ!!」と言っていました。台風は18号の方が雨風酷く、19号は、通り過ぎた後の吹き戻しが、今までに見たことがなく凄かったそうです。
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本格登山ではありませんが、やはり山の中へ入ります。屋久島の天候は変わりやすいので、トレッキングシューズや雨具、登山用ジャケットなどの準備は、屋久島観光センターで・・・登山靴を借りました。ここは、土産物販売、レストランのほか、入山届けやツアーガイド申込み、登山用品レンタルと、屋久島自然レジャーの総合窓口です。
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白谷広場に行く間に、道路脇で毛づくろいをしているお猿さんたちに出会いました。
「もともとは、あいつらの森だったんだから~」と寺田さん。
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宮之浦から12km、標高620mのところに登山口のある白谷雲水峡。石畳や間伐材で足場が作られていて、年齢性別を問わず、自分にあったスタイルで屋久島の大自然を味わうことができるんです。台風の後で、水嵩が増し、今回は楠川歩道を通るコースです。
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縄文杉のあるコースのトレッキングは、1泊2日では無理ですが、豊臣秀吉の時代や江戸時代に材木を切り出したときの道を、そのままトレッキングコースにした白谷雲水狭は、“弥生杉”“二代大杉”に会うことが出来ます。
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「みんな屋久島と言ったら縄文杉をイメージするだろうけど、屋久島は、亜熱帯ジャングルでありながら山間部では冬には雪が降り始めます。南国のイメージが強く雪とは無縁のようだけど、山間部一番積雪の多い場所では2メートル以上積る事も珍しくない!!屋久島は、日本の植物の総てが集まっている所で、欧米の植物学者が屋久島に来て目指すは、この『白谷雲水狭』なんですよ」と寺田さん。
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屋久島が世界遺産に登録された際に高く評価されたのが、亜熱帯ジャングルの様相を呈する海岸線から、照葉樹林、屋久杉林、さらにはまるで亜寒帯のような森林限界を超えたヤクザサ帯まで、植生の垂直分布が島の中にコンパクトに残されている点だそうです。
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白谷雲水峡登山口と照葉樹(屋久島の山茶花の花色は、白だそうです)

屋久島は、地質的には西南日本外帯の四万十帯に属し、島外周部は日向層群の第三紀堆積岩からなり、中央山岳部は直径約25kmの巨大な花崗岩が貫入している。屋久島の高山はこの1550万年前にできた花崗岩がその後隆起して形成された。また激しい雨による侵食の結果残された花崗岩塊が点在し、永田岳の山頂付近に見られるローソク岩のような岩塔が林立する。現在もゆっくりと隆起し続けているそうで、宮之浦岳は、九州で一番高い山なんです。また、屋久島は九州最高峰で日本百名山に数えられる宮之浦岳を筆頭に、1000m級の山々 が40以上も連なります。そのため洋上のアルプスとも称されるほどで、それぞれの山で 個性的な美しさを堪能することができるのです。
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岩の島なのに、屋久島には、なぜこんなにたくさんの水が湧き出しているのか? 植物が生い茂ることができるのか? 映画「もののけ姫」のコンテ元でもあるという白谷雲水峡の秘密が、いよいよ明らかに!?
3月には、可憐な「ミヤマスミレ」の花が咲くんですよ。山を歩く時には足元の小さな春を見落とさないように・・・と寺田さん。
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音を上げる飛流落としの滝を眺めつつ、舗装された道を進んで・・・
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山道は冷たい水が流れる清流側のため、気温は低め。白谷川の清流は、硬度10という超軟水。綺麗すぎて餌になる微生物がいないため、魚が住めないというのには、驚き!
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石畳で整備された場所もあり、登山経験がない人でも挑戦しやすい場所です。
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「俺が、体力の限界を感じたのは、輪島を背負った時だよ」と・・・ネイチャーガイドの寺田九州男(くすお)さんは、今年62歳。とてもお元気で体力も素晴らしい。豊富な知識で、植物のイロイロを丁寧に、面白く紹介してくれました♪
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ナナカマドとアジサイの原種

ガイドさんが足を止め、岩場の苔を解説してくれました。岩の島を支える大もとは、この苔たち。
苔が水分を溜め、植物の種子が発芽する土台になっているのだそうです。
しかも屋久島は、苔だけで640種類以上が生息する、世界でも例をみない環境だとか。
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ヒメラシャが倒木を乗り越え、真横に伸びていました。養分や水分、光を求めて、
屋久島の森の木々は自由に、さまざまな格好をとりながらたくましく生きています。
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さつき吊り橋を渡ります。奉行コースは、台風のため水かさが増して進入禁止になっていました。
エコツアーにご一緒したのは、広島から参加した新婚さん。整骨師の彼が、疲れない様に予め足にテーピングを施してくれたそうです。吉田さんは「スズメバチは、黒を着ている人を狙うから山に登る時は気を付けてね!その赤い色も、スズメバチは、黒と見做すんだよ~!」と・・・これは、初耳です。
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瘤がライオンの横顔に見えるヒメシャラライオン
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吉田さんが、シュッと捕えた蜘蛛のような虫は「座頭虫」
長い足を伸ばし、豆粒のような体を中空に支え、その体を揺らしながら歩く様子が非常に特徴的 。
ザトウムシ(座頭虫)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目に属する動物の総称である。非常に足の長いものがあ一瞥するとクモを連想させる外見で、俗称としてメクラグモと呼ばれることもあるが、クモとは別グループに属する。
英語圏の名称はHarvestmen、特に米国では“あしながおじさん(Daddy Longlegs)”の愛称があり、ダニを食べてくれるありがたい虫なのです。
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これ、ウサギに見えない?
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楠川歩道から三又路までの間に、難所があり寺田さんが長靴で水を堰き止めくれて渡りやす
くしてくれます。ランチにしましょうと、吉田さんは、何やらガスボンベとヤカンだして・・・
インスタントみそ汁を作ってくれましたよ。気が利いていますね。
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目の前に広がる根の下の茶色の土・・・これ、関東ローム層なんだよ!!
なんで花崗岩が隆起した屋久島に?と思うだろう!?
これが「鬼界ヶ島」または『平家物語』に語られる俊寛が流刑された地と伝承されている『薩摩硫黄島』の噴火で、ここまで飛んできた土なんだよ!!~と吉田さん。
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屋久杉も、秋田杉も同じ杉だよね~。秋田杉は、地中深く根を伸ばして養分を十分に取り入れすくすく育って、100年足らずで枯れてしまうのに対して、7200年の縄文杉や3000年の紀元杉のように屋久島の杉はどうして長生きだと思う?
屋久杉の驚異的な樹齢は、多雨だけど栄養の少ない花崗岩土壌で、成長が遅いため、年輪が緻密で防虫・抗菌作用を持つ樹脂量が豊富・・・という背景があるんだよ~と吉田さん。
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やっぱり縄文杉を見てみたいですね(webより)

派手な紅葉はない秋の屋久島ですが、今の時期に縄文杉や白谷雲水峡のコースを歩くと、
斜面沿いにぽつぽつと、数センチほどの赤いものが見られます。
全身赤いものもあれば、茶色で先端部だけ赤いものもあります。
どちらも一見キノコのように見えますが、全身赤いものは、ツチトリモチ(ツチトリモチ科)の植物、
ツチトリモチは、ハイノキ属の樹木の根に寄生する多年草で、触ると固くしっかりとしています。
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先端部だけ赤いものは、クチベニタケ(クチベニタケ科)というキノコの仲間です。吉田さんは、「オッパイダケ」と言っていました。クチベニタケは柔らかくマシュマロのようで、成熟して口紅のような先端部が開くと、刺激を受けた時などに、その穴から胞子が「ぽふっ」と飛び出します。
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ふさふさと葉を茂らせる苔は、ふわふわで猫の毛のような手触りのもの、雨が一週間降ってなくても
押すと水がじわっと滲むスポンジのようなもの。
ヒロハヒノキゴケは、丸くてふわっとした群落を作り、別名:イタチノシッポ。
さわると動物の毛みたいで、胞子を付けています。
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海草のようにウルウル。水分たっぷりのホウライスギ苔
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ふさふさと、草のように茂るヒノキゴケ。日陰地の腐葉土に群生。5~10cmの大きさ
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スポンジのように水を含んだ苔と、岩に絡みつくたくさんの根っこ。立派な木を支えている秘密です。
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苔に支えられ発芽した植物は、亜熱帯から亜高山帯まで幅広い気候と豊富な降水量と長い日照時間という抜群の環境で、グングン成長。苔から発芽した幼木。光を目指してグングン伸びていく、生命力を感じさせます。
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切り株や倒木の上にも苔が生え、森の土台へとなっていくのです。
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屋久島の森を見渡すとよくわかるのですが、1本だけ真っ直ぐに生えている木は見当たりません。それぞれが絡み合い、支えあい、めいっぱい生きてます。
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岩盤の上に育つ杉は、光を求めうねりながらゆっくり育つ! その肌にも苔は茂り、またここに新たな種子が根を下ろし、巨大な森の一部へと成長していくのです。針葉樹林の根は保水力が乏しいため、照葉樹林がしっかりと根を張りめぐらし水を溜めてくれないと、屋久島のような豊富な湧き水はできないとか。花崗岩の亀裂にもグイグイ根を押し込んで、岩盤を抱え込み水を溜め込む植物の力で屋久島は支えられているのです。
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根元の空洞をくぐる杉が連続する。
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願い事を唱えながら、くぐってごらん~と。
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くぐり杉を越えると、トイレと水場があり最大40名を収容する避難小屋『白谷小屋』があります。
急なスコールの雨宿りや休息を兼ねた昼食と水場での水分補給ができます。
小屋の入り口には、苔むした切り株に雨宿りをするシカをイメージして名付けられた『シカの宿』
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トレッキングコースはもちろん、車の走る山道でもすぐに遭遇できる屋久鹿。
森の奥から、立派な角の雄がじっとこちらを見つめる場面にも遭遇。
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どの鹿も餌を一生懸命食べているので、けっこう近くまで接近できます。
シカの毛の斑点が薄くなって、そろそろ冬毛に変わるんだよ~と吉田さん
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『白谷の主』と呼ばれる7本杉。苔に覆われた幹の途中から7本の枝が四方八方に分岐。
今は、5本になっちゃったよ・・・と。根元から見上げると、雄大な姿が目に飛び込んできます。
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7本杉を後にして斜面を上ると次第に視界が開けて緑一色の空間『苔の森』が広がります。
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これは、寺田さんの小道具による・・・悪戯です。
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森に近付くと動物の鳴き声や沢のせせらぎも聞こえず静寂そのもの。
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時間が止まったような神秘的な空間が、『もののけ姫』のモチーフになった所なんです。
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日光を求めてよじれた屋久杉や、根元に広がる花崗岩まで、見る物すべてが苔に覆われている。深呼吸すれば、森が浄化した清冽な空気を実感できる。
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苔むす森を堪能して、もと来た道を引きもどします。
「屋久島が自然世界遺産に認められたのは、この自然形態全体のことであって、杉だけのことじゃない。縄文杉を見るために10時間登山に挑戦してくれるのは嬉しいのだけど、「本当にすごいところに、気付かないで帰ってしまうのはもったいない」と・・・寺田さん
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これ、俺じゃあないけど・・・だれかが悪戯したんだろうな~
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帰り道に出会った営林署の人は、外来種『アブラギリ』の調査をしていました。
屋久島のアブラギリは鳥が種を運んできた外来種。
アブラギリは、江戸時代に中国から種を輸入、番傘の油・油紙の油を採ったそうです。
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これも、寺田さんの悪戯です。
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地下に伸びれない根。屋久島が、岩盤の上にあることの証明です。
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サルノコシカケが自生。
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さつき吊り橋まで戻って、江戸時代に伐採された一代目の切り株に、新たな杉が着生して
育成している様子が見られる二代大杉を見に行く。
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根の部分は、空洞になっている。
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「屋久島の森は、なんもしなくても、あっという間にまた森に戻ってしまうんだ。とにかく再生力、生命力がものすごい」と、寺田さん。屋久島の森の秘密は、岩盤の上に根を張りすくすく上に伸びる針葉樹林と横に根を張る照葉樹林が上手く絡み合い、一緒に支えあうように茂っていることだそうです。
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たった3時間のトレッキングでしたが、寺田さんの知識の豊富さに驚き!!
紹介しきれないほど珍しい植物や息を呑むような木々に圧倒されっぱなしでした。
icレコーダーを忘れてきたことを悔やみます。
自然の雄大さ、偉大さを感じ、改めてエコについて考えるきっかけになりました。

翌日は、レンタカーで、屋久島1周ドライブです。
NHK朝ドラ「まんてん」のロケ地になった屋久島最大の『中間ガジュマロ』
樹齢300年を超えている・・・と言います。アーチ状で車一台が楽に通れるんですよ。
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粘板岩の崖を流れ落ちる大川の滝。しぶきが一帯に飛び散る滝壺付近はマイナスイオンたっぷり
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千人が手を広げたほどの大きさがあるという『千尋の滝』は、花崗岩のくぼみを流れることから千尋の名が付いたそうです。結婚式の前撮り写真をいろんなポーズで撮っているカップルに遭遇。
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テレビ報道で知った安房から海側に入ったところにある隠れ家的なお店
蕎麦屋『きらんくや』を・・・やっと見つけ~大好きな鴨汁そばを頂きました。
因みに、『地鶏の付け蕎麦』『屋久トロのつけそば』がお薦め~との報道でしたが、
やっぱりお気に入りが食べたいよね~
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また、屋久島に行くことがあったら・・・のための覚書。

屋久島と言ったら、首折れサバ。夏の暑い時期はあまり入荷しない「首折れサバ」ですが涼しくなる秋の時期からは、食べ頃だそうです。海の状況により入荷しない日もあるので、事前にお店『和食の海舟』に確認を!
  
海岸沿いにあって迫りくる波打ち際の湯泊温泉は、38度でぬるいけど長く入っているとポカポカしてくる露天風呂
開けた海を独り占め出来る穴場スポットで、とろみのある湯は100円(清掃協力金)

サンドラ ヴィラ タータ』のプールの傍のソファで、極上のフレンチ
次回は、ここに泊まりたいですね。

屋久島ロールは、お取り寄せOK

夫婦杉の紅葉も綺麗だそうです。

永田いなか浜の『うみがめ館』ではウミガメのふ化の観察ができるそうです。
60cm下でふ化するので自力で出て来れないので、保護観察人が掘りあげて海に放流してあげるそうです。
もう一度浜に戻ってくるのは30年後~とか

たんかんジュースもお薦め!!

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ぐるっと松江 - 2013.12.14 Sat

海外旅行は、ツアーに限りますが、国内旅行は、自分で、スケジュールを立てるのが好きなんです。
第一目的の出雲大社奉納を終えたので、2泊3日の旅の2~3日目は、無駄なく過ごしたい・・・。

2日目は、一畑電車に乗って、松江市内見学と決めました。
一畑電車は、島根が舞台の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台になったそうです。
電鉄出雲駅を出発して、宍道湖の周辺をぐるリ回って、松江市内に行くのですが、面白かったのは
単線なので一畑口駅で先頭車両が入れ替わるので、運転士はカバンを持って反対側の運転席に移動した事でした。
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終点の松江しんじ湖温泉駅から、松江市の雰囲気を感じ取ろうと、松江城まで歩いてみました。
出雲松江藩の初代藩主の松平直政公や、法学博士でありながら日本の体育・スポーツ界発展のため尽力し、
“近代スポーツの父”として慕われた岸清一さん、関ヶ原の戦いの功績によって徳川幕府から
出雲・隠岐24万石を与えられ、松江藩を開い た堀尾吉晴公達の銅像を通り過ぎ、松江城に・・・。
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松江城は、松江開府の祖堀尾吉晴公が慶長12年(1607)から慶長16年(1611)まで、
5年の歳月をかけて築城。石垣を見ると、マチュピチュやクスコを思い出します。
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松江城は、別名「千鳥城」。
天守閣からは、360度松江の町を見渡すことができ、宍道湖唯一の島『嫁が島』に目が留まりました。
この島は、全長約150m。無人島で、弁財天を祀る祠と鳥居があり、周囲には松が植わっているそうです。
嫁ヶ島の名は、姑にいじめられた若嫁が寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死し、
それを哀れんだ湖の神様が一夜にして島を浮かび上がらせたとのストーリーが残されています。
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Graceさんお薦めのランチは、島崎藤村・与謝野晶子をはじめとした文人墨客が愛 した宿「皆美館」の『鯛めし』
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皆美家伝鯛めしは、江戸時代、長崎や平戸に赴した側用人が、献上したオランダ料理を、松平不昧公が、
アレンジしたのが原点だそうで、その御殿料理を基に、皆美館初代板前長が家伝料理として考案し、
以来代々伝承されている皆美だけに伝わる家伝の味・・・なのだそうですが、
この味、東京・日本橋『 皆美 』銀座『 皆美 』でも楽しめるようです。
写真の『鯛めし御膳』は、ランチ『福』『禄』『寿』の内の『禄』3150円 は、リーズナブルです。
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Graceさんとは、主人もスペイン旅行で顔見知り。
もう6年も前の事ですが、スペインでの思い出話(特に、ベッカムに出くわしたイキサツ)をしたり
10年乗った車を、近いうちに新調する話をしたら、『仕事で、車は3年で乗り潰す』などと、
会津のハンサムウーマン振りをGraceさんのお連れさんから伺ったり、楽しい会食でした。

彼女たちは、出雲大社では、祝い餅を配る行事に出くわして、沢山もらって来たそうで、お裾分け~
この様な、神社の祭事で、振る舞われるお供え物の分け前の事を、甲州弁で『おぶっく』と言います。
福の物が語源か?御仏供が語源か?・・・『おぶっく』懐かしい響きです。
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Graceさんたちと別れてからは、ぐるっと松江レイクラインバスに乗って、小泉八雲記念館を見てから
松江城を囲む約3.7kmの堀川を、船頭さんのガイドを聞きながら、松江城天守閣をはじめ、武家屋敷、
塩見縄手など、歴史や風情のあるスポットを、50分かけてゆったりと巡る松江堀川遊覧船にのりました。

橋桁が低い所を通るときには、船の屋根が折りたたまれその都度、乗客は、頭を下げるんですが、
船には、掛け布団が積まれていて、冬季は、豆炭を使った櫓炬燵にあたりながらの運行になるそうです。
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3日目は、雨予報。
万が一、雨の場合は・・・『晴れ女』は、事なかれ主義。代替プランは・・・ありません。
朝起きたら、曇り空。これは、予定通り、出かけるに限ります。

足立美術館の「日本庭園」は、フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で、
わざわざ旅行する価値のある世界が認めた庭園として、☆☆☆の評価を取ったそうです。
知人から「足立美術館に行ったことある?」と聞かれた時から、気になっていた美術館でした。

美術品は撮影禁止ですが、撮影可能な大好きな北村西望さんの「将軍の孫」と床の間の壁をくりぬいて、
あたかも一幅の山水画がかかっているかのように見える「生の掛け軸」
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横山大観をはじめとする近代日本画などの魅力的な収蔵品の数々、そして五万坪の日本庭園からは
「庭園もまた一幅の絵画である」とする創設者・足立全康さんの情熱が感じられます。

左から、苔を主体とした京風の雅びな苔庭。自然との調和が美しい足立美術館の主庭の枯山水庭。
昭和53年に開館8周年を記念して開瀑した高さ15メートルの人工の滝(亀鶴の滝)が右奥に見える。
周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて造られた池庭。横山大観の名作「白砂青松庭」を
イメージして造られた庭。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配して、対照的な調和美を生み出している。
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昭和53年に名古屋の横山大観展でみた「紅葉」に言葉も出ないほどの感動を受けた足立全康さんは、
門外不出の「幻のコレクション」の中に、長い間、画集から切り抜いて額に入れ毎日飽きもせず眺め続け、
夢にまでみた「雨霽る」が含まれていたので、何が何でも手に入れるのだと、手はずを整えるための苦労の末、
2年がかりで全ての大観の話がまとまりかけたところ、購入リストから「雨霽る」と「夏」をはずしてくれと
言われ、これは黙ってはおれないと「一目惚れの女性に2年も通い続けて枕金も決め、さあ床入りという時に、
枕をかかえて逃げられるようなもんだ。そりゃあんまりじゃないですか」と管財委員会の前で一席ぶち、
泣き落とすようにして最後は足立美術館に決めてもらったそうです。

大観の「朦朧体」と呼ばれる線描を抑えた独特の没線描法を見ているうちに、
足立全康さんの気持ちが良くわかり、私も、身近に~と、大観の絵葉書を、たくさん買ってしまいました。
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足立美術館から由志園行きのシャトルバスが、土日は2本(11:50-12:25,13:50-14:25)運行していて
運よく貸し切り状態で由志園に行くことが出来ました。
由志園は、大根島にある牡丹の花と 高麗人参の里で、春には1万坪の日本庭園に咲く牡丹を楽しめます。
秋の由志園は、温度管理をされた部屋で、牡丹を鑑賞できます。ost展で使われた牡丹は、ここの牡丹です。
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ここの日本庭園も素晴らしい。池に遊ぶ鴨の仕草にしばし、目が留まり~こんな所に癒しを感じました
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10月ならではの生の高麗人参が売られていて、血色のいいスタッフの売り言葉につられ買ってしまいました。
大根島で作られる人参は、雲州人参(雲州は、出雲国の別称)と呼ばれ、本場の高麗人参に匹敵する品質とか。
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出雲松江藩の第7代藩主 松平 治郷は、江戸時代の代表的茶人の一人で、号は、不昧。
松江藩は財政が破綻していて、周囲では「雲州様(松江藩の藩主)は恐らく滅亡するだろう」と囁かれるほどで
あったそうで、治郷は、家老の朝日茂保と共に藩政改革に乗り出し、積極的な農業政策の他に治水工事を行い、
木綿や朝鮮人参、楮、櫨などの商品価値の高い特産品を栽培することで財政再建を試みたのだそうです。
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植え付けから4年目に白い花を咲かせ、真っ赤な実をつける高麗人参は、6年目にしてようやく薬効成分を
持ち収穫されるそうです。さまざまな薬効を秘めた高麗人参が、収穫された後の畑は、ミネラルや酵素を
とことん吸い上げられてしまっている為、その後は20年もの間、その土地は利用できない・・・とのことです。

さて、そんな大地のミネラルや酵素を十分吸い込んだ高麗人参。訪れた10月ならではの生高麗人参を入手したので
ハチミツ漬けとウオッカと、ラム酒で高麗人参酒を作ってみました。
ハチミツ漬けは、3か月後に・・・という事は、来年の1月下旬には、頂くことができるようです。
高麗人参酒は、6か月後だから、来年の4月下旬には、美味しくいただけるようです。
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出雲大社参拝にはじまり、ぐるっと松江周辺の2泊3日の旅は、かくして終わりました。
出雲での印象深い思い出を作ってくださったGraceさんとお姉さまに感謝いたします。


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