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2017-10

二科展初応募初入選 - 2017.09.13 Wed

第102回 二科展が、六本木・国立新美術館で始まりました。
写真だけでなく、絵画・彫刻・デザインなど沢山の授賞作品と会員・会友の作品が展示され
私の初応募・初入選のタイトル『昼下がり』も・・・展示されています。

nikaten.jpg

旅行で撮った写真を知人にお見せしたら
「素材の良いものは、味付け次第でもっとよくなります。
自分でダメだと思ったカットの中に組み写真で使えるものがありますよ」と言われ
カダケスとバルセロナで撮った写真を3枚一組の組み写真にして、4点出展しました。

組み写真は、何枚かの写真を構成して表現したいこと、伝えたいことを明確化するのが真骨頂
構成により、テーマの物語性やメッセージが生まれ、作品の内容が充実する~というのです。

組み合わせることで、ストーリーが出れば、よい俳句の様に人の心に響くものになり
単なる羅列だと弱い作品になるので、時間的の流れ、目線の位置も考え、作品の順序も考えます。

昼下がり

8日にホテルで授賞式があり、式後のパーティーで、初対面のU氏に
「monalisaさんって、あの『昼下がり』を出品したかたですか?
あの作品は、何処で撮った写真ですか?素晴らしいですね!!」とのっけから声をかけられました。

上2枚は先日テロがあったランブラス通り(ほぼ同時期・・・今思えば、去年でよかった~と)
下はカダケスの教会前の猫なんです。

バルセロのヘソともいえるカタルーニャ広場から、港のコロンブスの塔に向かって延びているランブラス通り
「ランブラス」とは、水の流れを意味するアラビア語の「ラムラ」に由来しているらしい。
寄り道をしながらぶらぶらしていたら2階のテラスにモンロー風の人が手を振ったりしていた。

あのモンロー風の人は、何のためにあそこに立っていたんだろう!?
改めて、原盤を見てみた。

20160808-IMG_5916.jpg


『EROTIC MUSEUM』と背後に・・・museumの宣伝の為に、立っていたんです。

U氏が、[当然トリミングしたんでしょうが、どの程度のトリミングだったか!?」~と。

デジタルカメラの普及に伴って、撮影後トリミングや画像処理が簡単にできるようになった為
撮影時にフレーミングなどをきっちりしないで、広めにとってトリミングする人が増えている。
トリミングしすぎて、大伸ばしするとドットが目立ったり、画像が極端に劣化してしまうことが多いのだ~と。


原盤の文字部分をカットして 『1;1』 に トリミング。 
3枚一組の組み写真に応募するので、配列効果を狙って、画像を反転しました。

IMG_5916-2.jpg

2枚目の写真は、バルセロナのオラホテルのレストランLa Plassohlaのウインドウの魚のインテリア

ここは、元は警察署だったところをなんと改装してホテルにしたそうです!!
デザインホテルとも言うべき、外装も面白く、何度となく通ったが印象深い建物です。

20160807-IMG_5585.jpg

レストランLa Plassohla のウインドウのお魚デザインは

20160809-IMG_6123.jpg

20160809-IMG_6122.jpg

作品に選んだ画像は・・・昼間に撮った写真だから、写真を撮っている私の姿も~写り込んでいる!!
この『写りこみ』は写真の世界では「リフレクション」と言うそうです。

20160807-IMG_557.jpg

作品は、1;1にトリミングして・・・

IMG_5587.jpg

そして極めつけは、この「カダケスの猫」、カダケスでは沢山の猫に出会いました。

地中海岸「コスタ・ブラバ」にある『ダリ』が、最も愛していた漁村『カダケス 』の
「カダケス」の『サンタマリア教会』の前で出会った猫ちゃん・・・です。

20160802-P1260338@.jpg

この猫の後ろのポスターには、ダリとネコ・・・が!!

P12603381.jpg

ダリを入れちゃうと目線がダリに集中しちゃうから、ダリを入れない様にトリミング

いい所に素敵な猫が・・・猫とCatsポスターとのベストショットが撮れました。

P1260338.jpg

応募は、単写真か組み写真か、あるいは単組混合での方法があり
お話によると出品数が2点だけでは、評価しにくく、予選通過も難しい・・・とのこと。

今年になって、ソールライター、ドアノーなどの映画や写真展を見たり
大好きなアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集も取り寄せたりして・・・今、写真の世界に嵌っています。

「今回の写真展では、応募する作品の中に、入選したい、賞が欲しいと言う心がみえみえのものが
多いのが気になる。花鳥風月が基盤にあっても、写真の持つ魅力であるキャンディットフォトも見直し
日常のひとこまでも、作品レベルにできる」・・・とわが師は申します。

因みに・・・キャンディットフォト《candid photography》とは、
被写体に気づかれないで、自然な表情や動きなどを写すこと。

ソール・ライターも、
見方次第で美しい瞬間はそこら中にある。
刹那的な日常を品と美しさを持って切り取ってごらん!!~と、言っていました・・・ね。

古稀にして、新しい世界に足を踏み込んでしまいました。

これからが、棘の道かと。

でも、師の言うように「楽しんで、写真を撮っていこう」と思います。


『二科展』 東京の六本木新国立美術館で展示されています。
  展示期間  9/6水曜日~9/18月曜日(敬老の日)
    時間  10:00~18:00(入場は17:30まで)
        ただし、9/15金曜日は、20:00まで。
            9/18最終日は14:00まで。      入場料   大人 1,000円


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レオナール・藤田展(府中の森にて) - 2016.11.26 Sat

関東甲信地方では、11月24日に広い範囲で雪が降り、東京都心でも24日06:00過ぎにみぞれを観測、
1962(昭和37)年11月22日以来54年ぶりとなる11月中の初雪を観測しました。
また、関東北部や甲信地方の山間部では所によって20cmを超える積雪となったそうです。

16DSC_0520.jpg

そんな日の前日も寒く、陽射しが届かない勤労感謝の日は、
府中の森公園にある府中市美術館に「生誕130年 レオナール・藤田展」を見に行ってきました。

16DSC_0512.jpg

26歳でパリに渡った藤田嗣治(1886-1968)が、試行錯誤の末に生み出した独自の画風・・・それは~
乳白色に輝く下地に画線筆で引かれた流麗な墨の線。

日本美術を思わせる繊細な美しさでパリの人々の喝さいを浴びたそうで・・・
この「乳白色の下地」でパリ画壇の寵児になった訳ですが

藤田が、決して製法を明らかにしなかった「乳白色の下地」
これは、硫酸バリウムを下地にして、その上に炭酸カルシウムと鉛白を1: 3の割合で混ぜた絵具で・・・

この絵具は、実は・・・和光堂のシッカロールだったことは、2011年に明らかになりましたね!?

藤田が、西洋絵画の王道。裸婦の群像に始めて挑んだ出世作「五人の裸婦」は、
左端の布を持つ女性が「触覚」、耳を触るポーズが「聴覚」、口を指差「味覚」、犬を連れた「嗅覚」
中央の裸婦が「視覚」

裸婦に概念的なものを象徴させた藤田の意欲作は、サロン出品作の最高額の値が付けられたそうです。

gonin.jpg

アッツ島玉砕
 アッツ島玉砕 1943年
 
 戦争中、この作品が公開された際、絵に向かって
 手を合わせ拝む人が後を絶たなかったといいます。
 藤田もその様子に深く感じ入り、
 数多く描いた戦争画の中で「尤も快心の作」と語って
 いるそうです~が、戦後、こうした戦争画により
 戦争協力の責任を糾弾され、藤田は
 日本を去ることになった訳です。

小さな主婦
 小さな主婦 1956年
 
 パリ郊外の村へ移住した藤田は、
 宗教画や子供の絵の制作に
 集中する静かな日々を送りました。
 子供に恵まれなかった彼は、
 絵の中で「一番愛したい」理想の
 子供を描いた・・・と言います。
 特に、フランスパンを抱えた女の子は、
 夫妻のお気に入りでした。

 『レオナール・フジタとモデルたち』
  2016年9月17日(土)- 2017年1月15日(日).
 千葉・佐倉のDIC川村記念 美術館

 『ルソー、フジタ、写真家 アジェのパリ』
 2016年9月10日(土)-2017年3月3日(金)
 箱根 仙石原 ポーラ美術館

 『ランス美術館展』
 古典派、ロマン派、印象派そしてレオナール・フジタ
 2017年4月22日(土)-6月22日(日)
 西新宿  損保ジャパン日本興亜美術館


このレオナール・フジタが描く子供にも、とっても興味があり・・・また、追っかけてみたいです

藤田の絵には、猫や犬もたくさん登場します。

16DSC_0510.jpg

絵画鑑賞後は、府中の森公園を散策です。

コンデジを忘れたので、スマホで紅葉を・・・。結構、上手に撮れるものですね!?

16DSC_0503.jpg

京都は、紅葉見物客でごった返しているそうで・・・東福寺は、撮影禁止~というニュースがありましたが
そんなの・・・ありえないです!!

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木の精が現れてきそうな・・・桐の木の瘤

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二人の像を・・・いろんな角度から~

16DSC_0513.jpg

カダケスで撮った写真は、二科展に向けてタイトルを思案中です。

16DSC_0514.jpg

今まで考えてもいなかったカメラマン生活が・・・一つに絞れない~多趣味な私です。

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「でも、あなた~いろんな人生を楽しんでみるのもイイことよ!!」・・・て言ってくれているようです。

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エディータ・グルベローヴァの今。 - 2016.11.21 Mon

「日本ではもうオペラは歌わない」と宣言した今世紀最大のディーヴァ
グルベローヴァの『ノルマ』を、11月6日『プラハ国立歌劇場』の公演で楽しんできました。

IMG_6817.jpg

会場は、満員御礼。

今回の『プラハ国立歌劇場』の『ノルマ』は、
舞台が狭いオーチャードホールだからか!?・・・シンプルな舞台装置で、服装も近代設定でした。

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『ノルマ』は、ヴィンチェンツォ・ベッリーニが作曲、1831年に初演された全2幕からなるオペラ。
主役を歌うソプラノ歌手にとって最も難度の高いオペラの一つと考えられていて
ソプラノのアリア「清らかな女神よ」(Casta Diva、カスタ・ディーヴァ)は特に有名です。

『ノルマ』のあらすじは→☆☆☆

1幕の聴きどころは~「清らかな女神」



細かい技巧は、いつも通りなのですが、かなり押さえ気味に歌っていたような感じで
「がんばれ!!、グルルベローヴァ~」と、心の中で囁いて・・・。

開園後 数分経っているのに後部席のドアを開けて入って来て
「ここでは、遠すぎて声も聞こえないし、よくわかんない!!」って、80過ぎの爺さんと娘の喋り声。

マナーの悪さに周囲が騒めきたち「シー」と言ったり、「こんなの初めて!!」って憤慨していました。

きっと最後のグルベローバをどうしても聴きたかったんでしょう!!

幕間には、東急デパートを控えている『 Bunkamura · オーチャードホール』に相応しく
シャンパンと生ハムが・・・

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立ち席で頂いていると、「ちょっと伺いますが、グルベローヴァさんって、友達の話では70歳過ぎているって
言いますが、実際はおいくつなんですか?」と聞かれました。

IMG_6815.jpg

いつだったかwikiで調べたら私より1歳年上だったように思え・・・もうすぐ70歳かな!?

お隣の方が、「確か72歳ぐらいだと思います」と言ってのけたので、そのままに・・・

皆さん共通して思う事は、1幕目の初めはヒヤヒヤして聴いていた・・・と。

でも、1幕の中盤、アダルジーザとの二重唱あたりから、本領を発揮してきて
美声もテクニックも全く衰えず、コロラトゥーラの女王の座を保ち続けているなんて、これは凄いです。



羽衣のように透明で軽やかなコロラトゥーラで聴衆を唖然とさせてから、
「常に120パーセントの完璧」で・・・多くの舞台で聴衆を魅了してきたグルベローヴァ。

オペラ・アリアのコンサートも開かれる~というので
1週間後には、川口リリアホールで行われるコンサートにも行ってきました。

グルベローヴァ2

友人は、2日前にオペラシティーでのコンサートで、
超絶技巧アリア、「ルチア」と「清教徒」の2つの「狂乱の場」を聴いたそうです。

グルベローヴァ2016

川口リリアホールでのプログラムは、・・・・

グルベローヴァ4

ピアニストは、あのオペラ『ノルマ』を指揮したペーター・ヴァレントヴィッチ。
このピアニストとの掛け合い的なグルベローヴァらしい面白可笑しい演出もあって楽しかった。

アンコールでは、ボラヴォーのオールスタンディングに応えて

DSC_0501.jpg

ピアニストの即興の「さくら」には、準備していなかったんでしょう!?・・・歌詞が違いました~ね。

いまグルベローヴァは絶好調。
「2年後のバイロイトだっていけるぞ!!」って、感極まって興奮している男性が・・・。

オペラの舞台も予定がぎっしり。
2018年にはチューリッヒやウィーンやミュンヘンで「デビュー50周年」を祝うガラ・コンサートも
予定されているそうです。

過っては、ルチアーノ・パバロッティの追っかけだった私。
これからは、奇跡のディーヴァ、グルベローヴァの驚異的な「いまの歌声」を追いかけてみたい。

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